翌日。
朝6:16発の福山方面の府中行きに乗るために、早起きして霧の中の三次駅へ。
西日本は朝が遅いね。6時半なのにまだ真っ暗だ。
さて、今日は、三次から福塩線(ふくえんせん)に乗って、福山までまずは移動しましょう。
雪深い中国山地をのそのそと走っていくにつれ、徐々に明るくなってきました・・・
しかしこの、福塩線にしろ、三江線にしろ、線路保守の関係で速度制限がかかっているところが多すぎじゃないのか?
こういう、15km/h区間がおおいので、距離的にはそれほど無くても、かなり時間がかかります・・・まあ、輸送密度を考えると仕方ないんだろうなぁ。
などと思っているうちに、府中へ到着。うお、広島の府中ってここにあったのか!(補足ですが広島にはこの府中市の他、広島市に取り囲まれるような感じで安芸郡府中町があります・・・なんで同じ県に同じ名前の市と町があるんだ)
学生時代、東京の府中周辺の電車のダイヤを携帯で調べていたとき、いつもこの府中(広島)って表示されていて、いったいどこにあるんだろうと思っていたんだけど、こんなところにあったのか。
ここで、電車に乗り換えて、福山へ急ぎましょう。
三次から府中までは、一両編成の気動車で行くローカル線の旅って感じだったけど、府中からは一変して、それこそ京王線のような都会の列車になって笑った(どちらかというと南武線の方が近いか)。ほんと、府中を境にここまで変わるとは・・・
1時間弱の乗車で福塩線の終点、福山に到着です。
まあ、乗りつぶしできただけなので、またすぐに引き返します。今回の目的地は、神辺(かんなべ)駅です。
なんで神辺なのか・・・それは、まだ乗ったのことのない井原鉄道に乗るためだったりします。
井原鉄道の駅でとりあえず切符を窓口で買おうと思い・・・
駅員「どこまで行くの?」
俺「うーん、まだ決めてないんですよ(笑)」
駅員「はっはっは、どこまで行く?」
俺「じゃあ、この早雲の里荏原駅っておもしろそうだからここにします」
実はまだ開業10年という比較的新しい井原鉄道。車両も駅も、地方鉄道にしてはやたら綺麗です。
新しいだけあって高規格路線なので、ガンガンに飛ばしまくります。すごいな井原鉄道、地方三セクに良くあるもっとローカルな路線を想像していたのに、ここまで凄いとは。しかも、意外といっては失礼だけど、乗客がけっこう多いのです。地域住民に愛されているんだなぁと思いましたよ...で、目的の駅、「早雲の里 荏原駅」に到着。
ところで、早雲の里って何だ? 早い雲でもあるのか? おおっ、なんだかとってもわくわくするぜ! さあ、今だ、今すぐ駅の外へ・・・!
なんだここはー!
何にもないぞwwwwww
駅前に降り立つ。あるのは、駅前の公民館のような施設と工場と、あとは畑だけ。普通の家とか全然無いし・・・そもそも早雲って何だ?
・・・北条早雲のふるさと。へー、なるほどって、誰だそれ<日本史の知識がほとんど無い
ま、降り立ってしまった物はしょうがない。駅前の散策でもしましょうか。
とりあえず歩いてみることに。
おおっ、これって井原鉄道唯一の踏切じゃね?(調べてみたらこの近辺にいくつかあるっぽい)
ま、踏切マニアじゃないのでここはスルー。
さらに突き進むと・・・あ、川だ。
実に普通の川だな...なんかもう、あまりの何も無さに笑いがこみ上げてきたぜ'`'`(´∀`),、,、
お、次の列車が来る。戻ろう。もう、この駅には二度と降りないだろうなwww
・・・
井原鉄道に乗って、清音駅まで行き、
伯備線に乗り換え(一応井原鉄道でもあるんだけど)総社駅へ...
ってなところで続きます。
明日こそは、岡山後楽園について書こうと思います!