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東京湾フェリー往復と温泉

前々回の日記でフェリーのネタを書いているとき、そういえば半年ぐらい前にも東京湾フェリーに乗ったなぁって事を思い出したので、今回は東京湾フェリーに乗った時のお話を簡単にまとめてみることにしました。

 

 

 

思い起こせば、確か茅原実里さんのニューアルバムが発売された日だったので、4/10前後だったと思います。というのも、行きがけに秋葉原によってそんな写真を数枚撮影していたのでした。

 

 

ここ数年、ほぼ旅行ブログ化している当ブログの趣旨からは外れてしまうので詳細は省略しますが、2016年度に購入したアルバムの中では一番気に入っているアルバムです。

 

それはさておき、今回は千葉県の房総半島のとあるところに2泊3日の出張になったのですが、いつものように電車や高速バスで現地に行っても面白くないだろうと思ったので、東京湾を最も南で横断する公共交通機関である、東京湾フェリーを使って往復することにしました。

 

秋葉原からJRで横浜まで移動し、そこから京急に乗り換えて京急久里浜へ行き、接続しているバスに乗って久里浜港へと移動します。バスを降りたら乗船券を買って、すぐ出発するフェリーへと乗り換えましょう。電車を降りてからフェリーで着席するまで、絶妙なタイミングで乗り換えられるので、乗り換えが多い割にはスムーズに乗船することができてしまいます。

 

 

日曜日午後の便だったということもあり、大変空いております。最前列もこの通り、余裕で確保。

 

最前列座席を確保し、前を見ながらの出港です。

 

この日の天候はイマイチだったとはいえ最前列左側座席は、途中でしらはま丸とのすれ違いを見ることができたり・・・

 

 

久里浜方面はかなり混んでるな・・・これだけ混んでいれば、今後しばらくは安泰かもしれません。

 

しらはま丸がすれ違ったかと思えば、今度は東海汽船伊豆大島方面からやってきた高速船が目の前を横切る場面も。

 

 

いつもは大型フェリーでゆっくり伊豆諸島なので、一度ぐらいはあれにも乗って見たいなぁと思っていたら、対岸の金谷港に到着です。なかなか楽しい最前列席でした!

 

フェリーを下りて切符売り場を眺めていたら、昭和の時代から使い続けているような運賃表がありました。

 

 

金谷港の切符売り場には京急線の乗り継ぎ切符を購入することもできるのですが、さりげなく東京湾アクアラインが描かれていないあたり、相当な恨みがあることがこの一枚からもひしひしと伝わってきます。

 

実際にアクアラインが完成してから多くの乗客がアクアラインに移行し、その結果を受けて東京湾フェリーは減便を余儀なくされているのですから、致し方ない事なのかなと思います。ただまあ、先ほどすれ違ったフェリーを見ている限りでは、こちらも善戦しているのではないかと思われます。

 

 

あとは電車を乗り継いで出張先へと移動なので、2日後まで省略します・・・

 

・・・

 

無事に出張も終わったので帰りましょう!

 

出張先から浜金谷駅までは、最近内房線に登場した特別快速で向かいました。

 

 

この特別快速に少し注文を付けるとすると、個人的にはグリーン車か、あるいはボックスシートのある車両で運行していただきたいかな。それと木更津駅の長時間停車をなんとかしていただきたいところです。それをクリアできない限り、高速バスに勝つことはできないでしょう。まあ、特急がなくなっている時点ですでに勝負を放棄している感じですけども(注:その後のダイヤ改正でこの特別快速はなくなりました)。

 

 

では、久里浜へと移動しましょう。

 

 

この日は天気も良かったので、しばらくデッキに出て外を眺めてました。フェリーは外に出て潮風を身体で感じたい!

 

久里浜港に到着後、行きと同じようにバスに乗り換え京急久里浜駅へと移動し、あとは帰るだけだったのですが、せっかくなので近くにある温泉に行ってみることにしました。

 

京急久里浜から京急に乗って三崎口方面へ一駅だけ移動します。

 

 

黄色い京急だ!

 

 

YRP野比駅です。

 

この駅を降りて、駅前の国道134号線久里浜市街地方面へ歩いて行くこと20分弱で目的地に到着です。ちょっと歩道が狭いので、天気が悪い日はバスかタクシーでのアクセスが良いかもしれません。ちなみに歩いて20分ちょっとなので、余裕で歩けます。

 

 

天然野比温泉

 

東京近郊の温泉と聞くと、スーパー銭湯的な温泉を思い浮かべる人が多いかと思いますが、こちらはどちらかと言えば、田舎にある温泉街の片隅にあるような、かつて賑わっていた温泉のような場末感漂う温泉です。

 

ほんと、「場末感」という言葉ががここまで似合う温泉も珍しいのではないでしょうか。

 

料金の方は1000円(夕方以降は安くなりようです)と都会の温泉価格であるとはいえ、一度建屋の中に入れば、いったいどこの温泉地に飛ばされてしまったのだろうかと感じてしまうぐらいの不思議な空間が広がっています。

 

肝心の温泉は、見た感じが東京や千葉に良くある黒湯のような感じなのに、実際にはちょっと違う独特の温泉で、かなり良い温泉でした! 平日昼間ってことで他の客も少なく、わざわざ足を伸ばして来る価値があったかと思われます(出張帰りの火曜日だったので思いっきりド平日だった、ちなみに有給取得してますよ。念のため)。

 

 

風呂上がりにランチをいただこうかと、地下にある食堂に入ってみた図。

 

この食堂が浴場以上に場末感がすさまじく、本当に平成28年久里浜なのかどうか手持ちのスマホで日時場所を確認したくなるぐらい、昭和時代の地方旅館の食堂って感じでした。

 

 

ここではラーメンを美味しく頂きました(田舎の駅前食堂で出てくる醤油ラーメンです)。あと、ビールはメニューにはなく、外の自販機で自分で買ってくるスタイルです。楽しい!

 

その後は適当に京急久里浜駅まで歩いて、自宅へと帰ったのでした。いやぁ、まさかこんな身近な場所で、こんなに非日常的体験ができるとは。フェリーに乗って温泉入っただけなのに大変楽しめたので、また何年か経ったら平日に休みを取って同じルートで同じ事を実行したいですね!

 

・・・

 

そうそう、これとは別件の出張ついでの平日昼間に浜金谷駅と金谷港の中間地点にある金泉館という旅館にある温泉に別の日に訪問したのです。こちらもなかなか良かったですよ。

 

 

こちらは温泉地にある個人経営の旅館のお風呂って感じで、フェリーや電車待ちの間に気軽に入浴できるかと思います。ただ、少し狭いので休日に行く場合は前もって混雑具合を確認してから行った方が良いかもしれません!

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