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しまなみ海道サイクリング(広島編)

ついに念願だったしまなみ海道サイクリングをDAHON DovePlusにまたがって、尾道から今治へ、本州から四国へ向かう最もメジャーなルートで走ってきました。というのも秋も深まるこの時期は、北風になることが多いため、尾道今治の方が自転車的には楽だろうというのと、せっかく今治まで行くなら、愛媛県で1泊してついでにその辺の観光も合わせてやってこようというもくろみもあったのです(あとは地図を見ると、尾道今治の方がクライマックスの盛り上がりが来島海峡大橋あたりで発生しそうなように見えたというのもあります)。

明け方まで雨模様というあいにくの天気でしたが、昼までには晴れるという天気予報を信じて、まずは自宅近くの中筋バスターミナルから尾道方面へ向かう広島交通の高速バスに乗り込み尾道へ(余談ですが、初の高速バス輪行でした)。



尾道駅のすぐ向かいに、向島へと向かう渡し船があるので、そちらへ移動します。



まるで川のような尾道水道を渡り、ちょっとした入り江というか川の河口のような水路を進んで行くと、僅か数分で対岸に到着。



距離的には200メートルないぐらいの海峡なので、自転車専用の橋でも架ければ良いような気がしますが、いろいろあるのでしょう。



ここから先、はるか遠くの今治までの75kmは自転車と共に走りきりますよ!



島とは思えないぐらい、本州側と何ら風景の変わらない向島の市街地を抜けていくと赤い橋が見えてきます。この橋を渡れば対岸の岩子島という島に渡ることができます。いつもならこういうスポットには必ずお立ち寄りするところですけど、今回は今治まで頑張る必要があるため寄り道せずに先を急ぎます。



向島の反対側まで行くと、次の島へとかかる因島大橋が見えてきます。もちろん尾道水道のようなフェリーは(おそらく)ないので、この橋を使って渡ることになります・・・が、控えめに見てもかなり高いところに橋が架かっているので、変速器のないミニベロや一般的なママチャリだとこの先が思いやられます。



やっとの思いで因島大橋の入口に到着。因島大橋はこの後に続くしまなみ海道の他の橋とは異なり、自動車道の下に歩道が付いているタイプの二重の橋なので道路の下へと潜り込みます。



瀬戸大橋の下を走る鉄道路線瀬戸大橋線のような感じですね。開放感がないものの、東京湾にかかる台場のレインボーブリッジとは異なり、自動車道と歩道が完全に分離しているので排気ガス的な不快感は全くありません。

橋を渡りきると、先ほど因島大橋を渡るためだけに登った分だけ下り坂で一気に下っていきます。



尾道から二つ目の島、因島です。こちらは向島よりも本州から離れてたこともあり、向島よりも離島っぽい雰囲気が出てきました。

サイクリングコースに指定されている最短ルートを突っ切り、今度は生口島へと渡る生口橋を渡ります。



因島大橋に比べれば小ぶりではあっても、橋の高さまで登るのはやはり大変です・・・これがあと何回続くのだろうか。



因島大橋以外の橋は基本的に高速道の横に歩道が付けられているため、とても眺めが良いです。しまなみ海道の自動車部分である西瀬戸道は交通量もそこまで多くないので、自転車で併走して歩道を走っても車のことは全く気になりません。



よく見ると建設中の橋が見えます。あの、生名島と岩城島の間にかかる橋ができたら近い将来、しまなみ海道サイクリングコースのサブルートができるかもしれません。

・・・

生口島を渡ると3つめの島、生口島に上陸です。生口島しまなみ海道広島県側最後の島で、ここには有名な耕三寺があるので、休憩がてらお立ち寄りしてみましょうか。



左側に小高く見える山は(たぶん)三原の竜王山、右手前に見える島は佐木島です。佐木島三原駅からすぐ渡れる島で、生口島三原駅からわりと近いので、次回は三原から生口島まで直接フェリーで渡ってショートカットしてしまうのも良さそうです。

生口島の北側をぐるっとまわると瀬戸田の中心地に到達し、その街中にあるお寺がこちら。耕三寺。



比較的歴史が新しいお寺だからか、全体的に色鮮やかでハデな建物が多いです。



そして本堂の裏に続く道を上っていくと、未来心の丘が見えてきます。



イタリアで活躍している日本人芸術家が何年も掛けて造り上げた芸術作品だそうで、確かに地中海をイメージしたような造りになっています。



お寺とこの組み合わせはちょっと??なところもありますが、それを抜きにしてもなかなか迫力があり、眺めも良いのでこれはオススメ。

といったところでキリが良いので続きます。

 

続き↓

ic-yas.hatenablog.com

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