NISHISAITAMA PROJECT

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キーボードを分解掃除した

ずっと前(2007年)に購入した東プレRealforceのキーボード。今も現役で使い続けているのですが、かなり汚れが目立ってきたので、キートップを外して徹底的に綺麗にしてみることにしました。

 



普段からそれなりに拭いているので、遠目で見る限りではそこまで汚れているようには見えませんが・・・



近くで見てみるとご覧の通りで大変汚い。しかも、キートップを外してみると、その裏側には見てはいけないような世界が広がっているように思えました。

そりゃまあ、購入したのは2007年7月なので、かれこれ10年近く使い続けている上、基本的にはベッドや布団がある埃っぽい部屋で使い込んでいたので、ここまで汚れるのも無理はないですね。というわけで、キートップ外しなるものを買ってきたので、これを使って裏側まで掃除してみることにしました。

AINEXの200円のやつでも良いかなとも思ったのですが、ツクモの店頭で確認した限りではなぜか在庫が潤沢に用意されている一方、FILCOの463円のキートップ外しはラスト1つの大人気商品だったので、後者の方を選択してしまいました。あとで調べてみると、FILCOの方が使い勝手も良いらしく、実際に使ってみても特に問題も発生しなかったのでこの選択は正しかったと思われます。

では工具もそろったところで、分解しましょう。っと、その前に注意事項を一つ。基本的に東プレのRealforceシリーズやFILCOのMajestouchシリーズはキートップ外すことができるのですが、ノートPCのような薄めのパンタグラフなキーボードは、一度外すと戻せなくなる可能性もあるので、一応外すことができるかどうか事前にチェックしておいてください!



一つ一つ丁寧に引っこ抜いていくと、今まで見えなかった裏側が見えてきます。



予想を遥かに超える埃! ゴミ! 汚れ!

こちらは掃除機などを駆使して埃やゴミを除去した後、こびりついた汚れは布や綿棒に中性洗剤を染みこませてこすっていきましょう。



次に、外したキートップは洗濯ネットに入れて軽く水で埃を洗い流した後、洗濯機へ・・・



こちらも綺麗になりました! が、ちょっと失敗でした(※後述)

天日干しでキートップが完全に乾かしたら、今度は元に戻す作業です。

・・・

できた!



まるで新品のような美しさ!! 10年前のキーボードとは思えない!!



ただ、ここで問題が一つ発生・・・



洗濯機で洗ったのが悪かったのか、一部キートップの角のコーティングが禿げてしまいました。このキーボード自体、今から10年近く前の2007年に買ったということもあり、最近のRealforceではこんな事にはならないのかもしれませんが、こういうことになる恐れがあるので、洗濯機で洗浄しようと考えている方は要注意かもしれません(あとあと調べてみると、比較的新しいものならこんな事にはならなそうです。試しに実害の少なそうなキートップで実験してみると良いカモしれません)。

ただ、Realforceの場合、キートップだけ別売りしているので、一部分のキートップを載せ替えるというのも面白そうです。

こういうカスタマイズができるのも、この手のキーボードの良い一面。

とまあ、ちょっとトラブルなんてのも発生してしまいましたが、9年前に購入したキーボードが新品同様に戻ってくれたので、総じて満足しています。このように分解できるキーボードをお持ちならば、是非ともチャレンジして頂きたいですね!

キートップを交換した話しは翌日で!

 

※追記:

2012年モデルぐらい以降のRealForceならば、コーティングが禿げてしまうようなことはないようです。実際に2019年頃に出たキーボードは、同様の手順で洗濯機で回しましたが、全くの無傷で綺麗になりました(下図参照)

いずれにせよ、作業前に当たり障りのないキーで試しに洗ってみることをオススメします。

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