NISHISAITAMA PROJECT

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都電荒川線で行く東京小旅行

今朝の10時過ぎのこと

「このまま家に引きこもっているのもアレだよなー、どっかいくかー」

と思ったので、時刻表や関東の地図を眺めていたら都電荒川線を発見。東京もとい、東日本に唯一残る路面電車ですね(江ノ電や東急世田谷線が云々という議論はここではやめましょう)。

実はこの都電。最後に乗ったのは小学生の頃で、物心がついてから乗ったことがないんです。沿線の近くには良く行くんですが、どういうわけか、この都電を使うことはなかったという・・・

よし、今日は都電に乗って旅行気分を味わってくるぞ!

 

・・・

まず向かったのがここ、高田馬場駅



高田馬場といえば早大生の学生街というイメージが強いらしいのですが、あいにく俺にとって早稲田大学はほとんどご縁のない大学なので・・・俺のイメージ的にはなんだろう。新大久保の延長線上にある街みたいな感じか。でも、安くて美味い店がたくさんありそうなので、いろいろ開発してみるのも良いかもなー。現に、商店街をふらついていたら、美味しそうなお店も多かったし。時間的に微妙だったから行かなかったけど。

おっと、えーとですね。都電荒川線の始発駅、都電早稲田駅は、神田川沿いにあったような気がしたので、神田川に沿って東へとことこ歩いてみましょう。



あったー。あとは終点まで歩いてそこから乗車です。え? 途中から乗ればいいじゃんって? わかってないなー。こういうのは全線乗らないと意味がないんですよ。



早稲田電停に到着。ここから三ノ輪橋まで、約1時間の都電の旅ですよ。

最後部から後ろを眺めつつ、スタート。


都電荒川線路面電車とは言え、交通量が半端無い東京を走る路線なので、そのほとんどが専用軌道と呼ばれる、簡単に言えば普通の私鉄路線と同じような感じの風景が続きます。細かい蘊蓄を垂れると、ほとんどの路面電車が消滅した東京で、この都電荒川線だけが生き残ったわけは、まさにこの専用軌道のおかげだったとか。併用軌道(車と同じ道路を走ることね)だと、東京都心部では邪魔者になった上、地下鉄とバッティングすることも多かったとか[要出典]。

ところで都電に限らず路面電車の運転席をマジマジと眺めたことがなかったので、今の今まで全然気がつかなかったのですが・・・

路面電車って最高60km/hしか出ないんですね。まあ、一般道路を路面電車が100km/hで走られても恐ろしいのですけど。

そんなわけで、東京都心部をゆっくりのそのそと走る車内にいると、東京の鉄道に乗っているという感覚を忘れさせてくれます。それこそ、どこかの地方のローカル私鉄に乗っているような感じですね。東京ゆえ、乗客数は多いんですが。



時にはこんな見たことないLRTのような車両が走っていたりする都電荒川線です。



飛鳥山の周辺では併用軌道が続きます。これ、俺は路面電車と平行して車を運転したこと無いからわからないんだけど、実際車を運転するドライバーから見るとどうなんだろうね。やっぱり「路面電車は邪魔だ!」とか思うのかな(特に高知の路面電車は大変らしい)。



そして終点の三ノ輪橋駅に到着です。



いわゆる下町の商店街が広がっております。え、もう平成が始まって20年が経過しているというのに、何という昭和の風情wwww というかウナギ食いてぇwwww

でも、ウナギはニューシャトルに乗ったときに食べるつもりでいたというか、気分的には今日は行きつけの海鮮丼屋でマグロだったので軽くスルー。



建設中の東京スカイツリーを遠目に見ながら、今日の小旅行が無事に終わったのでした。

いやー、この都電荒川線ですか。東京以外に住んでいて、東京観光したいぜ! ってな
人には東京らしさを感じることができないのであまりお勧めできないけど、普段から関東近辺に住んでいて、それでいて都心で軽く旅行気分を味わいたいなーって思っている人にはマジオススメすぎる路線ですね。

もちろん全線乗る必要もないので、たとえば副都心線雑司ヶ谷で乗り換えて都電に乗って、大塚や王子で降りるとか、日比谷線三ノ輪橋から乗って熊野前で降りて、日暮里舎人ライナーに乗り換えてみるとか、鉄道に興味がそれほどない人でも楽しめるはずですよ。

つーか、そんなことよりアレだ。どこまで行っても160円という安さが素晴らしい! 1日乗車券を買えば、バスや舎人ライナーも乗り放題だし!

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