2日目は引き続き九州の鉄道乗りつぶしと、あとは温泉にでも立ち寄っておきましょうか。せっかく九州に来たのに温泉に一つも行かないとかちょっともったいないですよね。いやまあ、温泉自体は日本中の至る所でわき上がっているんでわざわざ九州まで来てってこともないんだろうけれども。
伊万里駅よりスタートです。
まずは姪浜付近では想像もできないほどの超ローカル線・筑肥線に乗って西唐津へ。
この、もともと呼子線のために作られたらしい、唐津から西唐津までの1区間に乗っていなかったのでちょいとお立寄り。ついでに駅を降りて記念撮影してすぐに戻りましょう。
ここで唐津線に乗り換えて佐賀へ向かいましょう。この佐賀線も山本駅から久保田駅の間は乗っていなかったのです。
1時間ほどの乗車だったかで佐賀県の中心、佐賀駅に到着です。でも、特に降りる予定もなかったのでそのまま各駅停車に乗り換えて、鳥栖経由で久留米へ(国鉄佐賀線があればもっと楽しかったのに!)。
久留米からは久大本線に乗り換えて日田まで行きましょう。
久大本線とか懐かしいなー。ちなみに久大本線の普通列車に乗るのは初めてだったり。以前乗ったのはゆふいんの森でこの辺は一気に通過してました。
日田に到着。日田と言えば日田温泉! ということで、駅前の観光案内所で適当に情報収集し温泉行くぜ!
の前に、次乗る予定の日田彦山線まで時間があるんで、ちょいと市内観光に繰り出しましょうか。とはいっても、そこまで時間が無いので行けるのは一カ所だけだなー、と思ったので迷ったときは川と神社。たいていここに行けば良い景色が拝めますからね!
街の中を10分ほど歩くと、いずれ筑後川になる三隈川湖畔に到着。
下流をみると島みたいになっている森があったので行ってみました。
一番の高台に登ってみるとそこには神社が!
今回の旅行&出張と今後の平穏で安定した生活を一発祈願し終了。
温泉向かいますよ。
日帰り温泉や公衆浴場はどうやら無い日田温泉街。しかしながら、川沿いいくつかある温泉ホテルに入ることができるようです。なので、その中から一つ選んで・・・ここにしよう「みくまホテル」。中の女将さんと目が合ってしまったwww
しかもここの売りは、10階にある大浴場と、露天風呂。九州でもここまで高いところにある露天風呂はそうそう無いそうだ。
・・・
で。行ってきました。時間帯が絶妙だったためか、客は一人もおらず、貸し切り状態で大浴場&露天風呂を堪能できましたよ。で、ここの露天風呂ですが、建物の最上階にあると言うこともあって眺めがメチャクチャ良い! 湯船から見える日田の街と三隅川、そして遠くにはサッポロビールの日田工場が! ああ、ビール飲みたい。
風呂場にカメラを持ち込むのはアレなので、風呂場の反対側のベランダよりの眺めを一枚。こんな感じで湯船からは三隈川の清流や日田の町並みを眺めることができます。超オススメ。
実際ここは、夜景を見ると最高に良さそうなので、次来る機会があったら夜にお立寄りというか宿泊したいですね。
では2時間に1本しか来ない日田彦山線の出発時間が迫っているので駅に戻りましょう。
・・・座れなかったwwwww 失礼ながら、18切符シーズンでもないのにここまで混んでいるのは想定外だった。
こういう山の中の何にもなさそうな途中駅で降りてみたい・・・でも、今回は予定があるので降りません。
で、大分と福岡の山深い県境を越えると、田川後藤寺に到着です。
ここで高校時代の友人で、いまは小倉で働いているka_corpさんから連絡があり、どうやらすぐ近くにいるとのこと。せっかくなので落ち合うことにしたので、いったん田川伊田で降りて。
さらに田川後藤寺に戻って、今度はJR後藤寺線に乗り換えて・・・俺は何をやっているんだ。あ、地図が読める人は下図で確認していただけると俺の迷走ぶりがわかるかと思います。
そして降り立ったのが下鴨生駅。何にも無い。以前は漆生線が分岐していたらしいけどその面影もなく。
ここで、ka_corpさんの練馬ナンバーのジムニーに乗り込んで・・・特に予定も無かったので、上山田線廃線巡りをすることに。
上山田線はすでに20年以上前に廃止になった路線で、その痕跡はそれほど残ってはいないのですが、熊ヶ畑駅周辺には線路が現存しているという情報があったので、その辺を中心に廻ることにしました。
・・・
まず最初に発見したのは鉄橋。レールは撤去されているものの、ほぼ当時のままの姿で残っていますね。
さらに進むと築堤上には線路が残ってる! たぶんこれは当時からこのままじゃないかな。
どうやら話によると、この上山田線の廃線後を使ってトロッコを動かしているようで、もう少し先の熊ヶ畑駅周辺まで来てみると線路が綺麗に残っている!
駅跡っぽい感じですね。でも、これは当時とは違うところに作っている感じなので、観光トロッコ用かな?
熊ヶ畑から上山田線は1kmちょいのトンネルを抜けて一気に峠越えするのですが、そのトンネルも残っているとのことで最後にお立寄り。
車でぐるっと回って反対側から見た図。まっすぐ掘ったトンネルであるためか、反対側の明かりが見えます。
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そしてこのあたりで暗くなってきたので、廃線散策をやめて今日のお宿がある小倉へ向けて出発したのでした。