昨日の続きからー
穴水駅に戻って自転車を返却し、駅構内でお買い物をしつつ七尾行きの「のと鉄道」を待っていたら、こんな表示板を発見。
穴水駅構内の他の表示板は、すべて珠洲&輪島方面の表示が消されていたのに何でここだけ・・・消し忘れかもしれないけど、もしかしたらあえて残しているのかもしれないな。
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七尾方面からやってきたのと鉄道に乗車し、JZ5との待ち合わせ場所である和倉温泉へ移動ー
和倉温泉駅。
ここで、レンタカーで金沢からやってきたJZ5と、M氏と合流し、宿のある志賀町へ車で移動です。
和風ペンションふるさと。なぜここを選んだのかというと、
1.温泉がある
2.二食付きなのに値段がリーズナブル
3.無線LANが使える←ここ重要
みんなで温泉につかり、酒を飲みながらプログラミングが今回の目的なので、この3つの条件は大変素晴らしい。強いていえば、ノートPC貸し出しサービスなんてやってくれていれば最高だったけど、さすがにそこまで求めるのはアレですね。
さっそく温泉につかって旅の疲れをいやし(俺は、朝3時半起きだった上、チャリでけっこうまわったので疲れた)、シンプルながらもなかなか美味しかった夕食を食べ、酒を飲みつつ、みんなでプログラミング開始。
みんな別々の開発環境を用いていろいろやっていたね。そんな俺は、自宅から持ってきた骨董品のようなPC-9821Nr13(Pentium133MHz メモリ32MB 等々)とBorland C++Builder1を使って、その場でゲーム制作を・・・
ところが疲れが溜まっていたのか、酒を飲み過ぎたのか、9時半頃のあっさりダウンし気がつけば就寝していた俺乙。
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翌日...うお、なんかゲームできてるしwwwwwウケルwwwwwwww俺の微妙な才能に乾杯wwwww
ただ残念なことに、持って行ったノートPCは、内部のデータを外に取り出す事ができないため(FDD故障、光学ドライブはCD-ROM、USBやLANは無し、シリアルポートは特殊な形)ここで公開することはできないけど、ゲームとしてのアイデアはまあまあ悪くなかったので、近いうちに作り直そう。
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朝食を食べ、帰りの特急が出るまで簡単に能登半島観光ですよ!
まず向かったのが、すぐ近くの「アリス館 志賀」。何この某エロゲみたいな施設。
すぐ近くにある志賀原発の記念館のような建物で、館内には志賀原発の仕組みや、用途などをアリスとその仲間達が、幼稚園児や小学生にもわかりやすく説明しております。
館内は一見すると、年齢が一桁台のお子様じゃないと楽しめないような展示物ばかりに見えるけど、そのそれぞれの説明は、最低でも必死に物理II・Bを学んでいる高校生ぐらいじゃないとすべてを理解できないぐらい難しい展示ばかりだったのが、なんともシュールな雰囲気だったかな。
ウサギ「・・・この原子炉でウラン235(238だったかも<これでも物理学科卒)を核反応させてるんだ。このとき、中性子をぶつけることによってゆっくり核分裂を発生させ、このエネルギーを使って発電させるんだ」
アリス「わー、中性子! すごいわねー!」
ウサギ「この志賀原子力発電所2号機のは、蒸気を使ってタービンを回して発電する形式の発電所なので、その回転力を使って・・・」
おいおい、いったい誰をターゲットにしているんだ? まだろくに漢字すら書けないような幼稚園の年長さんや、小学生低学年のガキ共が「中性子!」なんて喜ぶとは思えないぞwwww
日立製作所製。
それはともかく、これってアリスとかのキャラをもっと大きなお友達が萌え死ぬような絵柄にすれば、もっと違う方面からの需要を見込めるんじゃないかと一瞬思ったけど、まあどうでもよいですね。
あ、ちなみに入館料は無料なので、小さなお友達にも大きなお友達にもオススメで
すよ。
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海岸線を走り抜け、次ぎに向かったのが志賀原発から少し北に向かったところにある厳門と呼ばれている景勝地。
Nice boat.
右に見える岩が「鷹ノ巣岩」と呼ばれる岩で、そのさらに右側に厳門があります。さっそく行ってみましょう。
海に向かって下っていくと、遊覧船があったので乗ってきました。乗船料1000円。
これが厳門。船に乗って厳門の中をくぐるのか!? と思ったら、ただ顔をつっこんでバックするだけの模様。残念。
虎が座っているように見える岩。名前忘れたけど、虎岩じゃね?
船好きなので、個人的にはそこそこ楽しめたかも。でも「20分間お楽しみください」だったのに15分ぐらいしか乗船してなかったぞ。250円ぐらい返金して欲しいぜ。
遊覧船を下りたあとは、厳門周辺を適当に散策。
佐渡島の尖閣湾のような感じだったかな。同じ日本海だし、条件がそろえば似たような地形が形成されるんだろう。
反対からの厳門の眺め。ああ、これじゃあ船は入れないな。
厳門に満足した我らは、適当に能登お土産を買いあさり、今回の最大の目的である「日本一のベンチ」を求め、さらに北上。
ついたー。これが全長460メートルの、世界最大のベンチっ!!
すごいけど、普通すぎるwwww
満足終了(早っ
そしてもう一つの目的が、このすぐ裏にある魚のいない水族館。これはもう、ネーミングセンスの勝利ですね。「志賀町水族館」よりも「魚のいない水族館」の方が絶対におもしろそうだし!
しかし、魚のいない水族館ってなんなんだろう。
はじめは「タコやイカしかいないのか?」なーんて思っていたけど、行ってみて納得。すべてをハイテク(笑)映像機器を用いて、魚を再現しているそうだ・・・え、いつのハイテク? 10年前? Windows98がまだ出てない時代だよね?
入館料500円かと思ったら、100円だったような気がした。
中は、南の海や北の海、深海などをビデオ映像を使って再現した・・・ただのテレビかよ! しかも、調整中ばかりで泣けてくるぜ。
一応、3Dのホログラム(っていうんだっけ?)で再現された熱帯魚や、手を突っ込むと反応するズワイガニなんてのがいたけど、うーむ、ちょっとこれは悲しいな。しかも狭いし。アリスの館があんなに頑張っているのに、お前ときたら・・・
正直なところ水族館としてのおもしろみはほとんど無いというのが感想かなー。まるで水産試験場のように飾りっ気が全くなかった、佐渡島の尖閣湾にあった水族館の方がずっと楽しかったぞ。
感想としては、もう少し頑張っていただきたいところ・・・ってか、こういう施設に何億円もかけるなら、そのお金をのと鉄道再建に費やしてくれよ! ってマジで思った瞬間でした。世の中、何かが間違っている。
・・・
時間もなくなってきたので、そろそろ引き返しー。
途中、北陸鉄道能登線の廃線跡の横を走りながら、ひたすら金沢に向けて法定速度を守りつつ、猛ダッシュ。
何の予備知識もないのに、道路の幅や曲線の線形を見ただけで廃線跡だと見抜けるようになった俺はもう、だめかもわからんね。
...
途中で能登有料道路に乗り、まっすぐ金沢へ。
金沢駅到着ー。みんなお疲れ。
レンタカーを返却後、越後湯沢行きの特急はくたかに乗車。
今度は白いはくたか。JR西日本仕様らしい。
ここで、昼食がまだだったということに気づいたので、適当に駅弁を買いに売店へ・・・ところが、時間が微妙だったためか、めぼしい弁当は全部売り切れで、仕方なく余り物を買う俺、負け組乙。
買った弁当は、かにめし弁当1100円。ちょwwwこの大きさで1100円は高いだろ!?
ところが、いざ蓋を開けてみると、小さい器ながらもご飯が詰まっており、その上にはまんべんなく大量の蟹が! しかもうまい!
食べ終えた感想は「ああ、これで1100円なら納得だ」の一言に尽きるね。蟹好きならば、金沢でこの弁当、アリス館やアリスの館以上にオススメです<比べるものが違う
そうして、俺の1泊2日の小旅行&プログラミング合宿は幕を閉じたのでした。プログラミング中のお話とかたくさんあったんだけど、データが取り出せない時点でアレだよな・・・今度は、自前でノートパソコンを買って参戦しよう。それしかないな。