つーか、よくよく考えてみると、一万円札の出身地って大分じゃなくて、大阪じゃないのか? 「大」違いか?
つっこみが入る前に気づいてよかったと言うよりも、そもそも読んでいる人自体が少ないんだろうけどな( ゚Д゚)<
さて、翌日の日曜日です。今日も昨日と同様、6時には小倉の駅に移動し、そのまま博多に向かいました。
博多からは、主に女性客というかおばさんに人気のゆふいんの森に乗って、目指す目的地は由布院です。
車内でスタンプを回収し、席に着いたところで出発。
基本的に観光列車という物には昔から興味がそれほど無く、利用することがあってもどちらかといえば目的地に向かうダイヤの都合がたまたま合えば利用する感じで、わざわざ乗る事はそんなにありません。もちろん今回も由布院に行く(それもスタンプラリーのスタンプを回収するために)のが目的だったので、座席に座って寝ることだけを考えていたんだけど、車内は内装もしっかり作ってあるためあちこち見てて飽きないし、車内の観光アナウンスも比較的よく入るので、結果として乗って良かったと言えば良かったですね。
ただ「モダンでゆったりとした空間」を売りにしているのにもかかわらず、パックツアーのおばさん客で満員の車内は、大変賑やかであったのでした(笑)
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豚骨ラーメン発祥の地、久留米から久大本線に入り、しばらく進んでいくとゆふいんの森号は大分県に突入。人生で初めての大分!
由布院駅に到着。
さっそく駅を降りれば由布岳が目の前に。
ただ、今日の計画では湯布院市内の滞在時間が1時間前後しかなかった(元々の目的が由布院駅のスタンプ)ので、駅前のおみやげ屋で、名物らしいかぼすジュースを一杯だけ飲んで、温泉につかることなく駅に逆戻り。ま、こういう温泉街はもっとおっさんになってから、タオル片手に改めて来ることにしよう(注:この10年後ぐらい、ほぼ毎年のように大分県に訪れるようになるとは、このときは知る由もなかった)。
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駅で次の大分行きの特急を待っているときのこと、ホームの端っこに足湯があるのを発見。入湯料が160円らしいので、さっそく支払って足湯へ。せっかく湯布院に来たんだから、足の先ぐらいは温泉につかっておきたいじゃないですか。
こんな感じで、ホームの中にある足湯。160円の入湯料は足湯代と言うよりも、ホーム入場料+タオル代なのかもしれません。
足湯につかりつつ、持ってきた本を読んで時間をつぶしていたら、やってきたのが大分行きの特急ゆふ号。てか、地方の幹線路線(厳密にいえばこの路線は地方交通線)はほんと特急しか走ってないな。まあ、今回は18切符じゃなくて、九州特急フリー切符を利用しているから、むしろ大歓迎なんだけれども。
大分駅にて、いつもお世話になってる特急ソニックに乗り換えて、次の目的地は中津。
中津もスタンプ設置駅なので下車。おそらくスタンプがなければ、まず立ち寄ることのなかった駅だけど、これも何かの縁。中津観光に繰り出しましょう。
とりあえず中津について何も知らなかったので、駅の中にあった観光パンフレットを斜め読みしてみると、どうやらこの中津は耶馬溪への最寄り駅らしい。耶馬溪といえば、昭和初期の新婚旅行のメッカとして知られていた観光地で、昭和40年頃までは列車で行くことも可能だったんだけど、いまはバスか車じゃないと行けないので却下。もっと市内で楽しめないものはないかなと、市内観光向けの地図を眺めていたら・・・
よし、このキーワードで行こう。というか、福沢諭吉って中津の人間だったのか。
灼熱の中津の街の中へ
けっこう街中は、お寺とかそういう建物が多いので、寺好きにはオススメかも。
うお、いきなり福沢諭吉旧居に到着。寄り道しながら徒歩で20分ぐらいかな。タクシーとか使えば速攻でこれそう。
基本的に福沢諭吉の旧居と、それに併設されている資料館の二本立て構成。しっかり管理されているし、展示物もそれなりにあるので、一万円札が嫌いで、学問をスゝメられたくないそこのあなたも立ち寄ってみると良いかも。
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一通り見終わって、そのときふと昼食を食べていなかったことに気づいたので、福沢諭吉旧居に併設されている、おみやげ屋の中の食堂で、名物らしい「唐揚げ定食」を食す。唐揚げが美味しいのはもちろんのこと、量も多く、なかなかグッドだったけど、なんで中津で唐揚げなんだ?
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腹もいっぱいになったので、再び観光開始。
次ぎに向かったのが、すぐ近くにある中津城。
街の中にあるお城にしては、わりと小規模な作りです。
当然のように、中へ。
一番上からの眺め。おお、こんなにも海が近いのか(特急の中では普通に寝てたので、全然わからなかった)。しかし、昨日ほどじゃないけど、気温が高すぎるためか、視界が悪いな。
満足したので駅に戻り。
「日本最長のハモのベンチ」らしいですが、そもそもハモのベンチって、ここ以外にあるのか?
とまあ、そんな中津観光でした。小倉から別府・大分に行くときにでも、途中下車して観光してみてください。
で、小倉経由の博多行き特急ソニックに乗って、小倉に移動し、俺の週末も終わったのでした。
せっかくなので、ここまで貯めたスタンプを書いておこう。