NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

奥尻島をドライブしてきました!

昨晩の夜9時過ぎに押しかけた民宿では、もう何もやることがなかったので、出発前に買ってきたお菓子を食いながら、部屋でフェリー乗り場でかっぱらってきたパンフを眺めていると、どうやらレンタカー屋が数件あって、それを使えば容易に島内を観光できるとのこと。小さい島とは言え、一周すれば60kmぐらいはありそうなので、徒歩やチャリじゃ厳しいよな・・・よし、明日は車で回ろう! おやすみ!

 

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翌朝。島の民宿ならではの、海の幸満載の朝食を頂き、さあ出発ですよっと。

 

出発間際に、宿のおばさんに「レンタカーで回りたいんですけど?」なんて聞いてみたら、宿のすぐ近くのレンタカー屋をオススメされたので早速突撃してみました・・・

 

・・・あれ、ここ? どうみても、ただのコンビニというか便利屋なんですが!

 

レジでおじさんに「車借りたいんですがー」と聞いてみたら、奥の事務室っぽいところに通され、あっさりと軽自動車を借りることが出来ちゃいましたwww こんなに簡単に借りられるのかよwwww (ただ、黙っていたらMT車を用意されかけましたけど<このときの免許は、まだAT限だった)

 

っと、昨日の江差のフェリー乗り場での悪戦苦闘振りからは想像も出来ないほど、スムーズに事が進みすぎ、ここまで写真がありません!

 

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さあさあ、移動手段も出来たし、さっそく観光開始するぜ! その前に・・・PSPMaplus入れてカーナビ&車内BGMもOK!!

 

どこへ行こうかというか、1周60km以上あるとは言え、佐渡島のような大きな島ではないので、行くところも限られているんですが、まずはまだ朝早いし、島の反対側にある北追岬でも行ってみましょう。

 

 

北海道なので、こんなところにも普通にパークゴルフ場があるのが笑えるww

 

眺めはそこそこ良かったのですが、天気がまだ良くなかったのが残念。まあいいでしょう。

 

地図を見ると北追岬のすぐ近くの神居脇という集落に温泉があるような記載があったので、朝風呂を浴びることにしました。

 

 

神居脇温泉! おそらくきっと北海道最西端の温泉です!

 

さっそく入浴料を支払って、番台のおじさんの説明通り1階の風呂ではなく、2階の展望風呂へ。

 

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ちょっと熱めだったってこともあって、朝風呂にはちょうど良かったですね。しかも、眺めが良かったというか海側がほぼ全面ガラス張りなのもよかったのですが・・・! 外から丸見えすぎるんですがwwww

 

普通、こういう風呂って、外からはどうやっても見えないような作りになっていることが多いんだけど、ここはそんな外のことなどお構いなしのワイルドな設計になっておりました! まあ、それほど人もいない島の西側なので、これでも問題ないのでしょう。いやー、こういうワイルドなところは離島の温泉らしくて素敵ww

 

温泉で一汗流した後、ビールを飲みたいのを我慢しつつ、車に乗り込んでさらに島の奥へ・・・うおっと

 

 

なにー、俺の島内一周計画が! しょうがない戻るか・・・っと、お? ここの海岸、なかなか雰囲気いいな。ちょいと休憩しましょうか。

 

 

地形的に砂浜になりにくいのだろうけれど、夏休みなのに誰もいない静かな海岸! それに、ゴミ一つ落ちていないきれいなところだなー。

 

てなわけで、1時間ほどゴロゴロしてきました。こののんびり感が最高だー!

 

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あんまりここでもたもたしていると、見る物も見られなくなってしまうので、適当なところで切り上げ、今来た道を戻ることに。

 

 

途中でこんなにデカイ岩があったので、思わず途中下車。どれぐらいデカイかというと・・・・

 

 

真ん中にいる紫のTシャツ、みのりんのSALのTシャツ着ている、身長175cmぐらいの人間が俺。それと比べれば、このでかさがわかるのではないかと思われます。でけぇ!!

 

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寄り道終了。さてさて、もっと南へ行きましょう・・・で、奥尻島最南端の、青苗岬に到着。

 

 

ここ、17年ほど前にこの奥尻島を襲った北海道南西沖地震で、もっとも被害を受けた地区なんですね。それこそ津波にで海岸に近い集落を根こそぎ海へ追いやってしまったという悲劇の土地。

 

そんな恐ろしい地震の被害を詳しく紹介している記念館があるとのことなので、行ってみました。その名も、奥尻島津波館。

 

 

失礼ながら最初は「この手の箱物施設は、あんまり見るところがないんだよなー」ってな軽い気持ちで入ったのですが、ごめんなさい。これは奥尻島に来た人なら、絶対に訪れておくべきスポットです。とにかく、当時の惨劇の状況を写真付きで詳しく紹介してあったり、当時の島の小中学生が書いた作文などが至る所に掲載されてあり、これがどれもインパクトがあるのです。

 

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おっと、時計を見ると昼食の時間ですね。

 

レンタカー屋のおじさん一押しの食堂が青苗にあるという情報をあらかじめ入手しておいたので、そこへ向かいました。その名も、食堂潮騒

 

 

2000円のうに丼を頼んだのですが・・・ちょっと、2000円でこれはすごいだろ!! ってか、丼じゃなくて定食だろ!

シーズン中なので取れたてのウニは激ウマなのはもちろんのこと、新鮮ないかの刺身や、焼き魚などもあり得ないなww そして特にこの「つぶ貝」。俺はこんなにうまいつぶ貝は初めて食ったぜ! 今まで俺が食ってきたつぶ貝は偽物だったんだな・・・本物はこんなに美味しいものだったとは!

 

と、これを食べるだけでも奥尻に来る価値大ありの絶品でした。夜に訪問して酒と共に味わいたい!

 

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腹ごしらえもかねて、青苗の集落をぐるぐると。

 

例の津波の影響で、真新しいニュータウンのような集落なのですが、ところどころに津波にまつわる建造物があるのですね。たとえば・・・

 

 

当時は津波がここまで来た! の11.7メートルの印。あんな高い波が来たらやばいだろ・・・(ちなみにさっきの神居脇温泉のあたりは29メートルの津波が来たらしいです)

 

 

ここは空中広場。下を空洞にすることによって、波の影響を最小限に抑えるとか。なるほどね・・・これだけ見ると、主要駅のバスターミナルのような感じだな。

 

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などと、現地視察を終えたところで青苗を出発し、今度は一気に島の最北端へ!

 

 

賽の河原と呼ばれる稲穂岬。天気が良かったので雰囲気はそうでもなかったのですが、荒涼としたところでした。ここも津波の影響がすごかったらしい・・・なんでも、地震が発生してからわずか3分で500km/hもの速度津波がやってきたとか。新幹線より速くないか・・・?

 

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まだフェリーの時間までちょっとあったので、今度は奥尻島の山の中を走ってみることに。稲穂岬から良く整備された道道(県道と同義)を西へ進んでいくと・・・

 

 

いきなりダートかよwwww さすが北海道wwww

 

 

標高369メートルの球島山に到着。直下まで車で行けるので、登山と行っても階段を30段ほど上がるだけというお手頃ハイキング。いや、歩いてないだろそれwww

 

パンフによると360度の大パノラマ! らしいのですが、天気が良すぎて視界が悪いという残念な感じ。

 

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帰ろう。

 

最後に奥尻島のシンボルの鍋弦岩。これ、どうやって出来たんだろwwww

 

 

自然ってすごいですね。私にはどうしてこういう形になったのか見当がつきません。

 

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1リットル156円という素晴らしい離島価格のガソリンスタンドでガソリンを注入し、レンタカー屋に車を返却して、今回の奥尻島の旅も終わり。

 

最後にフェリーターミナルでなにやら怪しげなキャラクターが・・・

 

うにまるというゆるキャラ(?)だそうです。

 

 

もう大人気過ぎでした!

 

しかも演歌調のテーマソングまであるとかwwww

 

 

ありがとう奥尻島。期待以上の楽しさでした! もちろん楽しいだけではなく、いろいろと勉強にもなりました! 機会があったらまた来ます!

 

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とまあ続きます。

 

次回は「札沼線で行く秘境駅豊ヶ岡と、終着駅新十津川!」をお伝えしましょう。まーた、ここでもトラブルが発生したんだわwww

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