自粛で失われたゴールデンウィークのエンジョイを取り戻すかの如く、先週の豊平に続けて今回は竹原と大崎上島に自転車担いで行ってきました。前回は山だったので今回は海に行ってみたかったのです。
広島市内から大崎上島へ公共交通機関で向かうには、竹原まで高速バスで移動して竹原港まで行き、そこから接続しているフェリーで島へ渡るルートが最も一般的です。これは、前回、大崎上島の属島である生野島や契島へ渡るときに使ったルートになります。
今回は大崎上島を一周するのが目的だったので、広島から見て竹原よりも少し手前にある安芸津港から出ているフェリーで対岸の大西港へ渡って一周する計画を立て、呉線の始発電車で向かいました(前回は大崎上島でフェリーを乗り換える都合上、竹原港~白水港のフェリーを使う必要があった)。
が、電車に乗ってからよくよく調べてみると、5月いっぱいは臨時ダイヤで、狙っていたフェリーが運休であることが判明!
結局、安芸津港のフェリーだと1時間以上待たされてしまうので、竹原港から乗る事にしました。こちらの方は2~30分毎にフェリーが出航するダイヤになっているので使い勝手は良いですね。
竹原駅の有名な一文。
なぜ最初、フェリー的に便利な竹原ではなく安芸津から島へ渡ろうと考えたのかというと、安芸津港は呉線の安芸津駅とほぼ直結している反面、竹原港は竹原駅から1.5kmほど微妙に離れているため、これを嫌って安芸津港を狙っていたのです。でも、こちらに来てしまったなら仕方ないですね・・・というわけで、自宅から抱えてきたDove Plusを展開して竹原港までの1.5kmを飛ばしますよ!
・・・の前に、フェリーのダイヤを気にしなくて良いなら、早朝の竹原市内をチャリで散策してみるのも面白そうなので、せっかくなので、少し街中を見てきましょうか。
竹原と言えばこの、町並み保存地区。安芸の小京都とまで言われているらしく、前々から興味があったのです。アニメ「たまゆら」にも良く登場してましたし。
おお、なかなか良い町並み。テーマパークではなく、リアルな街というのがまた良いです。京都の祇園周辺っぽい感じがあります。
この時点でまだ7時半だったこともあって、ほとんど誰もいないのもまた良し。まあ、ある程度店が開いていた方が生活感もあって良いんですけど、それは時間をずらして再訪問してみましょうか。竹原なら自宅からでもそんなに遠くないですし(ただ、自宅近くのバスターミナルにバスが停車しないので、竹原より遠い尾道よりも行きづらいという・・・)。
猫発見。
裏通りもこんな感じで整備されているので、張りぼて感はありません。
初代郵便局跡。この黒いポストは明治時代に使用していたものを復元したものらしく、実際に集配も行われているとか。
郵便局のすぐ近くにある西方寺の門が開いていたので、ちょいと訪問させて頂きました。
古い町並みと坂の上のお寺。尾道と雰囲気がよく似ています。この階段を上りきったところに本堂があり、その右手前には普明閣というお堂があるので、そちらに行ってみましょう。
激しく逆光で写真が綺麗に撮れなかった! ここは、崖にせり出したところに造られた建物で、一説には京都の清水寺を模して設計されたとか。
中に入ることもできるので早速お邪魔してみましょう。
土足厳禁です。日本語しか書いていないから、欧米人なんかは土足で上がっちゃいそうな・・・(京都でよく見る光景)。
竹原市内が一望できます。標高はそこまでなくても、竹原市内には高い建物がほとんど無いので、十分良い眺めが楽しめるかと思います!
・・・
そろそろ頃合いになってきたので、今回の目的地である大崎上島へ渡るフェリーが発着する竹原港へ移動しましょう。ここから2kmちょっとなので、自転車ならあっという間です。
道の駅とたまゆら。たまゆらも10年以上前のアニメなんだよなぁ。このアニメ自体はわりと最近になって見たので、個人的にはそんなに古いアニメって感じがしないんですけど。
弁当でも買っていこうかと売店を覗いていたら臨時休業中・・・残念。
それではフェリーに乗って、大崎上島の垂水港を目指します!
といったところで続きは次回。