NISHISAITAMA PROJECT

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鳥取といえば砂丘とSL?

今回は隠岐諸島の旅行がメインで、最初は隠岐だけに行くつもりだったんだけど、せっかく滅多に行けない山陰に行ったんだから、もうちょっと山陰を楽しんでこようぜ? と思ったんで、最終日はまっすぐ帰らず、ちょいと寄り道で砂丘とか見てきました。

しかし鳥取砂丘といえば、日本を代表する砂丘! 例え平日であったとしても、観光客でごった返す砂丘なんて見たくない!

と思ったんで・・・朝4時半起床です。前日、コンビニであらかじめ買っておいた朝食をささっと摂って、出発。

 

ところで鳥取砂丘なんですが、俺は最初、砂丘って鳥取の駅からすぐに行けるものだと思っていたんですよ。少しぐらい離れていても3kmぐらいだったら歩いてもいいなーとか思っていたんだけど、いざ調べてみると駅から7kmぐらい離れていることが判明。

しかも、時間はまだ朝の5時。当然のように、砂丘行きの路線バスや観光バスなど走っているわけもなく、レンタカーやレンタサイクル(あるかどうか知らないけど)もやっていない。

朝5時とはいえ7kmも歩くのは勘弁したいからなんとかならぬものかと、とりあえず駅に行ってみると・・・おおっ、タクシーがいるじゃあないですか。しかも東京とは違い、初乗り550円とお手頃価格! 乗るしかない!

と、早朝から暇そうにしていた(失礼!)タクシーを捕まえ、砂丘までかっ飛ばしてもらうことに。旅行でタクシーなんて1年ぶり。

・・・

砂丘までの間、運転手にいろいろな情報を聞きつつ、到着。駅から砂丘までは1830円でした。予想より安かった。

さあさあ、鳥取砂丘に到着です! 日本一の砂丘ということで、ちょっと期待しちゃいますよ!?



おおっ、これは凄いな。予想以上に広大な砂丘ですね!

しかもまだ6時前という事もあってか、観光客も数えるほどしかおらず、とっても快適。



その観光客達はどうやら、皆さんお仲間だったようで、あっという間に鳥取砂丘には俺一人だけの独占状態!



そういえば以前、「砂丘」と「砂漠」の違いについて、サークルの同期だったか後輩だったかに聞かれたことがあったけど、あれだね。砂丘というのは、海辺の砂浜が大きくなった感じで砂の丘。一方砂漠というのは、海辺にはなく内陸部にるものなんじゃないかいかなと思ったり。まあ、どっちも砂の丘であることには変わりないんだけど。

ただ、日本で唯一、国土地理院が「砂丘」ではなく「砂漠」と認定している、東京都伊豆大島の砂漠は本当に砂漠っぽかったけど、この鳥取砂丘は「砂漠」のようには感じられなかったんで、やっぱりここは砂丘なんだと思うよ<なんだかよくわからん

誰もいない砂丘で寝っ転がっていたら、路線バスが動き出していたので、砂丘東口というバス停まで歩いて移動し、そこからバスで鳥取駅に戻りましょうか。まあ、これ見て砂丘に行く人がいるかどうかわからないけど、可能ならば朝5時ぐらいに行って、日の出と共に鳥取砂丘に行ってみると良いと思います!

・・・



ホテルに預けて置いた荷物を回収&チェックアウトし、三度目の鳥取駅。

ここから予定では、18きっぷを使って山陰本線をひたすら東へ移動し、大阪か京都から新幹線に乗って東京に戻る予定だったんだけど、まだちょっと時間が早かったので、寄り道してきました。

どこへ寄り道したのかというと・・・



鳥取から因美線に乗って、郡家まで移動です。

郡家といえば? そうですね、ほとんどの人は知らないのかもしれないけど、ローカル線を日夜追いかけている人にとっては、ご存じだと思われる若桜鉄道の発着駅でもあります。

関係者には申し訳ないけれど、若桜鉄道といえば現在の日本において廃止になりそうな鉄道会社の上位5位に間違いなくランクインされていそうな路線であり、俺もこのチャンスを逃したら、もしかしたら二度と乗ることができないんじゃないかと思ったので、ある意味、砂丘以上に優先して乗車スケジュールを組んでみました。

平日の10時前という事もあって、2両編成の若桜鉄道の乗客数は7名程度。うーん、この時間帯だから仕方ないのかもしれないけど、やっぱり状況はかなり苦しそうだなぁ。

郡家までは、特急も頻繁に走るJRの路線だったので、若桜鉄道の車両も軽快に飛ばしまくりで「これなら、燃料高騰が叫ばれる今なら、再帰の可能性はありそう!?」と思ったけど、若桜鉄道の路線に入ってから状況は激変。車で言うところの、国道から砂利道の林道に入ったような感じになりました。ま、俺のような旅行者にとって見れば、こっちの方が味があっていいんだけど、これを毎日使うことになる地元住人にとって見ると、ちょっと厳しいかも。



外を眺めながらそんなことを考えていたら、終点の若桜駅に到着。



絵に描いたような田舎の駅。これはぜひとも、いつまでも残しておいていただきたい!

さて若桜駅ですが、駅前の観光案内によると、若桜の観光スポットは、どれも駅からちょっと離れており、徒歩でそこまで行くのはかなり大変そう。しかも、帰りの列車のことを考えると遠出もできそうになかったので、地元の商店街をちらっと眺めるだけにしておいて、駅に逆戻り。

何か無いかなと、若桜駅のプラットホームから遠くを眺めてみると・・・おっ、SLがあるじゃん。現役のSLを知っている世代ではないうえ、鉄道写真や車両にはほとんど興味がない俺だったけど、間近でSLや転車台が見られると来れば、やっぱ見ておきたくなりますよね!? というわけで・・・



こんな入構許可証を300円で購入し、SLの近くまで行ってみました。



SLは、日本全国の公園や駅前で飾られていることも多く、とりわけ感動するようなこともなかったけど・・・



こういうのは大好きですwww転車台とか、はじめて見たし。たぶん、日本全国探しても、転車台のすぐ近くまで近寄れる駅なんて、ここしかないんじゃないの? 唯一残念なことは、本線から完全に分離していたことぐらいか...これも経費削減のためなのか?

っと、気がつけば鳥取行きの帰りの若桜鉄道の出発の時間が迫っておりました。

とりあえず若桜鉄道の存続に向けて、俺も1500円ほど寄付のつもりで、若桜鉄道グッズ(と、若桜町名産品)を購入し、鳥取へ戻りー。

おっとそうだった。朝のうちに、鳥取で駅弁を買っていたんだった。今食べなくては!



全国の駅弁マニアには有名ですね。鳥取のかに寿司弁当です。カニー!

しっかり、カニの足が4本分入っており、大満足の一品です。鳥取に行ったならば、ぜひ皆様もどうぞ。

若桜鉄道の車窓を眺めつつ、カニ寿司弁当を食っていたら、いつの間にか鳥取に到着。鳥取からは、山陰本線をひたすら東へ移動するだけの旅です。

・・・

途中の浜坂で「山陰本線ダイヤ乱れのお知らせ」を聞き、ちょっと焦るものの、順調に東へ移動できました。

そういえば山陰本線といえば、鉄道マニアならずとも、一度は見ておきたい鉄道の名所がありますよね? それが餘部橋梁餘部駅からすぐに行けることは知っていたので、俺も途中下車してみてみようかなと思ったんだけど、時刻表を見ると...うわ、2時間に1本しか列車来ないじゃんwwww

てなわけで、餘部橋梁をしたから眺めることは断念し、渡るだけにしておきました。



うん、確かに高いんだけどね。でも、何か物足りない感を感じているのは俺だけではないはず・・・やっぱ下から眺めてみたかった!

餘部駅の次は・・・



鎧駅。なかなかRPGらしくて良いネーミング。

・・・

城崎温泉駅でさらに乗り換え、気がつけば福知山に到着。去年の3月頃にも一回来てますが。



で、この後ろには



さっきも書いたけど、展示品としてのSLや転車台というのはどこにでもあるんですよね。



大阪の人にとっては見飽きているのかもしれない、JR西日本の近郊型電車に乗って、京都へ移動。いつも思うけど、これって車内に時計があるのが便利でいいよね。



京都! この駅は3回目ぐらいですが、今回も京都市内の観光をすることができませんでした!

京都近辺在住の誰か、俺に今度、京都市内を案内してください。よろしくお願いします。

・・・

あとは新幹線であっという間に東京です。いやはや、新幹線って素晴らしいね。旅行している感があまり感じ取れないのが残念だけど、朝9時半ぐらいからひたすら鉄道旅行しているんで、もうどうでもいいですよ。

・・・

とまあ、こんな感じの俺の夏休みの大旅行でした。

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