さて上田についたわけですが、今日の旅はここで終わりではありません。ここから第二ラウンド開始です。
まずは腹ごしらえと言うことで、上田駅構内のそば屋で立ち食いソバを啜る俺。立ち食いソバは、乗り換え時間の少ない鉄道旅行者の強い味方ですね。
さすが信州だけあり、ただの立ち食いソバでもやはり東京とは味が違うな。
では上田電鉄です。今回が初乗車となるので、どのような鉄道かさっぱりわかりませんが、とにかく乗ってみましょう・・・
おお、これか。どことなく、小学生の頃に住んでいた品川を走っていた東急目蒲線(現在目黒線)に似ているな・・・というか、話によればかつてこの車両は、目蒲線や池上線を走っていたらしいです(上田電鉄が東急グループであるからだろう)。もしかしたら、品川にいた頃、俺はこれに乗っていたのかもしれないな。そう考えると懐かしすぎて目から汗が・・・っと、よく見ると一部の窓が違うな
丸い窓があるんですが!
というか上田電鉄を走る電車は、丸窓電車として鉄道マニアではなくとも、一部の人には有名らしいです。
ではこれに乗って、目指す目的地は下之郷です!
あれ、終点の別所温泉じゃ無いのかよ! というつっこみが入るとは思えないので俺がつっこんでおきますが、終点まで行かないのには訳があります。
それはサークル時代の友人と合流する予定だったので、途中の下之郷で落ち合うことにしました。なぜ下之郷か...特に深い意味はないんだけど、駐車料金を徴収される上田市街地だったら、駐車場が無料だと思う郊外で落ち合った方がいいんじゃね? と思ったからです。
・・・
某鉄道むすめで初期のうちから扱われたこともあり、その当たりを嗜んだことのある人ならば、千曲川を渡ると、そこは秘密ふるさと~♪ という歌を思い出す人もいるかもしれませんが、実際には上田電鉄は千曲川を渡っても、しばらくは「ふるさと」というよりも「普通の住宅地」の中をゆっくり進みます。失礼ながら、上田市街地を離れても意外と住宅の数も多く、また利用客もそこそこ多かったので、今後しばらく安泰・・・であって欲しいね。
上田を出て10分弱で、途中駅で唯一の駅員常駐駅、下之郷に到着です。
ここで降りて、友人氏に電話・・・
友「あのさ、中塩田まで来てよ」
俺「どこそこ(゚Д゚)・・・」
調べてみると隣駅のようです。
次の電車がやってくるまで30分あるので、歩いて中塩田駅まで行くことにしましたよ。
・・・
下之郷駅周辺には、生島足島神社と呼ばれるちょっと大きめの神社や、
よくわからないけどなにやら歴史ありげな建物などがあり、ちょっとした散策にはぴったりな駅でした。
雄大な塩田平の風景を眺めながら、線路沿いに延びる農道をひたすら歩き、中塩田へ・・・
いやー、雪が少なくて本当に良かった。これが昨日の新潟のような積雪だったら、たぶん諦めて帰ってたな(笑)
っとそのとき、俺の目の前に、SANYO DENKI発見!
三洋なエネループの方じゃなくて、ファンの方か!
山洋電機といえば、自作PC野郎やサーバ管理者ならば、ケースファンなどでお世話になっている人も多いんじゃないかなと思います。
その後、地元のおばさんに道を尋ねたら、他人の家の庭を通るルートを教えて貰い、その通りにしたら犬に吠えられまくり、俺不審者すぎて涙目www状態に陥りつつ、適当にさまよっていたら、友人のマイカーを発見! 無事に合流することができました。
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そのまま車で別所温泉に行っても良かったけど、今回の目的は「上田電鉄に乗って別所温泉に行く」だったので、まずは適当に車が無料で止められそうな上田電鉄の駅を探すことに・・・そしたらありました。
それがこの駅、大学前駅。DAIGAKUMAE STATION.
さっそく駅に車を止めて、上田電鉄を待つと...
うお、一瞬、小学生時代に毎日のように校舎や自宅から見ていた目蒲線がフラッシュバックされたぞ。これを見ることができただけでも、ここに来た価値が十二分にあったな。
・・・
大学前から15分ぐらいで、別所温泉の玄関口。終点の別所温泉駅に到着です。このレトロな感じが素敵ですね。
てか女性駅員の制服って、鉄道むすめの着ていた袴だったのか。おじさん知らなかったぜ・・・
さて、適当な外湯に入りましょうか。時間もないから、一番近いところへ・・・
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ちょっと寄り道しすぎたからしょうがないか・・・次ぎに行こう。
おお、ここはやっているぞ、大湯。
入浴料150円とは良心的な価格ですね。入りましょう。
・・・
いやー、昭和の良き時代を思い出させてくれるいい感じの温泉でしたね(<俺はいったい何歳だ)。ちょっと狭いわりに入浴客がかなり多いので、静かにのんびりゆったり入りたい人のはオススメできないけど、露天風呂も完備されているので、150円でこれなら十二分に満足ですよ。
もう少し別所温泉巡りをやってみたかったけど、すでに日も落ちてしまったので帰ることに。また近いうちにこれたら来るぜ! 今度は、酷道299号を走って自宅から車で来よう。てか、十石峠を俺のくじら号で走り抜けることは可能なのか?
と、そんなことはまったく考えず、ただただ友人と上田電鉄車内で談笑していたら、気がつけば大学前に到着。
さらば上田電鉄。いつまでも残っていてくれ!
旧目蒲線・池上線沿線住人としても、上田電鉄にはいつまでも残っていただきたい。
・・・
その後は友人の寮まで行き、そこにに泊めて貰うことに。そして、寮では今朝買ってきた日本酒などを飲みつつ(新潟の日本酒だから期待通りうまかった!)、夜更けまでDVDを見たりニコニコ動画を見たりと、深夜まで学生時代のように遊びまくってました。
さて次回は「長野電鉄屋代線に乗って善光寺に行ったら、まさかの芸能人のサイン入りボールをゲットktkr」をお伝えします。