NISHISAITAMA PROJECT

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道後温泉からの香川マイナー観光地巡り

松山市駅から路面電車に乗って今回の旅の最大の目的の一つである道後温泉へと向かいましょう。

 

 

 

 

まずは道後温泉駅です。目的の道後温泉本館はここから歩いてすぐのところにあるので、さっそく行ってみましょう。駅前に掲示してあった地図を見ると、目の前のアーケード街を抜けるルートの他、駅から出て右手の車道を歩いてでも行けるらしいので、行きは車道ルートで行きましょうか。

 

 

道後温泉!!

 

詳しい歴史的背景等を語り出すと長くなりそうなので、そのあたりはしかるべき情報源にゆだねるとして、とにかく入ってみます。ここの温泉は4つのコースがあり、値段が上がると共にいろいろランクがアップしていくのですが、今回は休憩する時間的な余裕がなかったので、一番ランクが下の「神の湯階下」をチョイス。少しはのんびりしろよ・・・

 

「階下」は最下位のランクとはいえ、休憩所がないのを除けば一つ上のランクと変わらないので、道後温泉本館のエッセンスは楽しめるかと思います! 実際、浴場回りの設備などは少しずつ現代化されているとはいえ、100年以上前から続く道後温泉本館の雰囲気は存分に味わえるのではないかな?

 

温泉でいい汗を流した後は、即ビールが飲みたいですよね! ってことなので、事前に古くからの温泉友人に教えてもらっていた道後温泉地ビールがいただける道後麦酒館へ。

 

 

入りましょう。入るしかないぞ。

 

 

ジョッキビールが美味い!! 4つあるビールからここ限定のヴァイツェンを頼んでみたところ、これが最高に良かった!!

 

あっという間にビールを飲み干してしまい、次のビールに行くべきかどうかかなり悩みつつも、まだお昼過ぎだと言うことに気づいてしまったというか、そろそろ高松行きの特急電車の出発時刻が迫っていたので、全俺に惜しまれつつも終了。ビール以外にもいろいろ美味しそうなメニューが充実していたので、また来ましょう。

 

帰りはアーケード街を通って道後温泉駅へと向かいます。

 

 

いきなりトラが襲いかかってきた! と思いきや、よく見たらダダの茶トラ白でした。

 

 

帰りは坊っちゃん列車・・・の後ろにとまっている一般的な路面電車で帰ります。

 

 

水樹奈々だ! そういえば水樹奈々さんって愛媛県でしたね。

 

大手町駅の平面交差踏切を越え、この電車の終点の松山市駅に到着。ここから先はJRで移動です。

 

 

いつもは節約のために普通列車の旅ばかりしていますが、今回は奮発して特急などという乗り物に乗ってみることにしました。というか、松山から高松までは、特急でも使わないとものすごく時間がかかってしまうので、よほどのことがない限りは特急を使った方が良いし、それに今回は特急券の乗り継ぎ割引制度が使えるので、特急を使わない手はないのです。

 

 

アンパンマンだ!

 

何も考えずに指定席切符を買っていたのですが、始発駅だし自由席でも良かったような・・・まあ、指定席の座席の方が若干グレードが上がるのでこれはこれでと思いきや、指定席座席があろう事が山側座席で、車窓的にはイマイチだったのが残念! 次回指定取るときはA列で取ろう。

 

 

さっき乗って来た伊予鉄が見えます。

 

・・・

 

約2時間後、宇多津駅に到着。こちらで途中下車し、ここから先は高松に赴任中の高校時代の友人&そのご家族様と一緒に行動となりました。

 

香川県と言えばうどん! まずはうどん屋へ。宇多津駅近くのおか泉といううどん屋へ。

 

 

うまい! これから夕飯だったので軽く一杯だけ頂きました。大変美味しかったです。

 

うどんを啜りながら、帰りの特急が出るまでの数時間でどこへ行こうかと言うことになったので、車でしか行けそうにない面白スポット巡りに繰り出しました。まず向かったのが豊稔池堰堤。

 

 

昭和4年にできたマルチプルアーチ式コンクリート造堰堤ですけど、そんなことよりも他のダムにはない独特の形状は見事な造形物です。放流中場面も見てみたいですが、そこまで望んだら罰が当たりますね。

 

次に向かった観光名所は、銭形砂絵という砂絵。

 

話を伺うまでいったい何のことかよくわからなかったのですが、現地に行ってみて納得。

 

 

砂絵だ!

 

 

山の上から砂絵を眺めるという、日本中探しても他ではそうそう見ることができないスポットかと思われます。地味ですけど。

 

しかもこの砂絵、地味にすごいのが1633年頃に作り上げて、それが現在まで綺麗に残っているという点。流石に年に2回砂を整えつつも、それでも400年近く前の砂絵が残っているのがすごいです。

 

 

GoogleMapsで見てもご覧の通り。若干楕円形になっているところがミソで、これは展望台の山の上から見るとちょうど円形になるように計算されているとのこと。これを400年前にしっかり計算して考えて作ったのだから興味深い。

 

もう夕暮れが近かったので、最後に一つ、丸亀城だけ見て終わりにしました。

 

 

暗くなってから城なんて見てもなぁと内心思っていたのですけども、いざ見てみると丸亀城のこの石垣がすごい。石垣の高さは日本一で、確かにこの高さは見たことがない!

 

このあたりで時間切れとなったので、近くの丸亀名物の夕食を頂き、友人ご家族様一行とお別れ。二人目が生まれたばかりの忙しい時期に家族ぐるみでつきあっていただき大変感謝しております。2才の長女さんも最初は俺のことを警戒していた物の、帰る頃には助手席に座る俺の頭にチョップを仕掛けてくるぐらい打ち解けることができたので、俺としても安心しております。

 

さて、帰りましょうか・・・と、ここでトラブル発生! なんと、東京行きの乗車券を紛失してしまったのです。JR四国に問い合わせたところ、新しく切符買って電車乗ってくれということだったので、その指示に従って東京に帰ることに(このトラブルの詳細は後述します)。

 

うーむ、俺が四国に来ると必ずといっていいほど何かしらトラブルが発生するんだよなぁ。もしかしたら四国八十八カ所巡りをやらない限りは、今後もトラブルが発生し続けるのかもしれないぞこれは。

 

・・・

 

気を取り直して、坂出駅へと移動し、帰りの電車を待ちます。

 

 

今回も乗ります、サンライズ瀬戸

 

既にビールをがっつり飲んでいたのと、早朝からあちこち動き回っていたせいか、乗車後岡山駅に到着した当たりで眠くなりそのまま就寝。

 

気がついたら東京駅に到着し、俺の長かった6泊8日の出張兼旅行が終わったのでした。

 

・・・

 

で、例のトラブルの件ですね。

 

結論を言いますと無事に解決したのですが、もし今後似たような事象に出会ってしまった人が出たときのために残しておきましょう(俺自身、こういう旅行を初めて1x年になるけど、初めての出来事だったので、かなりのレアケースだと思う)

 

切符を紛失したので冷静になっていろいろ思い返してみると、宇多津駅で途中下車したとき間違ってその切符が回収されてしまった線が濃厚だったので宇多津駅に行ってみました。が、19時の時点で既に窓口営業が終了しており、電話で近くの多度津駅に電話してみたところ「もしそうなら、とりあえず東京までの乗車券を別途購入して東京に帰って、それから切符をそっちに郵送するので、JR東の窓口で松山~宇多津駅の乗車料金を差し引いた上で払い戻しにするように処理してくれ」という話になったので、言われたとおりに切符を買ってこの日は帰宅。

 

翌日、宇多津駅に電話で聞いてみると、予想通り駅に切符はある様子。送ってもらおうと申し出たところ、それだと手続きが煩わしいから、宇多津駅で「松山→東京」のうち「松山→宇多津」までの料金を差し引いた上(約3000円ほど)で現金書留で残額を支払うという流れになりました。それだと結果として高くついてしまうわけですが、まあこちらにも落ち度はあったわけだし、そもそも切符が出てこなかったら被害総額が15000円ぐらいになってたと思えば安い物。妥当な金額だと納得していたのですが、さらに翌日電話がかかってきて「松山→宇多津をひいた松山→東京の乗車券料金を払い戻すのではなく、児島→東京までの乗車券の金額をそのまま支払う」ということになり、手元には10800円の金額が戻ってくることになりました。

 

結果としては、ほとんどこちらが余分に支払うことなくほぼ全額帰って来たので良かったのですが、JR四国宇多津駅の駅員さんにはいろいろ手間をかけてしまってちょっと悪かったかなと・・・次回からはこういうことのないように気をつけます。

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