掛川から東京だと、在来線の普通列車でもすぐに戻ることができてしまうので、せっかくだからと、今まで乗ったことのない鉄道路線に寄り道しながら東京方面へ帰ることにしました。
そしてこの辺で乗ったことのない路線となると唯一、遠州鉄道となります。そこで、これに乗る事にしたのですが、掛川から浜松まで戻ってから遠州鉄道往復するのも味気ないだろうということで、掛川から出ている天竜浜名湖鉄道に乗って西鹿島から浜松を目指すルートを取ってみました。
まずは掛川駅からスタートです。
最後に乗ったのは、確かまだ当時は学生だったような・・・と思って古いブログを読み返してみたらありました。前回乗ったのは9年前の2007年でした。あの頃は京都すらまともにいったことがなかったんだよなぁ。
それはさておき2回目の天竜浜名湖鉄道、しかも掛川から西へ向かうのは初めてということもあって、いろいろ新鮮な気持ちで乗ることができました。
非電化地方ローカル線の雰囲気が存分に味わえたので十分満足です。これで天気が良ければもっと良かった。
さて、本来ならば遠州鉄道との接続駅の西鹿島駅まで行くべきところですが、それだけだとただ鉄道を乗りつぶすだけの旅となってしまうので、少し手前の駅で降りて、2駅ほど歩いて移動することにしてみました。けっして交通費を浮かそうと思っていたわけではありませぬぞ。
天竜二俣駅で下車。この駅はかなりレトロな雰囲気を残しており、途中下車するには最適だと思います。
よく見るとすべてが国鉄時代から続く古い木造建築ではなく、レトロモダンな感じに新築された部分も見えます。
ここから線路沿いにしばらく歩きましょう。
線路に沿って伸びている国道を歩いて行くと天竜川にさしかかります。
これが晴れていてかつ、鉄道が走っていたら絵になるのですが、人生そう甘くはないのですよ。
そして、天竜二俣駅から徒歩30分強で西鹿島駅に到達しました。
ここからは遠州鉄道に乗車します。この遠州鉄道というのが地方のローカル線とは思えないほど、近代的な鉄道路線でちょっと圧倒されました。というのも、車両自体は2両編成で短い物の、電車の本数はかなり多く、しかも乗り心地は首都圏の大手私鉄と大差ないぐらいに快適、そして浜松駅周辺は高架化されていて、下手な都心の私鉄(名指しすると西武新宿線)よりも一歩も二歩も進んでいるというすごい鉄道路線なのです。
遠州鉄道は初乗車!
2両編成で駅間が比較的短いので、見方によっては路面電車とかLRTに近い存在なのかもしれません。
ほぼすべての駅で入れ替えができるようになっていることから、単線でも本数がかなり多くなっています。雰囲気としては、おなじ静岡県内の静岡鉄道の路線と似たような感じかもしれません。
っと、なんだかんだであっという間に終点の新浜松駅に到着です。終点までは30分かからないぐらいでしょうか。
乗客が多い。しかも年齢層も幅広いので、本当にこれ、地方の鉄道とは思えないな!
そしてこの後は浜松駅まで移動して、在来線の東海道線に乗って帰ったのでした。
実はこの後、伊豆に立ち寄って温泉などに入って来たのですが、デジカメが故障してしまったのでその話はツイログの方で・・・