昨年に引き続き、有馬温泉に立ち寄れるチャンスを得ることができたので、今度は前回立ち寄れなかった銀の湯を目指してタオル片手に再び有馬温泉へと行ってきました。
新神戸駅で下車したのは、もしかしたら初めて?
有馬温泉へは北神急行線を使えばすぐにでも行けるところを、今回は神戸電鉄の未乗区間である新開地駅~鈴蘭台駅を乗りつぶしたかったので、まずは新開地駅へいろいろ乗り継いで移動します(三宮まで歩いて阪神の三宮駅経由で行った)。
昭和の香りが色濃く残る地下駅の新開地から神戸電鉄に乗ります。細かい指摘をすると、次の湊川駅までは神戸高速線の路線という話しもありますけど、だいたいの人にはどうでもいい事なので、詳細は省略します。
トンネル区間を抜けると、登山鉄道並の勾配をぐんぐん登っていきます。さっきまで都心の地下を行く路線だったのに、すぐに郊外の住宅地になったかと思いきや、あっという間に山岳区間に突入して利用者皆無で廃れた駅やら山奥のダムが見えたりと目まぐるしく車窓が変わっていくので見てて楽しいです。ただ、ロングシート車両なので座ってしまうと何も見えませんが。
急勾配の区間を登り切ると鈴蘭台駅に到着するので、ここで粟生方面とはお別れです。
山間部のニュータウン地帯を進んでいくと、谷上駅で新神戸方面からやってきた北神急行線と合流し、さらに数駅進むと有馬口駅に到着します。ここで有馬温泉方面に一駅だけ伸びる支線のような(というかこっちが本線だけど)路線に乗り換え、有馬温泉に到着です。
前回、有馬温泉を訪問した時は真っ直ぐ金の湯へ直行してビールを飲んで終わりでしたけども、今回は2回目の訪問ということもあるので、前回立ち寄れなかったスポットにも行ってみましょう。
まず真っ先に行ってみたかったのが、炭酸泉が自由に汲める場所。
有馬温泉の源泉の一つにもなっている炭酸泉源で、飲むこともできます。
ここに来れば、無限に炭酸水が飲めるのでは!!?? なーんて思っていたのですが、そうは問屋が卸しません。実際に飲んでみると鉄臭い味が強く、あんまりたくさん飲めるような飲み物ではありませんでした。やっぱりこれは、この源泉を全身で味わうしかありませんね? ってことで・・・
銀の湯へ。早速入浴ですよ!
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温泉自体は近隣の金の湯とは全く別の温泉で、こちらは先ほど試飲した炭酸泉にラジウム泉を混ぜた透明な温泉です。炭酸泉というと、体中に無限の泡が付くようなイメージを持つ人も多いかと思いますが、特に身体に泡が付くようなこともない無色透明の温泉でした。でも、お風呂は広めに作られているし、お湯ももちろん天然温泉なので気持ちよく入浴できたので、これはやはり、金の湯と銀の湯の共通券を買って、はしごすると良いと思います。
銀の湯でさっぱりした後、すぐ近くに温泉神社なる、温泉的な御利益がありそうな神社を見つけたので、お立寄り。
鬱蒼とする森の中に続く石段を登っていくと本殿があります。
今年一年、良い温泉に巡り会えるように祈りを捧げて撤収です。
有馬温泉には、街中にこういう源泉があちこちにあるのが面白いです。そういえば、近くに火山もないのに、なぜこんなに温泉が豊富にあるのだろう。
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十二分に温泉を堪能してきたので、あとはもう東京へと帰るだけ。なのでさっさと新神戸駅まで戻ってきたところで時間を確認すると、予約した新幹線まで1時間近く余裕があったので、前々から行ってみたかった新神戸駅近くの「布引の滝」に行ってみることにしました。
新神戸駅を外に出て、駅の真下を流れる生田川に沿って山へと進んでいくと、駅を出て僅か数分で・・・
新神戸駅の駅の裏ってこんな山深かったの pic.twitter.com/7RzeN97W1N
— iwasaki_p (@iwasaki_p) 2017年5月13日
新神戸駅の裏がこんなに山深いとは予想外でした。
少し急な登山道を15分ほど歩くと、あっという間に布引の滝に到着です。
間違いなく、日本で最も新幹線の駅から近い日本の滝百選に選ばれている滝でしょう。もしかしたら、鉄道駅から最も近い日本の滝百選の滝かもしれません。
元々この日は運悪く雨だったのが逆に有利に働き、見事な姿を見せて頂けました。こんな素晴らしい滝が新幹線の駅からすぐのところにあるとは思いもしませんでしたね。
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しばし、布引の滝を眺めた後は、新神戸駅へと戻って新幹線に飛び乗りました。
グリーン車ですよ!
その後は、温泉後のビールを浴びるように飲み、東京へと戻っていったのでした。
温泉あとのビールうめぇwww pic.twitter.com/yajkjDuJ3r
— iwasaki_p (@iwasaki_p) 2017年5月13日
お約束。