NISHISAITAMA PROJECT

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関門海峡ぐるっと一周

馬島渡航の翌日は小倉からレンタカーで南下する予定でしたが、レンタカーを借りるまでの間、少し時間があったので、門司港へ行ってみることにしました。というのも、門司港にはまだ乗ったことがない鉄道路線があったからなのです。

ちなみに門司港自体は初めて九州に行ったときにちょろっと訪問しているのです。でもその時は駅周辺に1時間ほど滞在しただけだったので、今回はがっつり観光してきました。

 

小倉から鹿児島本線で3駅、あっという間に門司港駅に到着です。



本来なら、門司港駅の駅舎の写真をあげるべきなのかもしれませんが、この日は工事中だったので写真はありません。どうやら保存修理工事中とのことで、また工事が終わったら見に行きますか。

では観光開始と行きましょう。事前の下調べの結果、門司港周辺を「鉄道→人道トンネル→バス→渡船」のように一周することができる「関門海峡クローバーきっぷ」なる切符があるとのことだったので、まずは北九州銀行レトロラインの駅でそれを購入。

購入ついでに切符の使い方を聞いてみると、この切符はフリー切符ではないので途中下車などはできないが、切符に紹介されているルートの逆回りでもOKとのこと。経験上、この手の観光地は順路通りに回っていくと混雑することが多いので、逆ルートで行くことにしました。

なので、門司港駅の近くにある船着き場へと移動です。



下関へ向かう渡船は20分おきぐらいに出ているので、特に時刻表などを気にすることはなさそうです。シーズン中だと臨時便もあるようなので、この辺に臨機応変に対応していただけるのは助かります。



晴れているときはフェリーが良いね。

関門海峡はかなり狭い海峡ということもあって、わずか数分で対岸に到着です。

ゴールデンウィークが始まったばかりとあって、こちらもイベントで盛り上がっていましたが、その辺は軽くスルーしてバスに乗り込みましょう。



例の関門海峡クローバーきっぷの逆回りがあんまりオススメされていないのは、もしかしたらここでバスに乗るところがちょっとわかりにくいからかもしれません。順回りだと来たバスに乗れば良いだけである一方、逆回りだと唐戸バス停からバスに乗るのがちょいと大変です。というのも、唐戸バス停は三叉路の中央にあり、関係ない方向へ行くバスも来るため、この手の路線バスに慣れていない人には敷居が若干高いかもしれません。まあ、誰かに聞けばわかるレベルですけど。



途中関門橋の真下をくぐる部分はなにげにハイライトの一部のような気がします(トロッコ鉄道ではトンネルで抜けるために橋が見えない)。このときは工事中だったのが残念。

唐戸バス停から数分で御裳川(みもすそ川)バス停に到着です。



ここは壇ノ浦の戦いがあったところであり、その手のモニュメントがあったり、下関戦争の時にあった砲台のレプリカがあったりします。残念ながら歴史の勉強を真面目にやってこなかったので、詳しいことはわかりませんが・・・もっと真面目に勉強しておけば良かった!

気を取り直して目的の人道トンネルへと行きましょう。

関門海峡は高速道路を除くと、鉄道や道路はすべて海底トンネルでつながっています。一般道路の国道2号線も海底トンネルでつながっているだけではなく、なんとご丁寧に歩行者専用の人道トンネルも用意されているのです。



って、ここも工事しているのかよ!! この辺を観光するのは門司港駅の工事が終わってからの方が良いかもしれません・・・?

まあ、工事中とはいえトンネルに入ることは可能なので、とにかく潜ってみましょう。



この人道トンネル、国道の一部なのですね。ご丁寧におにぎりが貼り付けられています。



県境を歩いてわたる!

注意したいのがこの県境、トンネルの最深部ではない当たりがミソです。最深部が県境だと思ってそこで盛り上がっている観光客がいたので、だまされないようにしましょう。



九州に渡ってきました。2つ前の写真とほぼ同じですが微妙に違います。ほとんど見た目が同じなので、間違えて戻ってきてしまったとか思うかもしれません(ねーよ)。

トンネルを出て北九州銀行レトロラインの駅を目指します・・・



うお、ちょうど良いタイミングできたので乗りましょう。下手すると40分待ちですから。



関門海峡めかり駅からは、当初の目的だったトロッコ鉄道に乗って門司港駅を目指します。

このトロッコ鉄道の詳しいいきさつなどはwikipediaなどに説明を譲るとして簡単に説明すると、元々は休止状態の貨物線だった線路を改造して観光鉄道にしたとのこと。しかもこの貨物線は途中にトンネルがあったり、海岸線を通ったりと、短いながらも変化に富んだ路線で、なかなか面白い鉄道でした。



トンネルに入ると車内の天井にアートが! 話しによると、1両目と2両目で絵柄が違うようです。



海も近い!

ただ、座った座席が山側だったので、自分が座っている方の窓は普通の北九州市の風景だったというのがちょっと残念でした。でも、トロッコ鉄道に乗って住宅地の車窓を眺めるようなことはそうそうないので、それだけでも乗る価値ありだと思います!

終点の九州鉄道記念館駅に到着です。



ここで九州鉄道記念館へ行くと完璧だったのですが、レンタカーを借りる時間が迫ってきていたので、そのまま門司港駅から電車に乗って小倉へと移動しました。

続きます。

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