NISHISAITAMA PROJECT

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豪雨のサロマ湖からナイタイ高原牧場

サロマ湖は小学校に上がる前に行ったことがあり、当時、サロマ湖の湖畔にある遊園地で遊んだというかすかな記憶が頭をよぎったので、その遊園地を探してみました。

ちなみに当時は、まだ健在だった名寄本線に乗って紋別駅まで行き、廃止された直後の勇網線の代替バスに乗って計呂地まで行って、駅前旅館に1泊したのです。でもそれ以外の記憶はほとんど無く、どこから名寄本線に乗って、最終的にどこへ向かったのかすら覚えてません(そもそもなんで計呂地に1泊したかすら今となっては不明)。

とはいえ、そういう意味でももう一度訪問しておきたかったところだったので、行ってみることにしました。

 
遠軽までは石北本線の線路沿いに走り、そこから湧別まで名寄本線の跡に沿って一直線です。湧別からは国道238号線で網走方面へと向かいます。

すると、湧別の道の駅が見えてきます。さらに、その後ろには遊園地らしきものが!



これは間違いなく当時行った遊園地。日本各地から遊園地が減りつつあるこのご時世で、オホーツク沿岸の人口希薄な地域に、まだしっかり残っていたとはちょっと感動です。ただ、大雨だったので中には入らず車の中から眺めるだけで我慢しましょう。

さらに網走方面へと進んでいきます。すると、小さい街が見えてきたので立ち寄ってみると、どうやら計呂地という街でした。ここには勇網線の駅跡が残されているらしいので、立ち寄ってみましょう。



どう見ても後付けの跨線橋がちょっと残念な感じもあるものの、全体的に綺麗に整備されているのは好感が持てます。

先ほども書いたとおり、当時この計呂地駅の駅前にある旅館に宿泊したのですが、その旅館を探してみてもどこにもありませんでした。当時ですらかなり古い旅館だったと記憶しているので、鉄道が廃線となって30年も経てば、跡形もなくなってても仕方ないです。北海道の中ではアクセスの悪く、有名な観光名所や大きな工業地帯があるような土地柄でもないですし。

その後も相変わらずの悪天候で、せっかくのサロマ湖も無様な姿をさらけ出していました。それでも、ただ走るだけでは勿体ないと思ったので、キムアネップ岬に行ってみることにしました。



サロマ湖に突き出た小さい岬で、6月下旬だといろいろな花々が咲き乱れる御花畑が広がる良さそうなところです。でもやはりというか予想通りというか、天気が悪いので寒々しい雰囲気でした。でも、たまたま雨もやんでいたので運動不足解消がてら、ちょいと散歩してみましたけど。

次来るときは晴天の中を散歩したいですね!

動き回ったら腹が減ってきたので、サロマ湖ワッカネイチャーセンターなどによりつつ、本日の目的地である北見へと移動しました。

北見には数年前にも一度来ており、そのときの夜にたまたま立ち寄ったホルモン屋、味覚園総本店がかなりお気に入りだったので、今回も行ってみることにしました。



いわゆる場末のホルモン屋のような汚らしいさはなく、全体的にちょっと小綺麗なホルモンなのですが、お値段はお手頃でとても美味しいので、ホルモン好きならオススメ。わざわざ大回りして北見までやってきた甲斐がありました!

翌日は、天気予報を見ると晴れるのは帯広周辺のみと言うことが判明したので、帯広へ行くことにしました。

雄大十勝平野の中心にある帯広は、北見から車でいけば数時間で到達できるぐらいの(北海道レベルでの)近場なので、何カ所か寄り道しつつ、帯広へと向かってみます。

まず訪問したのが、ナイタイ高原牧場。帯広には鉄道や車で何度も訪問していたにもかかわらず、ここにはまだ行ったことがなかったので、最優先で行ってみました。



十勝平野と言えば、上の写真のような直線道路が北海道の中でもとりわけの多い地域ですが・・・



ナイタイ高原牧場へ続く道は、それとは対照的に山並みに沿ってゆったりとしたカーブが続く道となっています。この感じは九州・熊本にある阿蘇のやまなみハイウェイに近い感じですね。



行けるところまで行くと少し高いところから十勝平野を見下ろすことができます。ただこの日は、南側がガスっていたので、遠くまで眺めることができたのは北側だけでした。でもこの梅雨時期でここまで天気が回復してくれたのですから十分です。

ところで、「ナイタイ高原牧場」というからにはたくさんの牛と戯れることができるのではと思ったのですが、あまりの広さのため、全く見当たりません。なので、帰り道に注意して探してみたら・・・



いました。というか、よくよく見ると遠いところで群がっていました。



日本一の広さを誇るナイタイ高原牧場、想像以上の広さでした!

続きます。

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