NISHISAITAMA PROJECT

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寝台特急はやぶさに乗って西へ行こう!

今年は西に吉があるi++ですこんばんは。

そういうわけではないのですが、今年一発目の旅行として、山陰・山陽地方をそれなりに回ってきてみました。しかも今回は、かねてから利用してみたかった、寝台特急はやぶさに乗ってですよ。もう、いまからわくわくしちゃうね<もう行ってきたあとだろ

しかし残念なことにこの「はやぶさ」ですが、なんと、3月のダイヤ改正で消えてしまうとか・・・悲しい限りですが、これも時代の流れなのでしょう。

っと、そんなしんみりした気持ちとは裏腹に、一日目からかなりハードでした。

 

・・・

まず「はやぶさ」は、東京駅18:03発なんですね。これがかなり絶妙な時間なんですよ。というのも、俺がペナルティー無しで会社を早退できるぎりぎりの時間(いわゆるフレックスコアタイム)が15:45なので、少なくともこの時間までは会社にいないと×。15:45に会社を飛び出て、速攻で新居のある保谷に着くのが16:20頃。そこから東京駅まではちょうど1時間なので、移動だけを考えれば余裕なんだけど、やっぱり準備が必要で、だいたいこの時間が30分ぐらいかな(荷物はすべてまとめておいたけど、着替えたり、直前で思いついた必要な物をかき集めたりする時間がわりとかかる)。

でもまあ、総合的に見れば20分ほどの余裕があったんで、まあ大丈夫だろうと思っていたら・・・

「本日、中央線快速線内、阿佐ヶ谷駅での線路人立ち入りの影響で、ダイヤが大幅乱れております」って、なんじゃそりゃwwwwこんな時に線路に立ち入るんじゃねーよ!!!!

と、そんなこんなで時間ぎりぎりで東京駅に到着すると、すでにそこには今夜の宿になる、寝台特急富士・はやぶさ号が!!



正面を見ることができないのが残念。



行くぜ熊本! ↑下の段に今回の中央線のお話が書いてあるね。ま、間に合ったからもうどうでもいいよ。



さっそく乗車。そうそう、古くからの寝台特急ってこうなんだよ。4人一組で一つの空間で寝るような感じ。サンライズ出雲・瀬戸のように(ほぼ)すべてが個室ならともかく、高い寝台料金を取ってこんなところに押し込めるようじゃ、やっぱり利用者が少なくなるのも致し方ないかなと思わざるを得ない。

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せっかくだから、車内でも観察してみましょうか。

おおっ、これは伝説の冷却飲料水じゃあないですか! まだこの世に現存していたとは・・・



この備え付けの紙コップに水を入れて飲むんだけど、これが全然冷えていないし、お世辞にもうまいとは言えないただの水。でも、これが古い国鉄らしい雰囲気あっていいんだよ(その古い国鉄時代の頃はまだ生まれてすらいなかったけど)。

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さあ、東京駅で買った名物の深川弁当を食べつつ、出発です!



いくら狭いベッドとはいっても、飛行機や夜行バスに比べ、かなりのびのびとできるし、ケツが痛くなればあちこち動き回れるのは素晴らしい。俺が夜行昼行どちらも長距離移動に鉄道やフェリーが好きなのは、やっぱ乗り物が移動中にも好き勝手にふらついても誰にも怒られないってところなんだよね<落ち着きがないだけだろ

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そうこうしているうちに酒が回ってきて、関ヶ原を越えた当たりで就寝・・・

・・・翌日。

予定では新山口で降りる予定だったけど、指定券を下関まで買ってあった上、新山口での予定の列車の乗り換え時間が1時間以上あったので、隣の宇部までもう少しだけはやぶさと一緒に行動しました(厳密には乗車券がないので×なんだけど、デッキにいたので許してやってください)。



山口方面まで、東京からなら新幹線で5時間かからないぐらいなのに、14時間の長い旅でした。でも、はるばるやってきたぜーってな気分にさせてくれるのが良い。しかもベッドでぐっすり寝ることができたから、夜行バスやムーンライトなんとかのようなけだるい疲れも全く感じないのも最高。



さらば、富士・はやぶさよ。お前のことは忘れない。

そして反対方向へ行く各駅停車に乗り換え・・・



山口線に乗って一気に日本海側へ行きましょう。



そして今回乗るのはこれ。2年前にお世話になりましたねスーパーおきです。超隠岐

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今回利用した山口線という路線は、山陽の小郡から山陰の益田へ抜ける、いわゆる陰陽連絡線の一つで、途中には山口県の県庁所在地である「山口」や、山陰の小京都と呼ばれる津和野などがあります。なので、途中下車してみたくなるポイントがたくさんあったんですが、山口駅以北の列車の本数が少なく、途中下車が厳しかったので山口線はただ乗り通すことに。うーん、残念。

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適当に朝飯の駅弁を購入し・・・



昨日の晩飯も似たような物だった気がするけど、俺は穴子とか好きだから問題ないです!



何でこれを選んだのかと言えば、これ、蒸気を発生させる生石灰(だと思う)が付属してあって、暖かい駅弁を楽しむことができるからなんですね。特急車内でやるには勇気がいりますが気にしてません(笑)

暖かい駅弁を堪能しながら、ふと外を見てみると・・・・



いつの間にやら外は一面の銀世界。こりゃすげーわ...そうか、冬の山陰はこんなに雪が降るんだな・・・

・・・って、日本海側に出たら、全然雪がないんですが。

てなわけで、気がつけば江津に到着してました。



ここで、日本屈指の超赤字ローカル線三江線に乗って広島の三次に移動するつもりなんですが・・・



わはは。本数が少なすぎだぜwwww

30分後ぐらいに「浜原行き」が来るけど、これに乗っても三次に行くことはできず、三次に行くにはその3時間後の15:08に乗らないとダメと来ている。うーん、3時間かぁ・・・どうしようかなと、山陰線の路線図を見ていたら「温泉津(ゆのつ)」という駅が3つとなりにあることを発見。

温泉津かぁ。そうだな、行ってみようか温泉津。一昨年、山陰線で下関から出雲市まで移動したとき「温泉津温泉」なる温泉を発見し、「なんだこの山本山みたいな温泉はwww」って、そのときから一度行ってみたいとは思っていたんだけど、場所が場所で、もう絶対に行けないと思っていたから、これはいい機会だ。よし、行こう!

・・・

江津で320円の切符を買って、温泉津へ移動です。



と、ここで続きます。

次回は「幸せ気分な温泉津温泉とトラブルまみれの三江線」をお伝えします!

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