翌日、早朝から温泉で一汗流して、さあ出発です。
せっかく横手に来たんだから、横手っぽいことをしておきたいよなぁ・・・と思ったら、ホテルの目の前にバカでかいかまくらがあったので、記念撮影。
俺の実家の埼玉でも、雪が降れば近所のガキが駐車場に勝手にかまくら作って邪魔なんだよコノヤロー状態になるけど、それでもこんなにデカイかまくらは見たことがない。やはり、いつかは行きたいね、横手のかまくら祭り。
横手からは、北上線に乗って、目指すは岩手県の北上市。
4両編成すげーと思ったら、乗客俺だけでした。
途中の、ほっとゆだ駅あたりから錦秋湖が見えるという事前情報があったので必死に待ち構えていたけど、完全に雪に湖が埋もれているんですがwwww凄いな、東北地方の豪雪は、湖すらをも雪原に変えてしまうのか・・・
岩手県に入ったあたりで、高校生や通勤客で満員となり、北上駅に到着。
駅の縁が凍り付いていて、かなり危ないんですがwwww
端っこを歩いていたら、下手すりゃ滑って落ちますよ・・・
東北本線に乗って上野を目指します。新幹線? 俺、お金ないから各駅停車で帰りますよ。
・・・
なにげに混み合っている東北本線に乗って目指すは、一関。
ずっと爆睡していたから気づかなかったけど、あの世界遺産になれなかった平泉ってここにあったんだね。いやー、東北も仙台より北はわからないことだらけですよ・・・
さて、まっすぐ上野に向かうのも面白くありませんね。どうせなら寄り道しましょう!
というわけで・・・
何でこんなところに国際興業バスが(前も同じネタをやったな)。
じゃなくて、今回使ったのはこれ。
ドラゴンレール大船渡線。
なんでドラゴンレールと呼ばれているか・・・それは、この大船渡線が、まるでドラゴンのような路線を描いている空なんですね。いわゆる我田引水ならぬ我田引鉄の有名な例としてあげられる大船渡線、詳しくはwikipediaをご覧ください。
ようは、まっすぐ目的地へと行かず、あちこち寄り道しながら進んでいく大船渡線。でもまあ、別に急いでないので俺は問題ないです。ゆっくり弁当でも食いながら行きましょう。
かにめし! ジャスト1000円です。豪華に蟹がふんだんに載った駅弁です。蟹(゚д゚)ウマー。
有名な猊鼻渓などで途中下車してみたかったんですが、お約束のごとく、その後の乗り継ぎを考えるととてもじゃないですが立ち寄れなかったので今回はスルー。マジで、いつかレンタカーなり俺の車なりで、岩手県を一周したいぜ・・・
気仙沼に到着。大船渡線は、ここからさらに大船渡を抜けて盛(さかり)まで行きますが、そこまで行ってしまうと、また岩手県の中心地へ向かってしまうので、ここで乗り換えです。
ドラゴン神社!
ここから先は、気仙沼線に乗って仙台へ向かいましょう。
ちょっとボロい気動車に乗り込み、南を目指します。
今回乗った気仙沼線、国鉄が最後に開通させたというローカル線であり、途中の本吉あたりからはローカル線のわりにはけっこうガンガン飛ばす快適な路線だったりします。この路線が開通してから、気仙沼周辺の人が仙台に出やすくなったらしいし、実際に仙台へ向かう地元の住人もちょこちょこ乗ってましたよ。この際だから、電化してガンガン特急とかも走らせてしまえよとも思ったけど、そこまでは需要がないのかな・・・?
とはいえ、風景はローカル線そのもの。
太平洋沿いなので、雪深い土地であっても、どことなく明るい感じがします。
去年もやってきた小牛田で、再び東北線に乗り換えて仙台へ向かいます。
・・・
といったところで続きます。
次回は、「利府支線! そして湯元温泉で飲んだくれ!」をお伝えします。