道後温泉駅に到着したならば、もう行く場所はひとつ、温泉しかないでしょう! と、さっそく道後温泉へと向かいました。実を言えば半年前にも道後温泉に来ているので、どうせだったらと、違う温泉施設へ行ってみました。
道後温泉椿の湯。有名な道後温泉本館のすぐ近くにある温泉で、本館が観光客向けならばこちらは地元の人向けの銭湯といった位置づけでしょうか。もちろん道後温泉の源泉を使用しているのでれっきとした温泉ですよ。
ここは道後温泉本館のような館内のランク付けなど無く、400円の入浴料とロッカー代として10円支払うと唯一の大浴場へと入る事ができます。大浴場自体は、道後温泉本館の一番下の風呂をちょっと広くしたような感じで、スーパー銭湯的なサウナやジャグジーなどはいっさいありません。でも、その分だけ古き良き温泉を安価で楽しむ事ができるのでオススメです。混雑具合としては、1月中旬の土曜日昼過ぎにいった感じではそんなに混んではいなかったのでご参考までに。
さあ温泉後と行ったらビールですね! と、ここでは前回も訪問した地ビールが飲めるお食事処へ再び訪問しました。
では早速。
鉄道&フェリー旅行だからできる昼から飲むジョッキビール!
その他、適当に愛媛近辺の名物料理などをチョイスしながらしばしの休憩。前回と違って帰りの時間に余裕があるので、気が済むまで居座っていました。
・・・
良い感じに酔いも回ってきたので、酔い覚ましに道後公園という小高い山がある公園へ行ってみました。
あれはよく見るとあれは松山城かな? 城にも行ってみましょうか。
そうと決めたら、すぐに公園の下にある路面電車の電停から電車に乗り込んで、大街道へと移動です。
そういえばここの愛媛銀行の広告の水樹奈々さん、ここだけなのかな?
大街道電停で降りたなら、道標に沿って5分ほど歩くと、ロープウェイ&リフト乗り場に着きます。松山城は山の上にあるいわゆる山城で、それも街中にしてはかなり高いところに位置しているため、こういう乗り物を利用した方が楽々いけるのです。
そして「ロープウェイ&リフト」なのでいずれかを選ぶ事ができます。料金は同じなので自分の趣味に合っている方を選べば良いと思います。個人的には、高所恐怖症でない限りはリフトを選んだ方が楽しめるのではないでしょうか。
帰りは歩いてみようかなと思って片道切符にしたのですが、これ、帰りは眺め良さそうだったので往復にすれば良かったと思いました!
6分ほどのリフトに乗ると山頂に着きます。そこからちょっと歩くと松山城の真下に出ます。
街中にあるにもかかわらず、こんなに山の上にある城は珍しいのでは。
ここまで来て引き返すわけがありません。天守閣を目指しましょう・・・入口でしかるべき入場料を支払って城内へ。
道後公園で出会った蘊蓄おじさん曰く、松山城は日本に現存する12天守のうちの一つとのこと。当時から残る珍しい天守閣はやはりコンクリートで再建された城とはひと味違った重みがありました。
特に天守閣から見る松山市内の風景は絶景。これなら前回も立ち寄れば良かったかもしれません。
天守閣は吹きさらしでメチャクチャ寒かったです。真夏ならばちょうど良い涼しさを体感できそう。
あと、城内にはなぜか日本刀を持ってみる体験コーナーなんてのもありました。
これは重い。よくこんな重い日本刀を持って闘えたなぁ俺には無理。
城に満足した俺様御一行(一人ですけど)は、大街道のアーケード街を抜けて松山市駅へ。
松山市駅からは高浜線に乗って高浜まで移動し、来るときにも乗ったフェリーに乗って広島へと戻ったのでした。
車窓から海がよく見える区間。高浜線も観光列車を走らせても良さそうですね。坊っちゃん列車とか。
少し時間があったので、愛媛県のローカルCMを眺めていたら・・・
うお、奈々さんがCMに出てるww
今回は広島・呉~松山の往復フェリー乗船券を買ったのですが、帰りのフェリーのチケットは窓口で交換する必要があるのですね。特に気にせず乗り込もうとしたら「復路フェリー券は窓口で交換してください」と注意されたので、皆様も注意してください・・・って、確かにチケットに書いてあったわ。
まあ、それはともかく、広島に滞在中に松山市内へと観光に繰り出してみましたところ、かなりがっつりと観光できたので大変満足しました。今後も広島へ出張することは何度かありそうなので、そのときはまた今回みたいに行ってみてもいいですね!