ちょっと旅がしたいなと思い立ったが吉日、行ってきました。
気になっていたのが近場で、どちらも乗ったことのないJR路線。一つは鶴見線の大川支線で、もうひとつが千葉県の房総半島を走る久留里線です。
なんで神奈川と千葉の二つの路線を一気に乗車しようなんて考えたかって、それは東京湾アクアラインを走る路線バスにも興味を抱いたからです。
まずルートから簡単に説明すると、自宅がある田無から電車乗り継ぎで川崎の先の鶴見駅まで行き、鶴見線に乗り換えて大川駅へ。その後、川崎駅に戻り、東京湾アクアラインを通って千葉県の木更津へ向かう路線バスに乗り換えて、木更津へ。そこで久留里線に乗り換えて、終点の上総亀山へと向かったのでした。
鉄道だけでは川崎から木更津など、ちょいと骨の折れるルート取りですが、バスで東京湾をショートカットすることにより、午前11時には上総亀山まで行くことができたとか、なかなか東京湾アクアラインの破壊力はすごいものがあります。
では、写真付きでつらつらの紹介していきましょう。
まずは鶴見駅で大川行きの電車に乗り換えです。
5年ぶり2度目の鶴見線。前回は海芝浦と扇町に行ったのですが、お昼時だったので大川へは行けなかったんですよね。これについては後ほど。
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大川行きにのって15分くらいだったかな。京浜工業地帯をすり抜けて、終点の大川に到着です。
なにこの川崎市内とは思えない駅舎!
しかも、本数はこれ。
つまり、こんなんだったからお昼の時間帯に来ても乗れないのです。乗るためには早朝か、あるいは夕方の時間帯を狙わないといけないので、ちょいと乗るのが難しいんですね。なんせ、土日なんて1日3本しか来ないとか、下手な閑散区間を走るローカル線よりも本数が少ないというww
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大川支線に満足した俺が次に向かったのは川崎駅。ここから木更津まで一気にワープしちゃいましょう。
臨港バスの木更津行き。1400円ぐらいしますが、アクアラインの利用料金を考えれば十分安い!
海ほたるを越えて、木更津に到着。
木更津からは、千葉県に残るローカル線、久留里線に乗って上総亀山へ向かいましょう。
あとあと調べたらキハ30という車両で、これが走っているのは日本全国でもここだけだそうで。ただ、ロングシートなので情緒的には微妙な感じ。
土曜日の10時という時間帯の割に、それなりに乗客を乗せた久留里線に揺られること1時間ちょっとで終点の上総亀山に到着。
木更津に戻る列車は1時間後の発車とのことだったので、その時間を使って上総亀山観光と行きましょうか。事前調査で駅からちょっと行ったところに亀山ダムという千葉県の中では最大級のダムがあるという情報を得ていたので、行ってみました。
おお、湖に出た。そんなに大きくはないけど、千葉県の房総半島ということを考えればこれぐらいだろう。
そして亀山ダムに到着。遠回りしてきたけど、駅から歩いて15分ぐらい、まっすぐ来れば10分ぐらい。
ちょっと食事をするには時間が無かったので、ダムを見て湖畔をちょいと歩いて、さっさと戻りました。あ、そうそう、ダムと駅の途中に渡る国道上にこんなバス停がありました。
これを使えば、安房鴨川へ抜けることも可能みたいです。
機会があったら次回はこれで安房鴨川に抜けてみるのも面白そうだなぁ。久留里線に限らず、どこにも抜け出せない盲腸線を乗りつぶしとして使用した場合、こういう引き返す以外のルートを知っておくと何かと便利ですよね。
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その後は、12:13上総亀山発の久留里線に乗って木更津に戻り、総武線快速で東京方面に帰ったのでした。
というのも、まだ時間的には余裕があったので、それこそこのまま房総半島を一周したり、千葉の北東部の乗っていない路線を乗りつぶすことも可能だったんだけど、この日は実は夕方からお茶の水で飲み会があったんですよ。なので、さっさと戻りました。
まあ、千葉ならいつでも行けるし、それに今回、東京湾アクアラインというルートを発見したおかげで(品川駅から木更津まで1時間らしい)、房総半島へ行く選択肢も増えたので、また行ってみましょう。
てな感じの小旅行でした。