NISHISAITAMA PROJECT

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東北・北海道旅行記~その2

今日は一言で言えば「移動日」ですね。

 

・10月13日(新潟→青森)
目を覚ましたら新潟でした。でもまだ5時前なのね。



目指すは青森なので、白新線とかいう新潟から新発田に向かう快速電車に乗り換え、目指すは新発田の先の村上・・・ってか、新発田って「しばた」って読むんだよな。最近まで「しんはつた」だと思っていたぜ! どっかに「発田」があると思っていたぜ!

上着。やっと明るくなってきました。



羽越本線はずっと電化しているのに、なんでこの先はディーゼルなんだろうと不思議に思っていたけど、どうやら村上で直流から交流が変わるらしい。だから、電気に依存しない気動車を利用しているのか。いや、俺の推測なので間違ってるかもしれないけど。

ま、そんな細かい議論はさておき、日本海沿いにどんどん北上しましょう。

この村上から先はずっと、日本海すれすれの海岸線沿いを走るため、景色は最高だったね。ただ、俺が座った座席が山側だったので、あまり景色がよくなかったぞーヽ(`д´)ノ

...で、2時間後、山形県の酒田に到着。てか寒いなー。ここで上着を1枚追加し3枚に。



ここでは次の乗り換え電車まで1時間ぐらいの待ち時間があったので、時間つぶしに酒田観光してきました。でもってこの酒田といえば山居倉庫と、風の噂で聞いていたので、ちょいと行ってみました...

...って、駅から歩いて20分もかかるのかよ! タクシーでも使わないと、行っても観光できないじゃん!

でもまあ、せっかくなので行ってきました。歩きで。

街中を歩くこと20分。到着です。



おお、それっぽいもの発見。



はい時間切れー。もうちょっと先まで行ってみたかったけど、時間がなかったのでここで戻り...残念だ。でも、次の9時半発の電車に乗り遅れると12時半まで電車が来ないので仕方がない。まあ、酒田とその周辺は、なにげに見所満載だったんで、また今度来よう。そうだ、それがよい。

酒田からまた、羽越本線に乗り込みさらに北上。今度は海側の席を陣取れました...ってか、乗客俺一人。

とりあえず羽越本線より日本海の車窓。ずっとこんな景色で、海好きには超おすすめ。



あと、山側もなかなか景色がよく、この日はちょうど日本100名山にあげられている、鳥海山を拝むことができました。山好きにも超おすすめ。



ちょっと曇ってるのが残念。

ところで、この次の目的地は秋田県の秋田だったんだけど、秋田から乗り換え予定のリゾートしらかみ号は14時発。でも、この9時半に酒田を出発する電車に乗ると、秋田に到着するのが11時過ぎで、3時間ほど時間に余裕があるんだよね。この時間を利用して秋田市内を観光するのも良さそうだったけど、どうせだったら、もっと普段立ち寄れなさそうなところに途中下車した方がいいんじゃね? ってなわけで、途中下車してみました。その駅がこの、羽後本荘駅



ここで降りた理由は時刻表がないと説明しにくいんだけど、この羽後本荘発の電車があるからで、途中下車しやすいんですね。あとは、渋いローカル線が走っているのでそれに乗ってみるというのも一つの理由だったり。



由利高原鉄道鳥海山ろく線。元・国鉄矢島線の3セクで~とかはwikipediaとかを参考にして貰うとして、乗ってきました。

いやー、渋いねぇ。渋いよ。まず車内。



車内広告は清酒のみ。しかも座席だけ(奥の方にあるのは鉄道会社のもの)。

車窓はこんな感じ。絵に描いたようなローカル風景。



あとは途中駅がこんな感じ



こんな駅も



距離にして20kmちょっとの路線だったので、あっという間に終点の矢島に到着。



それほど時間に余裕はないので、メインストリートを5分ほど散策して駅に戻り、そして羽後本荘駅に逆戻り。

乗客数はそこそこ多かったけど、かなり経営は苦しいらしいねぇ...以前乗った鹿島鉄道なんかもそうだけど、こういう渋い鉄道はいつまでも残っていて欲しいものだな。

で、秋田へ。



軽く昼食をとったあと、リゾートしらかみに乗り換え。



今までは上の写真でいう、左側の、ぶっちゃけ東京都心でも乗れるような電車だったので、非常に退屈きわまりない鉄道旅行だったわけだけど、ここからは違うね。なんせ、JR東日本が激しくおすすめしている観光列車ですよ。

ただ、よく新聞広告に出ている「秋田青森・白神山地ツアー」では、結構高い確率でこのリゾートしらかみに乗るコースが提示されているので、もしかしたらこの中は、ツアーに参加している、賑やかなおばさんばっかじゃないのか? と、ちょっとビビりつつも、乗車してみると...

予想的中━(゚∀゚)━!!

もうね、車内はデパートのバーゲン会場ですかみたいなそんなノリ。とはいえ、さすが観光列車だけあって、座席以外にもいろいろと細かい工夫があり、たとえば列車の端にはロビーが設置してあったり、随所に車掌による観光案内があったりと、これはこれでなかなか観光気分が味わえてよかったかも。しかもリゾートしらかみは、五能線というJR屈指の絶景区間を走るため、景色も抜群。というわけで、乗ったことのない人は一度乗ってみるよろし。料金も快速電車扱いなのでとってもリーズナブルなので(座席さえとれれば、18切符でも乗れます)

でもまあ、このリゾートしらかみに乗っておばさんの相手をするのもいい加減飽きたので、青森に入って少し行ったところにある深浦という駅で途中下車。

ちょうど反対方向から来たリゾートしらかみと入れ替わりだったり。



外形が違っても中身は一緒なのかな? まあどうでもいいか。

ここでの待ち時間は40分弱だったので、5分程度で行ける名所はないかなみたいな感じで駅を出てみると...

 

http://phys.sakura.ne.jp/diary/2006-1026-18.jpg

 

これしかない! しかも「歩て5分」! くっそ、これだから東北の言葉は難しいぜ! ←ただの書き間違いの予感

駅から2分ほど歩くと、大岩らしき岩を発見!



この岩。ただ遠くから見学するだけのものかと思ったら、なんと登ることが可能ということが判明したので、もうこの際だから行けるところまで行ってみることに。

んでもって、到着。後ろを振り返ってみると・・・



これって、大岩の上で昼寝でもして、その間に満潮にでもなったら帰れないんじゃないのか!? ま、今回は幸か不幸か、時間が40分しかないので、そんなことはないだろうけれども。

いやしかし、眺めいいなここは。駅からじゃ近すぎて、よく見えなかった白神山地も拝めるし



時間がないので戻ろう。この深浦という街も、興味深い建物がいくつかあったので、ここも機会があったらまた来てみたい。ただ、ちょっと酒田とは違って青森の端っこだと、そう簡単には行けないだろうなぁー。

と、そんなことを思いつつ、駅に戻る途中で、ちょうど日本海に沈む夕日を見ることができちゃったり。



この先は、ピカピカのリゾートしらかみではなく、国鉄時代に作られたと思う、古い気動車に乗って、目指す目的地は五所川原



1時間半ほどで目的地の五所川原に到着。



そして、出発直前に予約を入れてあった、近くのビジネスホテルで一泊。

ここでもちょっとしたお話があったんだけど、もう眠いので省略します! 興味があったら直接俺に聞いて!

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