NISHISAITAMA PROJECT

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阿蘇ドライブからの小田温泉で温泉三昧

昨年の夏休みや今年のゴールデンウィークは温泉旅館でゆっくりと過ごすようなことはせず、せわしなくあちこち巡る旅に出ていたので、今年の夏休みは、どこかの温泉旅館に1泊しようかと計画していました。

ただまあ、結果としては前回や前々回のように、朝から晩までチャリ乗ったり山に登ったりと、相変わらずのハードなバカンスを楽しんでいた訳なのですが、元々は、今回紹介する小田温泉へ宿泊する目的が最初にあり、その「ついで」であれこれやっているうちに、結局いつもの夏休みとなってしまったのです。

ちなみに小田温泉と聞いて、すぐに場所を言える人は相当の温泉通かと思われますが、どこにあるのかというと、熊本県南小国町の山の中にあります。南小国町といえば黒川温泉が全国的にも有名であり、この小田温泉は、そんな黒川温泉から山を一つ隔てた隣の集落に沸いている温泉なのですね。

otaonsen.angry.jp

というわけで、小田温泉を目指しつつ、近隣の観光名所などを軽く訪問してきました。

まず最初に訪問したのは、阿蘇山の東側にある高森町です。

高森町というより熊本県は、焼酎大国九州の中心にありながら日本酒造りが盛んな場所で、歴史ある日本酒の酒蔵なども点在しています。そんな酒蔵の中から1つ、立ち寄ってみました。



山村酒造・阿蘇の酒れいざん。

shop.reizan.com

さっそく、お土産用に四合瓶1本と、今夜飲むための二合瓶1本の計2本を調達です。

試飲も勧められましたが、残念ながら今回はドライバーなので飲めませんでした。2016年の熊本地震で被災した南阿蘇鉄道も、7年の時を経て全線で運転再開したことですし、今度は鉄道で訪問してここで日本酒を楽しみたいところですね! 高森駅から徒歩圏内ですし。

そんな、南阿蘇鉄道の線路に沿って西へと進み、次に向かったのが白川水源。

minamiaso.info



実は2回目の訪問です。

前回訪問した時は天気が悪くて、イマイチ写真映えしなかったこともあり、改めて訪問してみました。



水がめちゃくちゃ綺麗。



こういうところは小銭などが投げ込まれていて、その水自体を飲むことができないこともあるのですが、この白川水源の水は柄杓ですくって、その場で飲んだり持ち帰ったりすることができると言うからこれまたすごい。そしてその水がとても美味い!

環境整備協力金という名の入場料が100円かかりますが、100円以上の価値は十二分にある水源だと思います。

阿蘇村を西へと進んでいくと、阿蘇カルデラの南側と北側をそれぞれを流れる白川と黒川が合流する地点にかかる新阿蘇大橋が見えてくるので渡ってみましょう。



この橋は例の熊本地震で崩落した阿蘇大橋の代わりとして新たに架けられた橋なのですが、その崩落してしまった阿蘇大橋の一部が今でも残っていて、それが新阿蘇大橋の脇にある展望台からも確認することが可能です。



痛ましい事故も発生してしまった阿蘇大橋、実際に近くで見てみるといろいろ考えさせられます。

・・・

阿蘇大橋を渡ったあとは、豊肥本線沿いに阿蘇カルデラの北側へぐるっとまわって、今度は国道212号線を通って阿蘇の外輪山の上へと登っていきます。この国道と交わる外輪山の上を走る県道12号線はミルクロードとしても有名なドライブコースで、晴れた日にはそれは素晴らしい景色を堪能できるのですが・・・



残念なことに天候が急に悪くなってしまい、景色も微妙に。

ic-yas.hatenablog.com

この辺は何度も訪問しているゆえ、天気が悪くても諦めが付きます笑


大観峰やミルクロードは無視して小雨降る中、30分ほど法定速度で車を飛ばしていくと目的の小田温泉に到着です。天気も悪かったこともあって特に車から降りることなく、そのまま予約してあった宿へ直行します。

今回、お邪魔させて頂いたのは、離れ宿 山咲さん。

www.yamasaki4649.com



(この写真だけ翌日撮影したので晴れてます)

全室離れで、すべての部屋に源泉掛け流し露天風呂がある、ちょっと良い感じの温泉旅館。久しぶりのビジホ以外の宿です笑

チェックインを済ましてから、お部屋に移動します。



全室離れということで、フロントで手続きしたあとは、外を歩いてお部屋へ向かいます。



お部屋も広々。大学生の合宿とかに使ったら8人ぐらい寝泊まりできそうなくらいの広さ(もちろん実際はそんなことできません)。いつも言ってますが、今回も言わせてください。


「こんな環境でテレワークできたら最高では???」

 

他の誘惑と言えば温泉ぐらいだし、手取り日給4万円ぐらい貰えるならこういう宿に長期滞在したいですね・・・




部屋には源泉掛け流し露天風呂!

この日は他に宿泊客がもう1組しかいなかったこともあり、大浴場も男女の区別無く、いずれか開いている方に入って鍵かけての貸切り利用でOKとのことだったので、まずは(カメラというかiPhone持って)大浴場へと行ってみました。



内湯と露天風呂の2構成となっており、特に露天風呂は宿の規模を考えるとなかなかの広さ。温度もバッチリで良い感じに長湯できそうな感じです。

泉質の方も、ナトリウム炭酸水素・塩化物・硫酸塩泉といういろんな温泉のいいとこ取りしたような温泉でとても気持ちよく入浴することができました。塩素臭も全くなく、申し分の無い温泉でしたね。 



熊本の旬の食材を生かした夕食も美味かったです!


写真には無いけど、さすが熊本だけあって馬刺しなんてのもあったし、しかもそれにあう日本酒も用意されていたので、大満足です。



夕食後、少し休憩してから再び大浴場へ。夜もまた良い・・・

通常、大衆向け観光ホテルやビジホの温泉の場合、散々気が済むまで大浴場に入ったら、あとは部屋で酒飲んで寝るだけなのですが、今回はお部屋にも専用の掛け流し温泉露天風呂がついているのでこちらも楽しみましょう。



さすがに大浴場に酒を持って行くのはよろしくないだろうと思ったので(まあ、持って行っても他に客がいないので大丈夫だとは思いますが)、酒飲みながらの入浴は、部屋の露天風呂で楽しみました。これをしたいがために、わざわざ今朝、酒蔵に立ち寄って日本酒を買ったというのもあります。

・・・

そんなこんなで翌日もチェックアウト時間ギリギリまで部屋の風呂に入ったりし、その後は大分県の方を経由しつつ、拠点へと戻ったのでした。

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