と、いうわけで、行ってきました伊豆諸島の神津島。今まで訪れた島の中では、かなりの離島感が味わえましたよ。でも、これでも東京都なんですよね!
では、今日からいつものように、旅行記でも書いていきますので、よろしくお願いします。東京にも、こんなところがあるんだなぁ・・・とでも思っていただければ幸い。
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東京から各地へ飛び立つ玄関口と言えばこの駅、浜松町。大荷物を持っている乗客の9割9分は羽田空港へ向かうと思いますが、俺とその友人らは、竹芝桟橋へ移動して・・・
船旅ですよ。しかも今回は、豪華に1等船室です!
前回の八丈島旅行の時はケチって2等船室にしたんだけど、これが酷い酷い。船底だから外の様子は全くわからないし(というか海面下)、一応畳0.8枚程度の区画は用意されているものの、それだけの雑魚寝状態だし、さらに周りがうるさくて全然眠れん! 奴隷船ですか! 治安悪すぎ!!
と、苦労したので、今回は1等船室にしてみました。2等が5000円ちょいであるのにくらべ、1等は11000円ぐらいする高級船室です。まあ、船ほどグレードに差がありすぎる乗り物も珍しい。
阿鼻叫喚とした船底とは違い、ここは余裕のある10人部屋です。しかも、布団や枕も一式用意されているので、2等船室に地獄を知っている人から見れば天国そのもの! 部屋のポジションも海面より遙か上というのもいいね。
ただ、10人部屋なんだよなぁ。今回は1等船室以外は全部満席だったから、ここも混むのかなぁと思っていたら・・・あれ、誰も乗ってこない? うお、こんな大部屋が、俺らだけで使えるのかwwww
と、出発前からテンションがかなり高かったです。持参したmacbookでアレな音楽を大音量に流したうえ、それを歌い上げたり、酒飲みながらでっかい声で雑談したりと、でも周りもそんな感じでうるさかったので問題ないでしょう(というか、ロビーとかで大宴会をやっていたので、これぐらいやらないとダメだったというのもあり)。
途中の横浜で、フリーダム状態な我らが一等船室に、別のお客様がやってきたものの、その人達も隣の伊豆大島で降りていったので、ほんとにもう今回の船旅は快適でした。というか、海も穏やかだったし! ついでに過去の経験から耳栓も持参していた俺は、完璧なまでに熟睡できて大満足です。
出港してから12時間後、神津島に到着です!
あらかじめ予約しておいた宿のおばさんの車に乗り込み、向かった先は・・・
天上山という山の登山口です。初日は、とりあえず山に登ってみました。
白島登山口から登ること1時間弱で外輪山(正確には違うけど)の縁のようなところに到着。
黄砂の影響か、すっきりとは晴れてはいないのが残念だけど、この時期にしては風もそこまで強くなく、これなら十分及第点でしょう(前回の八丈島にしろ、前々回の伊豆大島にしろ、風が強すぎて山頂まで行けなかった)。
ここからこの天上山を時計回りに回ってみることにしましょう。
高山植物っぽい草木の中をしばらく歩くと・・・
ババ池。手持ちのパンフだと「ババア池」になっていたような。
「かつて、神津島のおばあさん達が、孫や息子にいじめられて悲しくなったとき、涙をこらえてここで泣いたため、その涙がたまってできた池なのである。なお、じいさんは泣かなかったのでジジイ池はないのである」
と、適当なお話を作りつつさらに進みましょう。あ、俺らが適当に作った話ですから、信じないようお願いします<当たり前だ
天空の丘! なにこの厨二な名前はwww
さすがに遮るものがないためか、風が強すぎるのでそそくさと撤退し、裏砂漠の先にある展望台へ移動。
今朝方通ってきた海が見えます。もうちょっと視界が良好だったら、三宅島とか見えるらしいです。この時期はしょうがないかー。
裏砂漠と呼ばれる、それこそ砂漠のような地帯を抜け・・・
こっちは表砂漠。裏砂漠ほど砂漠っぽくはないけれど、これが海岸線ではなくて、山の上というのが珍しい。
最高地点! 最高地点だけあり、風も強い強い。
今まで歩いてきた天上山周辺の各地もそれなりに見えるかもしれません(適当)。
最後に千代池に立ち寄って・・・
天上山観光終了。
黒島登山口を目指して下っていきましょう。
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到着。
そして今回の宿にも到着。今回お世話になったのはここ、旅館秀蒼さん。
この後も郷土資料館へ行ったり、海岸に行ったりしたんですが、その辺は割愛して・・・
魚と「あした葉」づくし!
どれもうまいし、昼間は歩き回ったからビールもうまい!
と、そんなこんなで一日が終わっていくのでした・・・
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が、その前に、宿のおじさんから、痛烈な死の宣告が。
「明日、船は全便欠航だって」
ワラタ。今まで何度か離島旅行はしてきたけど、帰れなかったのは今回が初めてだぜwww
次回「強風吹き荒れる神津島観光」をお伝えします!