NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

十和田観光電鉄に乗って十和田市へ行こう

恐山より無事に下北駅へ帰還した俺は、フリー切符の強みを生かし、いったん大湊へ。そしての折り返しで楽々・・・じゃねーよ! なんだこの大混雑! 大湊の時点で乗車率が明らかに120%超していたのに、下北駅からもわんさか乗ってきたので、1両編成の車両はもう東京都心部の朝のラッシュを彷彿させるがのごとくの地獄のような世界でした。

 

ある程度混むって事はわかっているんだから、臨時列車を出せとは言わないけれど、せめて増結して欲しかったなー。ま、いろいろ手続きがあるんだろうなぁ。特にJRともなれば(この辺は地方のローカル私鉄の方が機転が利くよね)。

 

で、窒息しそうなぐらいの大湊線に揺られること1時間弱、15:15に野辺地に到着。

 

実は当初の予定では、この2時間ぐらい後に戻ってくるつもりでいたので、まだまだ少しは遊べるぞ! それに、今朝方確保した指定席券もこのままじゃ使えないしどうしようか。

 

2時間ぐらいちょろっと時間のつぶせそうな青森の見所ってなんだろ・・・お、これだ!

 

 

 

 

十和田観光電鉄! これ、一度乗って見たかったんだよね。なぜかって、そりゃもう、こういう地方で生き残っている私鉄というのは、それだけでも希少価値が高いし、三セクじゃない私鉄は時刻表などでも本当に簡単にしか紹介されていないことが多く、日本の鉄道マップが頭の中に入ってしまった俺でも知らないことが多いんですよ。つまり、ひと言で言うと、未知の世界なのですね!

 

 

これは良い! 下手に観光地化されていないこの薄暗い感じがまた素敵すぎる(名前は観光鉄道だけど)。

 

 

でもって駅の古さのわりに、車両は新しめ・・・あれ、これどこかで見たな。っと、これ、俺が昔良く乗っていた東急目蒲線そのまんまじゃんwww 上田電鉄でもみかけたけど、こっちは見た感じほとんど改造されてないようかな感じだな。いや、俺そういう知識無いので、実は大改造されているのかも知れませんが!

 

金曜日だったと言うこともあってか、午後4時という時間で、座席がそれなりに埋まるほどの乗客数でした。もうちょい地元の人が乗れば、今後も安泰かもなぁ・・・いやー、難しいか。新幹線出来ると、高校生以外の乗客の流れも変わっていくだろうし。うーむ、難しいな。

 

 

路線には高校が3~4つ、それに大学まであるので、学生がいる間はなんとかなりそうな感じですね。ちなみに大学というのは北里大学。へぇー、こんなところにあったのか。

 

 

そして25分ぐらいで終点の十和田市駅に到着。ローカル私鉄のわりには、規模がそこそこ大きめの駅ビルでびっくり。バスターミナルもかねてるとは言え、これ、下手すりゃ中で迷うな。

 

次回はここから十和田湖へバスで行って、そのまま弘前市青森市へ向かうようなルートを使ってみようかな?などと考えつつ、滞在時間わずか10分程度で今乗ってきた電車に乗って三沢へ逆戻り。

 

・・・お前は何をしたいんだ? 俺は電車に乗りたいんだ。それでいいじゃないか。

 

三沢の駅で記念に入場券セットを購入して終了。今後も末永く頑張ってください!

 

・・・

 

さて、時計を見ると、予約した八戸行きの特急には1時間ほど余裕があるなぁ。よし、じゃあ観光案内図に書いてあった温泉にでも行ってみますか。

 

 

古牧温泉十和田観光電鉄の駅から歩いて3分ぐらいの至近距離。

 

駅の看板で初めて存在を知り、下調べせずにやってきたので、そもそも日帰り客はOKかどうかすらわからぬ状態でしたが、どうやらこの元湯は公衆浴場だそうだ。なるほど、これはありがたい。

 

早速入浴料を支払って中へ・・・入る前に「ポイントカードはございますか?」とか言われたのですがwww なんか、旅行者ではなく地元の人に見えたっぽいです。ああ、もうどこへ行っても地元に溶け込むスキルがここでも発動だぜ!

 

それはともかく、地元の意味不明な方言で日常会話を楽しんでいる裸のおっさん共に紛れ込んで、今回の旅の汗を流してきました。湯質もよかったなー。駅からも近いので、ここを通ることがあったらまた立ち寄りたいね・・・って、新幹線開通したら、そう簡単には来ることは出来ないかもしれないけど。

 

・・・

 

30分ほど温泉を堪能し、野辺地から八戸と予約した特急に乗り込んで八戸へ移動。そして新幹線に乗り換えて・・・

 

 

はやてー!

 

大宮へ帰ったのでした。

 

あ、駅弁買ったのでそれの紹介も。

 

 

 

八戸-八唄寿司。

 

駅弁のなんかの賞を貰ったからというわけじゃないけど、寿司系が食いたかったので迷わず購入。うむ、この手の押し寿司が好きな人にはお勧めできますが、あれだ。ちょいと臭いが強烈なので、車内で食べるときは要注意ですね!

 

と、寿司を食いつつ、酒を飲みつつ、気がつけば現実世界こと大宮駅に戻り、そのまんま実家へと帰ったのでした。

←新しい記事 / 古い記事→