NISHISAITAMA PROJECT

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油そばを食べに西原駅から散歩してみた

お出かけネタがついに尽きてしまったうえ、土日が雨でチャリにも乗ることができず、遠出もできなかったので、近所の麺ネタから一つ。今回は油そば

油そばといえば東京発祥の、濃いめのタレを麺に絡めて食べるラーメンの亜種のようなもの。ここ最近では関東圏外でも提供する店が増えてきたようで、今現在住居を構える広島市内にも何店舗かお店ができてきました。

そんな油そばを食べることができる店が、自宅の徒歩圏内にあるので、散歩コースも合わせて紹介しましょう。

アストラムライン西原駅からスタートです。



アストラムラインの利用客で言えばわりと上位にランクインされるのではないかと思われる西原駅。本通方面からアストラムに乗ると、新白島駅で満杯となった乗客のうち、20%はこの駅と隣の中筋駅で下車するイメージがあります(結構降りる客がいる)。

そもそもアストラムラインってなんじゃ?って思う人も多いかと思いますので、興味があればこちらもどうぞ(関東圏の人なら、ゆりかもめ日暮里・舎人ライナー、埼玉のニューシャトルや横浜の金沢シーサイドラインを思い浮かべてくれればOK)。

www.astramline.co.jp


西原駅を出てまっすぐ西へと進んでいくと、国道183号線にぶつかります。



アストラムラインと一緒に整備された国道54号線(祇園新道)ができる前は、ここが国道54号線だったようで、昭和時代の幹線道路という雰囲気が今でもなんとなく感じ取ることができます。

昭和時代の幹線道路なので、とにかくこの道は歩くにしてもチャリで移動するにも危険だし、車で移動するにも微妙に走りづらくて(交通量が多い上に路線バスも多く、基本的に右折レーンが無いとか)、個人的にはいかなる交通手段を持ってしてでもできる限り避けたい道の一つ。事故も多いですし。



どうにかして国道183号線を越えると、川を埋め立てて造った細長い緑道が見えてきます。東京都内だと比較的良くある川に蓋をした緑道公園ですが、地方都市だとわりと珍しい気がしますね。

ここは元々は安川という川が流れていたところ、流路を強引に変え、そのすぐ近くにある古川に合流させてから、そのまま太田川へと迂回させた経緯があります。



安川の廃河川を過ぎると、国道183号線の旧道にあたる旧・石州街道に出ます。島根街道とは呼ばずに石州街道と言うぐらいには古くからある街道のようで、通りには神社や古い木造建築の建物もたくさんあり、江戸時代ぐらいにはすでに整備されていたのではないかと知識が無い理系の人間でも推測できるくらいには歴史がありそうな道です。

余談ですが、広島の中心地から、この旧道だけを忠実に走る路線バスがあります。広島の路線バスでもわりと異色の路線なので、機会があればこちらも紹介したいところ・・・



安神社の境内を抜けて西へと向かうと、踏切が登場します。

こちらはJR可部線の単線の線路で、廃止になってしまった末端部分から想像もつかないぐらいには地方交通線の中では全国トップ3に入るほどの乗客数を誇る路線となっています。まあ、私鉄買収路線の一つでもあるので、線路だけ見る限りではJRの路線というよりも、地方のローカル私鉄のような雰囲気はありますが。

踏切を渡って、イオンモールの敷地内を横断して少し行けば、お目当ての油そば屋が見えてきます。



油そば専門店みや寺。



こちらがその油そば。現在は大盛り無料サービス中なので、是非とも大盛りで味わって頂きたいですね。

油そばとしてはスタンダードな醤油ベースのタレに太い縮れ麺がまぜ合わさった一杯で、なかなか美味い。西日本にいると東日本的な味付けに巡り会うことが難しいのに、これはまさしく東京でよく食べていた油そば。東京在住の頃、よく食べに行ってた油そばの味にかなり近いので、そういう意味では懐かしさすらあります。

・・・

今日の散歩ルートはこんな感じです。



平日だったらこの後、イオンモール祇園の敷地内にあるスーパー銭湯でひとっ風呂と行くところですが、今回は素直に帰ることにしました。イオンのスーパー銭湯こと、スパシーレ祇園はよく行っているので、その辺の紹介はネタが尽きたときにでも取り上げたいと思います。

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