北海道には梅雨がないと昔から言われています。確かにその通りで、去年の7月に北海道へ行ったときも、日本全国雨の予報だったにもかかわらず、北海道だけ天気が良かったので、梅雨はないのかもしれません・・・
が、今年は6月中旬ぐらいから7月にかけて毎日のように雨が降り注ぎ、まさに梅雨。そんな今年の北海道へちょいと行ってみることにしました。
まあ、梅雨を見に行ったのではなくて、元々計画していた時期に梅雨が重なってきたという、大変腹立たしいシチュエーションなんですが。
ところで久しぶりの札幌、以前にも増して外国人観光客が増えていますね。それだけならまだしも、それらの外国人観光客がこぞってレンタカーを借りて北海道の大地を駆け巡っていたのはちょっと衝撃的。
あともうひとつ、元々はコンパクトカーデミオを手配していたので、てっきりその辺の車がくると思っていたところ・・・
店員「配車の都合上、イクリプスになりますが、よろしいでしょうか?」
俺「あ、いいですよ(イクリプスって何だっけ? 開発言語?)」
デミオの料金でこれを借りることができたのは、かなりラッキーでした!
この日の予定は旭川の先の層雲峡にある温泉、距離にして250kmぐらいあるのでゆっくりしていられません。しかしながら、せっかく北海道へ来たのですから、北海道らしいところへ寄り道してみましょう。
というわけで、最初に立ち寄ったところがここ。ロイズのふと美工場直売店
三村かな子Pっぽくなってきました。
それはともかく、ここは北海道の有名なチョコレート屋の工場で、売店もあるのです。時間的に遅くなってしまったので、一部終了していたとはいえ、今後のドライブのお供にということで、空港などの売店では見たこともないようなロイズのチョコやお菓子をたくさん買い占めておきました。ここはオススメです!
道央道へ戻り、さらに北上し、旭川から旭川紋別自動車道へと入り、層雲峡へ。
祖父母宅が近所(とは言っても120kmぐらい)なので、子供の頃から良く来ているところですが、実は層雲峡の温泉で1泊するのは初めてだったりします。この日は6月の火曜日という平日だったので人も少なく、温泉大浴場を独り占めできて大満足でした。
・・・
翌日は大雨、本来なら外出するのもはばかれるぐらいの天候だったので、雨が降っても楽しめそうな観光スポットを探しつつ、2日目の目的地である北見へと向かいました。
俺が石北峠に来ると、必ず雨が降る・・・
途中、面白そうな物をいくつか見つけつつも、外に出ることすら難しい大雨が降り注いでいたのですべて諦め、温根沼温泉にある水族館を目指しました。水族館なら屋内なので雨が降ってても大丈夫そうですし。
北の大地の水族館に到着。さっそく入ってみましょう。
ここの水族館は山の中にあるためか、淡水魚専門の水族館になっていて、展示されている魚も北の魚ばかりという、かなり特異な水族館となっています。
大きめの水槽もいくつかあり、全体的にこぎれいにまとめてあるのでなかなか楽しめます。
巨大なイトウもいます。この大きさは圧巻。
もちろん北海道固有の魚以外の淡水魚も展示されています。
水族館自体は小ぶりなサイズなので、せいぜい30分もあればすべて見きれてしまう程度です。でも、それだからこそ、ふらっと立ち寄って気軽に見学する分には十分楽しめるかと思われます!
この水族館の裏手にはもうひとつ別の観光施設があります。何かというと、北きつね牧場。
キタキツネ自体は北海道のどこにでもわりとよくいる生き物なので、それほど珍しい物ではないのですが、雨も少し収まってきたのと、シーズンオフで観光客も少なそうだったのでこちらにも行ってみました。
近づいたら逃げることも、逆にエサを求めて近づいてくることもなく、ちょうど良い距離感で飼育されていたので、意外と言っては失礼ですが良かったです。
ただやはり、雨が降っているので基本的には雨宿りできるところで固まってました。この辺は宮城のキツネ村のキツネと似てますね。そういえばあの日も大雨だった。
ちなみにこの北きつね牧場。なぜかタヌキが数匹います。
タヌキもかわいい。
・・・と言ったところで、切りが良いので続きは次回