NISHISAITAMA PROJECT

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伊予鉄完乗への軌跡

今年もさっそく2週間の広島出張となったので、そのちょうど中間点の土曜日休みを使って広島から瀬戸内海を挟んだ対岸にある愛媛県松山市周辺に行ってみる事にしました。松山周辺には半年前にも行っているのですが、あの時は出張帰りに立ち寄ったということもあって、じっくり見て回れなかったこともあったので、今回は丸一日フルに使ってがっつり観光してきました。

 

滞在中の広島から松山へ行くにはフェリーを使うのが一般的です。前回もフェリーでしたが、今回は広島港ではなく呉港から行く事にしました。なぜかというと広島港が広島市内から若干離れているため、6時台のフェリーに乗るためにはタクシーを使うか徒歩アクセスする必要があるのです(7時以降ならば市内から路面電車でアクセスできるので、少し割高ですが広島港から行く選択肢もあるかと思います)。しかも、広島港発は呉港発にくらべ1000円程度料金が高いため、広島駅周辺の宿に泊まっている場合は500円支払って呉線で呉駅まで移動した方が若干やすくなるし、広島港を6時台に出るフェリーにも乗る事ができるのですね。

 

なので、まずは呉港まで移動します。

 

 

 

 

広島6:04発の呉線に乗れば呉に7時前に到着する事ができるので、呉港7:30発のフェリーに乗る事も十分可能です。

 

ここでフェリーの往復券を購入して、さあ船に乗り込みましょう。

 

 

前回も乗った四万十川です。今回もお世話になります。

 

半年前は天気の良い9月のシーズンだったということもあって、呉港からの乗客はかなり多かったこの航路。今回はシーズンオフの1月中旬であるからか乗客はまばらで、今回も最前列という特等席に座る事ができました。まあ、すぐ寝てしまったんですけど。

 

 

音戸(ondo-no-seto)の瀬戸を通過するときはデッキに出て眺めてました。ここを通過するときはやっぱり外に出て眺めておきたいですね。

 

そしてこの直後に猛烈な睡魔に襲われ気がついたら松山観光港に到着。

 

 

今回もみきゃんに歓迎されまくってます。

 

そして前回と同じように高浜駅まで10分ほど歩いて、伊予鉄に乗車です。今回は一日乗車券を買って乗りまくりますよ!

 

ちなみにですが、一日乗車券自体はフェリーの中でも販売していて、これをフェリーの中であらかじめ買っておくと、松山観光港から高浜駅までピストン輸送している100円バスに無料で乗れるので、バスに乗りたい人は先に買っておくと良いかもしれません!(実はこれに気づいたのは帰りの船の中だったという。帰りは一日乗車券でバスに乗りましたよ)

 

 

前回と全く同じ時間の横河原行きに乗ります。高浜線および、横河原方面の詳細は前回のブログを参照して頂ければ良いかと思います。

 

今回はまだ未乗の郡中線と、路面電車の本町6丁目方面に行く路線、それと城北線の一部を乗りつぶします。

 

 

松山市駅から郡中線に乗り換えます。こちらの路線は大型ショッピングモールがある途中の古泉駅まではそこそこ混雑していました。そこをすぎると空気輸送に近い状態でしたけど。

 

 

でも、途中駅まで地方ローカル線の休日昼間にしてはそこそこの乗車率だったので、今後も末永く生き残っていけるのではないでしょうか?

 

このまま終点まで乗り通しても面白くないので、終点の一つ手前で降りてみます。

 

 

伊予鉄の郊外電車の駅間はせいぜい1〜2km程度なので、一駅ぐらい歩くのは余裕なのです。というわけで、線路沿いに郡中港駅目指してレッツウォーキング。

 

 

この日は今年度一番の寒波が日本列島を襲った日だった事もあってとても寒かったです。なので、自然と早歩きになっていたためか、あっという間に終点の郡中港駅に到着・・・

 

 

すぐ近くにJR四国伊予市駅もあるので、バリエーションを付与したいと考えているならば、JRを使ってみても良いかもしれません。まあ、今回は伊予鉄の一日乗車券があったので郡中線で帰りますが。

 

・・・

 

松山市駅に戻ってきました。手持ちのスマホ松山市内電車のダイヤを調べてみると、ちょうどうまい具合に30分毎に走っている本町線(と呼ばれているかどうか不明ですけども)に乗る事ができる事が分かったので、そちらに乗る事にしました。

 

 

郊外電車から市内電車へと乗り換えましょう。そして、松山市駅からわずか一駅先の南堀端でいったん下車します。

 

 

Wikipedia曰く、日本で最も本数頻度の少ない路面電車の路線だそうで、そういった意味では日本で一番乗りにくい路面電車なのかもしれません。実際に、何度も乗っている伊予鉄の中では唯一全く乗った事のない路線であったぐらいには乗る機会に恵まれないため、乗りやすいとは言いがたいです。

 

 

木製の床!

 

松山市駅やJR松山駅から道後温泉へと向かう路線に比べると本町線は利用客もやはり少なめです。いかんせん本数の少なさゆえに、利用客から敬遠されている気がしないでもないです。

 

 

終点の本町6丁目電停では城北線の電停と接続していて乗り換えが可能なのです。こちらは4年ほど前に鉄砲町〜JR松山駅まで乗っているので、鉄砲町〜上一万までの未乗区間乗りつぶします。

 

 

幅1メートル無いぐらいの非常に狭いプラットホームに勢いよく滑り込んでくる電車の図。こちらは専用軌道なので路面電車と言うよりも郊外電車のような雰囲気があります。イメージ的には京都の京福電車北野線が非常に近いですね。

 

そして上一万で道後温泉方面へと乗り換え、道後温泉へと向かったのでした。

 

というところで続きます!

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