今年の夏休みは、新幹線で九州まで行ってきました。
九州なら飛行機で行った方が速いし、当日予約でも新幹線よりも安い飛行機すら存在するのに、なんでわざわざ新幹線など使ったのかというと、それはEX-ICのグリーン特典の期限が迫っていたからなのです。
実際には6月末で消滅するのですが、新幹線の予約は1ヶ月先まで取れ、予約変更も可能なので7月に使うことも全然問題ないのです。
ってことで、新幹線グリーン車初体験!
グリーン車座席は広いしコンセントも全座席についているので、プラス数千円ぐらいに高いだけのことはありますね。まあ、5列シートの新幹線でも飛行機にくらべれば比較的余裕はあるんですが、4列の余裕はそれ以上に快適です。
5時間ほどの乗車で小倉に到着です。博多までは行きません。
小倉で降りたのは、まだ福岡県で乗ったことの無い鉄道がいくつかあったからです。なので、その乗りつぶしのためにここで下車。
日豊本線に乗り込んで行橋まで移動し、平成筑豊鉄道にお乗り換え。
平成筑豊鉄道は昨年冬に田川伊田→金田→田川後藤寺という感じに乗って来たので、今回は当時乗れなかった、行橋→伊田と金田→直方を一気に乗りつぶしました。
平成筑豊鉄道は経営が厳しい三セクローカル線で、昨年もダイヤの減便が行われたらしいです。確かに地元高校生の客以外の客がそれほど多くないし、沿線にもこれと行った大きな観光地も無いので、なにか抜本的な改革をしないと将来的には厳しいかもしれません。
実にローカルな風景で、個人的にはそれだけでも十分素敵だと思ってるんですけどね。それに駅前に温泉施設がある駅もいくつかあったりするんで、時間があればゆっくりまわってみるのも良さそうな・・・
田川伊田からは、なんと複線になります。かつて、炭鉱で栄えた頃はひっきりなしに石炭を満載した列車が行き交っていたんでしょう。たぶん。
直方駅到着です。当初の予定では、このままJRで博多へ向かう予定でしたが、まだ時間に余裕があったので、直方より出ている乗ったことの無い私鉄、筑豊電気鉄道に乗ってみることにしました(厳密には黒崎から数駅だけ仕事で乗った事がある)。
JRや平成筑豊鉄道の直方駅から10分ほど直方の市内を歩けば、筑豊直方駅が見えてきます。
もう少し頑張って市内まで引っ張ってくれば良かったのにって思わざるを得ない・・・けれども、遠賀川を渡ってるからまだ良かったのかな。
この筑豊電気鉄道は路面電車のような乗り心地で、今時珍しい雰囲気を醸し出している路線です。かつては北九州市内を走っていた路面電車への乗り入れもしていたみたいだったので、その頃に乗りたかったという気がしないでも無いけどまあ仕方ない。
黒崎到着。ここから鹿児島本線に乗って博多へ・・・
・・・博多到着。
今回の予定ではここから博多港まで移動して、夜行フェリーで対馬に向かう予定でしたが、まだ時間は18時を少しまわったところ・・・なので
福岡市営地下鉄七隈線。2005年頃開業した新しい地下鉄で、こちらは乗ったことが無かったのです。もっとも、俺は2007年まで博多に来たこと無かったので、開業年などはどうでもいいんですけど。
地下鉄の乗りつぶしは乗車してしまえば特にやることが無いので、椅子に座って爆睡していたら終点の一つ手前の次郎丸駅だったので下車。終点まで行っての往復では面白くなかったし、こういう変化も欲しいのですね。
次郎丸駅で降りた・・・が、ただの住宅地だったため、どこにも立ち寄らずに地下鉄の上の道を歩いて終点の橋本駅へ。
再び博多の街へ。そして天神南駅から歩いて30分ぐらいで博多港に到着です・・・が、夜行フェリーが出航するのは0時過ぎ、まだ4時間ぐらい時間があったので・・・・
波葉の湯。休日は800円だったかのお手頃価格で入浴できます。お食事処なども充実しているので、フェリー待ちに最適! 露天風呂付きの温泉なので、博多港を使う機会がある人はぜひオススメですね。
・・・
そして、深夜0時。対馬に向けて出港したのでした。
次回は「ツシマヤマネコと俺」をお伝えします。わりと適当www