ＧＷは北海道に行ってきたんですが、今回は鉄道で、しかも夜行列車で行ってみました。
使ったのは北斗星という、いわゆるブルートレインです。
7年ぐらい前にも夜行列車で北海道を目指したけど、そのとき使ったのは今は亡きはくつる号。あのときは人生で初めての夜行列車だったので、それだけで感動した物でしたが・・・いやいや、やっぱ上野駅からのる夜行列車はいいね。情緒あふれるというか、演歌が似合うというか。
ではさっそく乗り込んで、夕食と行きますか。
実はこの北斗星。食堂車があるので、夕食は鉄道に揺られながらワインを片手に優雅な食事を楽しむこともできたのですが（詳しくは知らないけど）、予約を乗車3日前までにする必要があり、当たり前のように忘れていたので・・・
駅弁いやっほーぅ！！
上野弁当という、上野駅の駅長さんがプロデュースしている（違ってたらスマン）とっても普通のお弁当とビールを買って、ベッドの上で食べてました。
この弁当、特にこれといった特徴はないんだけど、意外とうまかったな。1000円というのはちと高いので、これで800円台だったら最高だった。
飯を食って酒を飲んでいるうちに、気がつけば熟睡。
・・・
気がつけば・・・
津軽今別付近。もう、青森の津軽半島のかなり先っぽで、今にも青函トンネルに入ろうとしているときにお目覚め。
そして世界一長いトンネル、青函トンネルを抜けて・・・
北海道へっ！
3年ぶりの函館に到着。
北斗星は札幌まで行くんだけど、ちょっと函館で立ち寄っておきたい場所があったので途中下車です。
そうですね。早朝なので朝市で朝食なんていいですね・・・でも、俺がそんな普通の観光客がやるようなことをするわけないじゃないですか。じゃあ、どこへ行くのかというと・・・？
始発の市電に乗って、終点の谷地頭へ。
谷地頭から、さらに歩くこと数分でやってきたのはここ、市営の温泉。
俺が初めて一人旅に繰り出したとき、礼文島の民宿で一緒になった5才ぐらい年上の人に「鉄道で北海道に行ったら、まずは函館で降りて、谷地頭にある温泉で汗を流しておくと良いよ！」って言われてから、行こう行こうと思ってて早7年。やっといけました。
で、この市営谷地頭温泉。入浴料が一般的な銭湯価格の420円（シャンプーや石鹸は別途80円）だったかな。3種類の浴槽の他、露天風呂も付いていたので満足。それに温泉は函館の茶色い温泉なのでこれについては文句なしです（聞いた話だと、湯の川温泉よりも温泉が濃いらしい）。というわけで、鉄道旅行で北海道に来た時はもちろんのこと、函館に来たときは行ってみてはどうでしょうか。
・・・
温泉でさっぱりした後は、遠く札幌までの大移動です。函館から札幌って、北海道を知らない人ならば東京から横浜、神戸から大阪に行くような感じじゃねーの？ って思うかもしれないけど、これが遠いんだまた。だから、あんまりのんびりできませんよ？
函館駅発の大沼公園経由の長万部行き普通列車乗り込み、いざ北へ。
あ、その前に朝ご飯ですね。
今後のこともあるので小さくて函館らしい物を・・・と選んだのがこれ、ほたてめし。850円。
ちょっと小さいけれど、しっかり味のしみたほたてが美味。味付きご飯もうまかった。
・・・
で、そうこうしているうちに渡島大野を抜け、大沼駅に到着。
ここでいったん大沼公園経由の長万部行き普通列車を降りて、渡島砂原経由の普通列車に乗り換え・・・なぜか、それは鉄道乗りつぶし野郎として、まだ未乗区間の砂原線に乗らなくてはいけない使命を果たすためにですよ。
・・・と行ったところで続きます。
次回は「北海道に20回以上も行ってる俺が初めて行く札幌の夜！」をお伝えします。すすきのは行ったけど、べっつにただ飯食ってラノベ買って帰ってきただけなので変な期待を抱かぬよう、よろしくお願いします。
