(記事の日付が2020年7月19日ですが、書いているのは2022年7月です)。
広島市北部の安佐北区、可部の市街地からほど近いところに南原峡という峡谷があり、そこには無料のキャンプ場が整備されています。
そんな、南原峡にあるキャンプ場に、職場のキャンプ仲間であるHさんと、ぶっつけ本番、ほぼ無計画で行ってみたのです。
広島市内から国道54号線を突っ切り、可部の街外れから南原峡方面へと向かいます。
可部の街からここまで距離的には大したことないのですが、麓から延々と坂を上り詰めたところにあるため、自転車キャンプは不可能に近いのがちょっと残念。そんなに広くもなく、車を横付けできるような場所も限られていることを考慮すると、バイクキャンプが最適かと思われます。
道路に面した良さげな場所は、既に先客に占領されていたため、川を挟んで反対側にある芝生の高台にテントを設営してみました。
タープがあると見栄えが良くなりますね!
ソロキャンでもタープが欲しいところですが、荷物も増えてしまうため、ミニマリスト的なキャンプを目指す自分にとっては、なかなか手が出しづらいシロモノではあります。むしろタープのみで野宿するのはありかも笑
ビールを飲みつつ火起こし中。
焼肉!
日が暮れても、ひたすら焚き火を燃やし続けていました。
焚き火というのは、ただひたすら何かを燃やしているだけでも、なぜか飽きずに何時間も続けられてしまう不思議な魅力があります。それに、虫の多い時期は、焚き火をやっておくと虫が近づいてこないというメリットもあるのですね。
デメリットとしては焚き火臭くなるところでしょうか・・・!
その晩、燃やすものも無くなったあたりで、就寝となりました。
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翌日、少し早めに目覚めたので、キャンプ場裏にある滝を見に行きました。
落差もそこそこあって、小規模ながらも見事な滝でした。ちょうど梅雨明けしたかしないかぐらいの頃で、水量もあったのが功を奏したのでしょう。
その後、適当に片づけて撤収したのでした。
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まあ、今思い返せば、7月の暑い時期のキャンプなど、いろいろ厳しい物がありましたが、それでも夜になればそれなりに涼しいし、特に山間の水辺のキャンプ場は直射日光さえ当たらなければ案外快適に過ごせるので、夏場のキャンプはこういうところを探してみるのはありなのかもしれません。
ただ、テント設営時はともかく撤収時は大汗をかくこと間違い無しなので、やはりキャンプは晩秋の頃か、早春~初夏にかけてがベストシーズンだし、夏場のキャンプはテントではなく冷房完備のバンガローとか、最近流行のグランピングが良いかと思われます。