NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

新幹線で行く青森ドライブ

最近は東海道新幹線ばかり乗っているのではなかろうか? と思ったので、今年の夏休みは、かなり久しぶりに東北新幹線の切符を片手に東北地方に行ってみることにしました。

実は昨年の夏休みにも北東北旅行を計画していたのですが、直前に台風10号が東北・北海道を直撃したばかりでなく、この夏休み期間の天候が南九州地方を除いて1週間にわたって全国的に雨の予報だったので断念したという苦い思い出があります。

 

↑昨年の夏休み開始時の関東の天気予報

そして今年も東北地方には強烈な梅雨前線が張り付いていたのに、よくよく見ると青森県にはかろうじてかかっていなかったので、これはもう青森県へ行くしかないな! と思ったので、さっそく行ってみることにしました。

大宮より新幹線に乗り込んで向かったのが新青森駅の一つ手前にある七戸十和田駅

なぜ新青森まで行かずにここで降りたのかというと、この駅は下北半島へ行くにはちょうど良いところに位置しているのです。 駅前で予約しておいたレンタカーに乗り込んで、下北半島へと向かいましょう。

ところで下北半島7年ほど前、まだ新幹線が八戸駅までしか到達していなかった頃に一度来ていて、そのとき大湊線から見えた車窓は北海道の道東をゆくローカル線のような印象を受けた記憶が未だに覚えているのですが、大湊線に平行している国道279号線も北海道っぽい雰囲気がありました。

北海道だと道路の左右端にある道路上の「↓」、ここは中央線上にあるようです。

横浜町道の駅よこはまでお昼休憩。

ホタテ塩ラーメン。産地だけあってホタテが安くてうまい! さらに北上して田名部の街中を抜け、目指すは恐山。前回も行ったので2回目です。

恐山と言えばイタコの口寄せや賽の河原が有名ですけど、今回の目的はやはりこれ。

この掘っ立て小屋みたいなところが目的地でした。

前回訪問したときもお立ち寄りしている、この恐山の境内にある温泉にどうしてももう一度入っておきたかったのです。ちなみに、入山料の500円を支払えば無料で入ることができます。

泉質は強烈な硫黄泉で、10分ほど入れば体中が硫黄まみれになる温泉です。恐山という土地柄もあって、身体にいろいろ効きそうな温泉ですけど、長湯するのは危険なのでそうそうに出ましょう(「10分程度の入浴とし、長湯しないようにしてください。窓を開けて換気を良くしてお入りください云々」と書かれている)。

前回訪問したときは宇曽利湖の湖畔は何も無かったのに、今回はたくさんの風車やお供え物がありました。逆に道中にあった名前が書かれたお墓のような石碑がほとんど取り除かれていたので、もしかしたら方針が変わったのかもしれません。もっとも恐山独特の雰囲気は健在なので、いつ来てもいろいろと考えさせられる物があります。

湖畔からぼんやり宇曽利湖を取り囲む山々を眺めていたら、自衛隊のレーダーみたいな施設が見えたので、今度はそちらへ行ってみました。 調べてみると釜臥山(かまふせやま)という山で、下北半島では最大の山。しかし車でほとんど上まで登れてしまうようなので、特に登山装備など用意せずとも問題なさそうです。

突然、自衛隊の敷地内に入ってしまって驚きつつも、行けるところまで行くとちょっとした駐車場があり、そこに車を止めてさらに500メートルほど登ると・・・

山頂に到着です。

山頂からの眺めは地図で見たとおりの陸奥湾の海岸線を一望することができます。これで天気が良ければ最高だったなぁ・・・また来よう!

・・・

さて、本日は青森市内に宿を確保してしまった手前、いち早く移動しなくてはなりません。ただ、来た道を戻るのも面白くないなぁと思ったので、帰りは太平洋側を通る国道338号線を使ってみることにしました。こちらは東通村六ヶ所村といった原発やその他エネルギー関連の施設が点在する場所を通るので、興味があったのです。

特に東通原子力発電所のPR館は行ってみたかったのですけども、あいにく休業日・・・まあ、仮に開いていたとしても時間的にはもう遅かったので入れなかったと思うんですけど。

遠くに見える煙突は原子燃料リサイクルセンターかな? 六ヶ所村といえば原子力関連の施設の他、石油備蓄基地や風力・太陽光発電所があって、これまた独特の世界観を作り出していました。

かなり内陸に位置する石油タンク。海上に作った方が良いのでは?とも思ったけど、訳あってここに作っているんだろう。 そしてそのまま道なりに進んで青森市内のお宿に1泊したのでした。 そうそう、今回も青森まちなかおんせんへ行ってみましたよ。

ここの温泉はいわゆるスーパー銭湯的な温泉で、広々とした大浴場や露天風呂、サウナなどもあって、それでいて入浴料が450円と安めに設定されているのでオススメです。お湯の方も本物の温泉なので最高ですね。

 

続きます。

←新しい記事 / 古い記事→