田平の港を一通り見て、たびら平戸口駅に戻り、駅の時刻表を見ると、まだ微妙に時間があるなー・・・てか、このまままっすぐ小倉に戻っても、夕方6時過ぎにはつきそうだから、時間的にも余裕があるな(てか6時ぐらいに帰宅するのはちょうどよいような予感)
などと考えながら、駅前で時間をつぶしていたら、同じく駅前で時間をつぶしていたタクシー運転手となぜか会話開始。「おう、どっから来た?」「自分、埼玉っすよ」系の会話ですね、地方を旅行をするとよくあることです。
普段なら、適当に2,3会話して終了ってなノリだったんだけど、まだまだ時間もそこそこあったので、タクシーを借り切って島の方まで行ってきました。一人でタクシーなんて使うとかなり高くつくけれども、その辺は考えないようにしましょう!
平戸大橋は通行料は負けて貰いました。てか、通行料取るのか!<有料道路ですから
...あ、観光施設に関する詳しい説明は、この辺のホームページを参考にしていただければ。
まず最初に訪れたのが、平戸市中央にあるオランダ橋。
もともとこの平戸島は、長崎の出島と同じように、古くから貿易港として栄えていたらしく、そのおかげでこんな感じの史跡がたくさん残されているんだとか。あ、ちなみにここを渡ると幸せになれるらしいです。
オランダ商館跡。ここにオランダの建物を30億円ぐらいかけて復元するとかしないとか。残念ながら激しく工事中でした。
で、振り返れば平戸城が見えたり・・・
次ぎに向かったのが、やっぱり市街地にある井戸。ただ、6角形の井戸で大変珍しいらしい。確かに丸いのと四角いのは見たことあるけど、6角形の井戸は見たこと無い。
こういう日本人が思いつかない井戸、つまり、当時の外人が設計したわけですね。
個人的にはもうすこし散策してみたかったけれど、時間的余裕もなかったので次ぎに移動
一つの風景の中に、お寺と教会が写っている、平戸を代表する風景の一つだとか。
で、そのザビエル記念聖堂まで行ってみました。時間の関係上中には入れなかったけど、なかなかすごい( ゜д゜)
そういや、どことなく半年前に学会で行った函館を思い出す風景だなー。
ただ、函館の教会とは異なり、長崎方面の教会といえば、やっぱりこういう隠れキリシタン的なお話が多いです。これについては、覚えていたら後ほど。
・・・
そして最後に向かったのが平戸城。先ほどの写真に小さく写っていたあれです。写真は? 取り忘れたんですよwwwww
城の中は、全国各地の城と同様、平戸の歴史資料館になっており、俺のように九州の島に興味のある人間にとっては、なかなか楽しめそうな感じでした・・・が、帰りの松浦鉄道の時間も迫っていたので30分ほどで一周し、天守閣へ
平戸の港が一望できます。天気のよいときは海の方の眺めがグッドらしいんですが、あいにくの今にも雨が降りそうな曇り空で、しかも黄砂の影響なのか、大変視界が悪くげっそり。もっと中華人民共和国は黄砂対策をしていただきたいところだ(無理)。
時間が来たので、たびら平戸口駅へ移動。途中、平戸大橋を反対方向から一枚撮影。
地元のタクシー運転手さんの話によれば、この平戸大橋のおかげで車で簡単に行き来ができるようになり、島民にとっては大変便利になった反面、人口の流失が激しくなってしまったらしいです。また、橋ができたおかげで観光客の数は増えたものの、長崎や佐世保あたりからレンタカーで橋を渡って島に来て、そのまま帰ってしまう客が増えてしまい、かえって寂しくなってしまったんだとか。
確かにフェリーで島に渡ったならば、基本は何泊か宿をとってじっくり観光したくなるけど、簡単に行けるようになれば、ささっと行って、ささっと帰りたくなりますよね(今の俺みたいに)。
だからまあ深くつっこんでみると、いろいろと複雑で難しい事情があるらしいってことがわかりました。
・・・
そんな話を聞いているうちに、たびら平戸口駅へ戻ってきました。1時間の滞在予定が3時間も滞在してしまったし。でも、いろいろ良い経験ができたので問題なし! タクシー借り切ったおかげで興味深いお話も伺えたし、観光名所を効率よく回れたので大正解でしたね!
時間も押していたので、松浦鉄道に飛び乗って、さっさと小倉に帰ることに。
松浦鉄道は、佐世保から田平までは山の中を走るんだけど、ここから伊万里まではずっと海岸線沿いをは走るので、日本海(?)の眺めが大変よろしいですね。なので、平戸に鉄道で向かうときは、伊万里側からまわるとよいかもしれません。時間がけっこうかかるけど。
ちなみに、たびら平戸口駅に着いたあたりから雨が降り出し、松浦の眺めは最悪でした(笑)
・・・
松浦鉄道と筑肥線の接続駅の伊万里に到着。
伊万里といえば伊万里焼ですが、時間もなかったので焼き物には目もくれず、筑肥線に乗り換えてスタンプラリー20のスタンプが待つ唐津へ移動。
JR九州カラーのディーゼル車に乗って、唐津へ。
唐津。もう大雨で、しかも辺りは暗くなってきていたので、途中下車をすることもなくスタンプを回収し、博多へ移動
の前に、改札におもしろい物があったので、一枚撮影。
唐津に行ってお金持ちになろう!
福岡空港行きの"電車"に乗って、博多に向かい
白いソニックに乗って小倉へ戻り。
・・・
結局この日は、九州特急フリー切符だったのにもかかわらず、博多から長崎までと、博多から小倉までの特急しか乗っておらず、金額にすると8千円程度なので、元取りにはほど遠い日程でした。明日は1万4千円ぐらい乗らないと元が取れないぞ( ゜д゜)
次回は、「ゆふいんの森に乗って、1万円札の出身地に行ってみました」をお伝えします。