NISHISAITAMA PROJECT

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黒部峡谷とトロッコ電車

俺がこういう「THE 観光地」に足を踏み入れることって、けっこう珍しいことなんだけど、でもこの黒部峡谷には行ってみたかったんですよね。黒部の太陽もついこの間に読んだばかりだし。

ナローゲージで秘境地帯を走る黒部峡谷鉄道そのものにも興味があるし、黒部のダム群にももちろん興味ありまくり(一番見てみたい黒四ダムはこのルートでは見られないんだけど)。だから、わざわざ事前に予約してまで行ってみたんですが・・・大雨に当たるとは俺不幸すぎるwwww

 



こんな感じの小さい機関車に引かれたトロッコに乗って移動です。



ロッコと言っても、屋根はついているんですけどね。でも、左右は開放型なのが素敵だ・・・これでトンネル内走行とかマジで興奮するんだけどwww

ちなみに黒部峡谷鉄道では、「トロッコ電車」と言います。電車のところを強調するのは、やはり親会社が関西電力、つまり、電力会社だからなんだろうなぁ・・・

さて、出発です。



景色はなかなか良いのですが、雨が強すぎ・・・



でも、ダムの大放流とか、普段はあんまり見ることができないので、これはこれで良かったのかもしれないな!



ところどころに発電所があります。軌道沿いの建物は、どれも戦前~戦中に建てられた歴史ある建物ばかりなので、見応えは十分・・・ですが、まあ、普通はそんなところまで気にしないような。



トンネル内はこんな感じ。かなりうるさいんですが、夏場はこれぐらいやってくれた方がむしろ涼しくて良いのかも。この日は寒いぐらいだったけどな!



で、1時間ぐらい走り抜けた先にあるのが終点の欅平駅。本当はさらに続くんだけど、その先は一般公開していないとか。高熱隧道で有名なこの先には行けないのか・・・残念。

まま、その話は置いといて、せっかくなので近辺観光と行きますか。あ、なんか、雨が止んでるし! 日頃の行いが良いからかな!(自分で言うな

調べてみると、歩いて20分ぐらいのところにある、猿飛峡というところが見所らしい。時間的にもちょうど良さそうなので、行ってみましょう。

・・・



こんなワイルドな道を歩き・・・



到着。

すごいな、昔の人はこんなところを歩いて上流まで行き(いわゆる日電歩道や水平歩道)、ダムを建設したんだよなぁ。そういう裏話をあらかじめ押さえておいた上で、実際に見てみると、その過酷さを十分知ることができるぜ。

・・・

一通り観光を終え、黒部峡谷鉄道の帰りの便に飛び乗り、1時間後、宇奈月温泉に戻りー。

なかなかおもしろかったけど、往復で2時間かかるのはちょっと時間がかかるかな。もちろん、途中の黒部峡谷の美しさや、ダム、途中駅などは見所満載だし、天気が良ければ、遠く立山連峰の眺めも最高なんだろうけれど、こういう悪天候の日だと・・・よし、また天気がよいときに改めてこよう。というか、探してみると、途中に登山道がちらほらあるみたいなので、今度は山登りをかねてきてみるのもおもしろいかもわからんね。

さて、宇奈月温泉です。せっかくなので、温泉にも浸かっていきましょうか。なんでも、富山を代表する名湯、宇奈月の湯。これはもう、行くしかないですよね・・・って、温泉の公衆浴場に行ってみると、本日定休日/(^o^)\

でもまあ、探せば、ホテルの日帰り入浴ができる場所もありそうだったので、いろいろ探してみると・・・ありました。富山地方鉄道宇奈月温泉駅と、黒部峡谷鉄道宇奈月駅のちょうど間ぐらいにあったフィール宇奈月というホテルに、さっそく突撃。



ホテルの風呂なので、タオル以外は一通りそろっているし、それになんと言っても、温泉がいい。無色透明の温泉だけどとても良い温泉でした。最上階からの眺めもオススメですよ。

・・・

お約束の風呂上がりのビールを飲みながら、富山へ向かいましょう。



黒部ラベルのビール。

途中、西武線ユーザにとって懐かしい車両とすれ違ったり・・・



やべぇ・・・旧レッドアロー様に出会えるとは。

人の名前みたいな駅を通過したり・・・



地鉄鉄道むすめの魔の手に襲われたら、登場キャラの名前はこれで決定ですね。



電鉄富山駅に到着。けっこうな地鉄の長旅でしたが、それでも総路線の半分ぐらいしか乗ってないとか、地鉄のでかさに驚かされたし。

・・・

今後の予定は、高山本線に乗って下呂温泉を経由して岐阜方面に抜けるので、本来ならば、ここ富山に宿を確保するのが自然な流れですが、今回は、さらにちょっと西に行き、高岡という富山第2の都市(だと思う)に泊まることにしました。



高岡。

駅前のビジネスホテルに荷物を投げ、さっそく夕食を・・・と行きたいところですが、続きは明日。

明日は



「ブリ、嘘つかない」

をお伝えしましょう。

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