NISHISAITAMA PROJECT

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南阿蘇ドライブ2017

毎年訪問している南阿蘇村へ今年も行ってきました。たぶんまた行くことになるような気がしてならないので題目もそれに対応した形に。

拠点にしている日向市より出発です。前回とは違って今回は最もスタンダードな国道218号線を使って高千穂経由で阿蘇を目指しました。

 

この辺はもう何度も訪問しているのでスルーし、五ヶ瀬町から熊本県へ入る直前までほぼノンストップで走りきったところで、その直前に「うのこの滝→」という案内が目にとまったので、休憩がてら、お立ち寄りしてみました。まだ行ったことないんですよね。

案内に沿って車で移動し、車1台分の狭い林道のような道を進んでいくと駐車場に到着。そこから、山道を下っていくと・・・



水量こそはないですが、ものすごく大きな滝壺と左右から迫る岸壁が迫力のある滝でした。もう少し水質が良ければ良かったとはいえ、それを抜きにしても訪問する価値がある滝だと思います!

先に進みましょう。

阿蘇村に到達したあたりでちょうどお昼時だったので、Google先生に「近くの蕎麦屋」と聞いてみたところ、一つの蕎麦屋を提案されたのでそちらへ行ってみることにしました。



山さくらという蕎麦屋です。古民家を改造して蕎麦屋にしているようです。



蕎麦も天ぷらも美味い!

九州という土地柄を考えると若干お高めかなとも思いますけど、店内の雰囲気や南阿蘇雄大な景色を眺めることができることを考えればむしろ安いぐらいです。しかも、いろいろとサービスして頂けたのは嬉しかったですね。

腹ごしらえもできたところで、次に向かうのは3回目の訪問となる柴犬の里です。



今回はせっかくなので2匹借りてお散歩してみました。確か、赤柴のリュウスケ君と黒柴のココちゃんだったかな?



2匹同時に散歩させると大変。よく複数の犬を散歩させている人がいますが、あれって見た目以上に大変なんですね・・・! ちなみにリュウスケ君はイケイケな性格でとにかく突っ走るタイプ。一方、ココちゃんは大人しい性格。ただ、なぜかトカゲにだけは執着心があるようで、トカゲを見つけるとひたすら追いかけるという二面性を持った黒柴でした。



俺もいずれ柴犬を飼いたい。

柴犬と別れ、次に向かったのは、お隣の高森町にあるトンネルです。



このトンネルはざっくり説明すると、阿蘇と延岡を繋ぐ鉄道として掘られていたトンネルだったのです。ところがそのトンネル工事中、途中で大量出水に見舞われ工事を断念して放棄されていた現場をそのまま公園にしたというものです。なので、道路用のトンネルに比べると横幅が狭いのがおわかりいただけるかと思われます。



鉄道用に作られたトンネルが廃線となって、車や徒歩で歩けるようになっているところは日本各地にありますが、こんなに大量の水が流れているトンネルはここぐらいではないでしょうか。

しばらく歩くと、工事中断の元凶となった場所にたどり着きます。

勢いよく水が噴き出しています。ここまで酷いと工事が中断してしまうのもわからなくもないような。ただ、個人的には熊本から宮崎へ抜ける鉄道は作って欲しかったなぁと思わざる得ないですね。今となっては夢物語ですけども。



噴水ウォーターパール。水玉が真珠のようになって、しかも重力に反して浮いているように見えるというもの。実際には光の加減でこのように見える、いわば目の錯覚を利用しているのですが、こうしてデジカメでもしっかり撮影できるというのが面白いです。



せっかくだから、最後に南阿蘇の有名な湧水を見に行こうかと思ったので、すぐ近くにあるこの界隈では一番有名な白川水源に行ってみました。



日が陰っていたので、イマイチ美しさには欠けますが、実に綺麗なわき水でした。ここはまた天気が良いときに再訪したいですね。

帰り道、行きも帰りも同じルートじゃ面白くないなってことで、日之影町から旧国道218号線の、いわゆる高千穂鉄道の線路に沿った旧道を通ってみました。

こちらは全体的に道幅も狭く、酷道感すら出ている旧道からは随所に高千穂鉄道の遺構を見ることができるので、そういう意味でも興味深いルートだったりします・・・が、いかんせん暗くなってしまったのが残念。まあ、また近いうちに行くことはありそうなので、そのとき改めてじっくり拝見してみましょう。



駅舎を含め、ほぼ当時のままの姿で残る槙峰駅に立ち寄ってみました。レールこそないものの、ここで待っていれば列車がやってきそうなぐらいに綺麗に残っていたので、是非とも槙峰~高千穂間は観光鉄道として復活して欲しいですね。

・・・

とまあ、そんな感じで今年のゴールデンウィーク旅行が終わったのでした。

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