9月19日の日曜日、埼玉県の奥地にある南天山というかなりマイナーな山に登ってきたのです。埼玉の奥の方の有名な山と言えば両神山や、県境の山では甲武信岳などありますが、そういう有名どころではなくて、シーズンでもほとんど誰も立ち寄らないような山、それが南天山だったりします。
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車がないと日帰りは無理という情報を得ていたので、俺のマイカーことくじら号に乗り込んで、旧大滝村の最奥の集落、中津川を目指します。
中津川の集落から中津川林道を走ること数分で、登山口に到着です。
看板だけ見ると楽しい公園のような雰囲気も多少出ておりますが、ただの山なのでご注意を。しかも、いわゆる親子連れが気軽に登れるような山ではなく、それなりにパンチの効いた山なので、気楽に来るとケガするかもしれませんww
とはいえ、山自体はそれほど大きくはないので、道に沿って歩いていれば苦労することはないかと思います。
鎌倉沢という沢に沿って登っていきます。綺麗な清流を眺めながらの登山は心地よい物ですね。
こういう感じの小さい滝をウォッチしつつ進んでいくと・・・
南天山登山のハイライトの一つ、法印の滝に到着。
この日は水量の多い日だったので、それなりに迫力はありましたが、調べてみると、普段はそうでもないみたいです。しかし、埼玉にもこんな滝があったとはちょっと驚き。うむ、埼玉県もまだまだ奥が深いぜ。
滝の左岸を巻いて上り、しばらく進むと、沢沿いコースと尾根コースの分岐に到達。
下りに沢コースをとると、道を見失うかもしれないと判断(稜線から沢へ降りる道で間違えて違う沢に降りたりすると危険)したので、沢コースから登って尾根道で帰ることに。
沢コースとはいっても、あっという間に沢から離れ、稜線に向けて一気に急斜面を登っていきます。
向かいの山が低くなってきたなーと思う頃にはすでに稜線へ。ここから進路を東にとり、いくらか進むと、目的の南天山に到着です!
眺めもそこそこ良いですね!
地図を見ると、さらに東へ道は続いているのですが、さすがにハードすぎたというか、ザイル必須らしいので、引き返すことにしました。というか、車を登山口に置いたままだし。
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帰りは、先ほど通らなかった尾根道ルートで引き返し、まっすぐ登山口に戻ったのでした。
なかなかいい山だったけど、埼玉近辺が地元で、周辺の山々を登り尽くしてしまって、行くところがなくなったら来るべき山ですね! アプローチの悪さの割りに、その見返りがないので、その辺はご注意です。