一昨日あたりに「そうだ、別所温泉にいこう」と思い立ったので、ちょいとこの土日を利用して「一泊二日、上田電鉄でいく別所温泉の旅」を決行してきました。
でも、ただ上田に行って帰ってくるだけじゃあ芸がないよな・・・と思ったので、少し遠回りをして長野に行くことにしました。ただただ目的地を往復するだけなんておもしろくないよな!?
というわけで、長野に行くため、大宮からスキー客でごった返す超満員の新幹線に乗ってやってきたのは・・・
越後湯沢。あれここ新潟じゃん。
でも新潟と長野はくっついているので問題ありません。ちょっと遠回りですが、こういうのもありでしょう。なので、そのまま上越線に乗り換え・・・
うおなんだこれ、これに乗れとな!?
わけないです。その後やってきた各駅停車の長岡行きに乗って、学部時代には大変お世話になった六日町へ移動。
なんだかんだで毎年来ているよな、この駅。
普段なら、駅前のスーパーや土産物屋、酒屋などで八海山などの日本酒を買って帰りますが、今回はまだ旅が始まったばかりなので、小さいお土産をいくつか購入し、駅に逆戻りです。
ここから先は、ほくほく線に乗り換えです。
六日町から十日町まで、けっこうあるのにわずか運賃は290円・・・北陸新幹線が開通したら、もうほくほく線の黒字は全く見込めなくなっているというぐらい危機的状況に陥っているんだから、もう少し値上げしてもいいじゃないかと思いつつ、乗車。
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ものすごく長いトンネルを抜けるとそこは十日町。
ここで飯山線に乗り換えて長野に行く予定なんだけど、この飯山線というのがかなりのくせ者。なぜなら本数が少なすぎ! 8:38の次は10:57とか、もう少なすぎだろ。何時間待ちだよ(今回は、幸運なことに50分待ちでした)。
せっかくなので街中を散歩でもしましょう。
東西連絡通路か・・・
ギャラリースペースみたいなのが用意されているのか。これは興味深い・・・って、何もないじゃん! いや、一つだけ展示されているぞ!?
千葉県は船橋のなし。なんじゃこりゃ。
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気を取り直して、除雪作業がほとんど終わっていた十日町の街へ。
完璧なぐらいに除雪作業が終わっていたため、とても歩きやすかったです。ありがとうございました。
感謝の意を込めて、駅前の酒屋で地酒・天神囃子の四合瓶を購入し、駅に戻ります。
さあ、日本屈指の豪雪地帯をゆく、飯山線の旅のスタートです。ちなみに飯山線は、越後川口駅が起点ですが、2年前に越後川口→十日町はすでに乗車済みなので、十日町からスタートとなったわけです。どうでもよいですね、はい。
スタート直後の車窓
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飯山線は十日町を出発し、しばらくすると信濃川を渡って川の右岸をひたすら登っていきます。そのため、進行方向左側には常に、雄大な信濃川の流れを拝むことができます。
戸狩野沢温泉までは、ずっとこんな車窓が続きます。ちょっと天気が悪く、遠くの山並みをはっきりとみることができなかったのが残念だけど、それでも期待以上の風景を拝むことができたので俺としてはOK。
そんな飯山線には、一つだけ絶対に外すことのできない駅があります。運良く、その駅で反対方向から来る列車との交換待ちになったので、その待ち時間を利用して駅に降りてみました。その駅とは・・・
森宮野原駅。
森宮-野原駅じゃなくて森-宮野原駅が正しいらしいです。知らなかった( ゜д゜)
この駅には「JR日本最高積雪地点」という、当時積もった雪と同じ高さの標柱が立っており、これがデカイ。なんせ7.85mだそうで・・・8メートル近い雪が降ったのか。凄いな。
どんだけ積もったんだよwwww
今はもう地球温暖化の影響か、そんなに雪が降ることは無いだろうけれども、豪雪地帯であることには変わりなく、駅によっては・・・
埋まってるし。
長野に入ってもこれかよ。もしかしたら、今年の長野って、例年になく凄まじい雪なんじゃあないのか!? 俺、まったく雪対策してこなかったよヤバイよ。
戸狩野沢温泉で長野行きに乗り換え、さらに長野市を目指してどんどん南下。
飯山を超えたあたりで、長野盆地に突入。すると、今まであった激しい雪が嘘のように少なくなってました。
よかったー。これぐらい少なければ、埼玉県民の俺でも問題ないぜ。
北長野駅を過ぎ、あと少しで長野着というところで・・・
うお、中央線じゃん! 最近、昔のオレンジ色の古い中央線がいなくなったと思ったら、こんなところにいたのか・・・長野で第二の人生を歩んで頂きたい(あとあと知ったんですが、どうやら解体待ちだったそうで。なんと悲しい)。
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長野到着。
天気いいじゃん。雪もないし・・・白状すると、実はこれ、夏に行った佐渡島・野辺山旅行の時の写真です。乗り換え時間がほとんど無く、ダッシュで乗り換えたので写真処じゃあなかったんですよ。
ここから先は、しなの鉄道に乗り換えて、目的地の上田へ移動。
しなの鉄道は数ある三セク鉄道の中でも、比較的経営状況が良好だそうで、今回も土曜日の午後2時過ぎという乗客の少ない時間帯でも、そこそこ混み合ってました。これからも頑張っていただきたい。というか、長野~篠ノ井間もしなの鉄道に渡してやれよ>JR
などと考えていたら、上田に到着。
新幹線も止まるので、駅はそこそこ大きめ。
そして街もこんな感じで、駅前はシャッター街ではなく、地方都市にしては珍しくそこそこ人もいるので活気もあるね。
てなところで続きます。
次回は「上田電鉄に乗って別所温泉だけど、俺には東急目蒲線に乗って蒲田に行っているような感覚だよな」をお伝えします・・・文字制限に引っかかるほど長いので、たぶん違うタイトルになります。