NISHISAITAMA PROJECT

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富海駅より防府市の向島訪問

今年も18きっぷシーズンが始まりました!

ということで、第一弾として向かったのが山口県防府市広島市内からだと片道2500円程度かかるので、日帰り18きっぷ旅行的には良い感じに元が取れるところなのです。

広島市内を8時台に出る山陽本線に乗って防府方面へと向かい、防府駅の一つ手前の富海駅で降りてみます。



明治時代に建てられた古い駅舎が半年ぐらい前まで残っていたのですが、いろいろあって取り壊されてしまったようです。そのレベルなら文化財として残しても良いのではも思うのですが、維持管理とか税金とか不審者に対する警備とか、その他諸々が大変なのでしょうねぇ・・・



トイレと跨線橋だけが残った富海駅を眺めながらdoveplusを展開します。

富海駅は海と山に囲まれた小さい集落の中にある無人駅で、ちょっと行くと海水浴場なんかもあったりと、雰囲気的にはなかなか良さげなところ。その手のアニメとかゲームの舞台にもなりそうな感じではあります。



この日はあいにくの空模様で眺めは残念な感じ。綺麗に晴れたときに再訪したくなる風景です。

富海駅から山陽本線の線路に沿って防府駅の方へと進んで行きましょう。



山口県内の山陽本線は海岸線ギリギリを走る区間が何カ所かあり、この戸田(heta)~富海(tonomi)~防府(houfu)もそんな眺めの良い海沿いを走ります。海の無い埼玉出身の人間からすると、それだけでもテンションが爆上げするところなのです笑

しばらく進んで行くと、次第にあたりは開けていき、防府の市街地が見えてきます。

ここでまっすぐ防府天満宮防府駅の方へは行かず、防府市内にある島へと寄り道してみることにしました。



まずやってきたのは三田尻港。防府駅もかつては三田尻駅と呼ばれていたらしく、「三田尻」が本来のこの辺の地名なのでしょう。

三田尻港からは野島という離島へ渡れる離島航路があり、時間を調べてみると1時間後ぐらいに出発することが判明。12時半の船で渡航し、16時半の船で戻る案が頭の中に浮かびつつも、湯田温泉に行って温泉三昧する気持ちの方が勝っていたので野島への渡航は諦めます。これについては、また別途どこかで考えましょうか。

三田尻港から少し西へと向かうと、防府市内にある島、向島が見えてきます。



この橋、よく見ると踏切と遮断機があります。



錦橋というこの橋は旋回橋で、船が来ると橋が90°回転するとのこと(有名なところだと、天橋立にも同様の旋回橋がある)。しかも今でも現役で、ごくまれに動くらしいですね。是非ともその瞬間に立ち会ってみたいところではありますが、ネットの情報を調べてみても、狙って動いているところを拝見するのはまず不可能とのこと(そもそも情報自体ほとんど無いという)。



よく見ると陸地と橋の結合部分が円形になってます。

・・・

さて、何はともあれ向島に上陸したので、とりあえずは行けるところまで行ってみましょう。地図で確認する限りでは島一周はできないので、この錦橋から最も遠い地点まで往復してみることにしました。



防府山口県の他の街と同様、海沿いには工業地帯が広がっており、市街地に近い向島鄙びた感じはそれほど感じられないのですが、さすがに島の先端部分までやってくると離島らしさが少しずつ出てきます。



小田港バス停。バスはここまで来るようです。



そして小田港の最西端にある、道路の終点までやってきました。



防府市街地方面は中関港と、それに付随する自動車工場や倉庫群がたくさん見えますが、海は意外と綺麗だし、対岸の工場群とは対照的に向島のこちらの集落は、いたって長閑なところでした。

 

ここまでの行程は以下の通りです。

 

少し長くなってきたので続きは次回

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