NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

実家に帰るついでに知多半島に立ち寄ってみた

九州から18きっぷなどで帰ってきた翌週。ちょいとしたヤボ用があり、実家のある埼玉へと一時的に帰ることになったので、タイヤバーストから復活したdoveplusを持って実家へと帰ることにしました。

もちろんdoveplusがあるからには、多少なりとも寄り道してみる計画も盛り込んでおります笑

では、広島から埼玉へ行く途中、どこで何をしてきたのかというと・・・愛知県にある知多半島などを経由してみました。

広島から新幹線に乗って名古屋へと行き、名鉄に乗り換えて知多半島を目指します。



名鉄近鉄名古屋駅は地下なので、存在感があまりないですね。あおなみ線の乗り場もどこにあるかわかりにくいですし、JR東海は他の鉄道会社の雰囲気を消すのがうまいとはよく言った物です。



駅構内がダンジョンとも呼ばれる新宿駅や梅田駅の地下街に比べて駅そのものはシンプルでも、ここからお望みの電車に乗って一発で狙った目的地へ行くには、それなりなスキルや経験が必要な名鉄名古屋駅

そんな私は、なんだかんだで名鉄名古屋駅は何度か利用しているので、なんとか1本逃しつつも河和線を行く電車に無事に乗ることができて一安心。

河和線に乗って知多半島を下っていき、富貴駅知多新線にお乗り換えです。



今回の目的の一つがこの、知多新線乗りつぶしでした。

知多半島の東側を行く河和線は今まで何度か乗っているのですが、西側を進む知多新線は乗ったことがなく、そもそも乗る機会も無かったので、今回は最優先で組み込んだのです。

知多新線は名前の通りに名鉄の中では比較的新しい路線で、全体的に高規格で踏切すらほとんどないナイスな路線であるにも関わらず、いろいろと開発に失敗してしまったところも多く、複線の用地があるのに全線単線の寂しいローカル線になっています。



中途半端にホームまで作ったところで放棄された小野浦駅を通過中。なんでも、近くにニュータウンを作るつもりが結局できずに、駅自体も作るのをやめてしまったとか。

小野浦駅を通過し、終点の内海駅に到着。



ここで、doveplusを取り出して知多半島を廻ってみましょう!



知多新線はローカル線であっても、駅自体はこんな感じの昭和後期に作られた大手私鉄の駅みたいな雰囲気の駅が多めです。内海駅も全然終着駅っぽい感じが無いですね。



知多半島を一周する国道247号線をひたすら走っていきます。

この辺は「チタイチ」というロードバイク知多半島を一周する、愛知のサイクリストにはおなじみのサイクリングコースの一つであり、こんな天気であっても何台ものロードバイクとすれ違い、時には追い越されました。残念ながら、折りたたみ自転車の同業者はいませんでしたが笑



対岸に見えるのは、三重県志摩半島や周辺の離島群。あの辺は伊勢神宮ぐらいしか行ったことがないし、いつかは訪問してみたいところの一つではあります。



知多半島の南西側は開発が遅れている地域でもあり、名古屋から比較的近いわりには、昔ながらの漁村みたいな風景が広がっています。それに、知多半島の中心部分には南知多道路という高速道路的な道路も整備されているからか、こちらの国道は交通量もそこまで多くないのが良いですね。

時計を見るとお昼時、ここら辺で昼食休憩しましょう。



腹減ったなぁと信号待ちしてる時、ふと横を向いたらたまたま目に止まった魚河岸食堂・酒肴亭あゆちゃん家。どうみても酒と肴の美味そうな店ですが、今はお昼ですし、それ以前にチャリで移動中なのでお酒は控えますよ。



「本日は生しらす入荷」という掲示があったので、迷わず生しらす丼を注文。

赤味噌の味噌汁のほか、なぜか頼んでもいないのにエビフライが「俺こそがメインディッシュだ」のごとく出て来るあたりが愛知県っぽいです。



生しらすはめちゃくちゃ美味かったです! これは無限に食えるし、日本酒が欲しくなる笑

いやぁいい店だった。今度は最高の肴と共に酒が飲みたい・・・・っと、生しらすやエビフライに満足したところで出発しましょう。



知多半島の先端部分ぐらいまで来ると、海もかなり綺麗になってきました。

そして、知多半島最南端の羽豆岬に到達!



この日は小雨予報で、愛知県でも知多半島以外では実際に雨や雪が降っていたようですが、運の良いことに良い天気に恵まれました!

せっかくなので、この背後にある羽豆岬の展望台へ登ってみましょう。急な石段が続いていてチャリは進入不可っぽいので徒歩で向かいます。



正面やや左に見えるのが日間賀島で、右端にちょろっと見えるのが篠島の先端部分です。篠島は10年以上前に水樹奈々ライブin名古屋公演のついでに行ったことがあります(そもそも、ライブイベントついでに離島へ行くとか・・・)。

こうしてみると日間賀島は近いし、これはもう行くしかないのでは?? と思い、フェリーのダイヤを調べてみたら、なんと30分毎ぐらいのペースで船が出ていることを発見。これはもう渡るしか無い! と、急遽チタイチを中断して、島への渡航を決定しました。

 

本日のここまでの行程は以下の通りです。


 

この感じだと輪行名鉄を活用すれば、ロードバイクでは無くても「チタイチ」のハイライトを楽しむぐらいならば、わりと手軽にできそうですね。

 

続きます

←新しい記事 / 古い記事→