南蛇井に満足し、下仁田で葱グッズを購入した俺とくじら号は、今回のドライブの最難関、内山峠にさしかかってきました。
車を運転している最中だと、まわりの景色をじっくりと堪能する余裕はそこまでないのですが、そのまま無視して先を急いでしまってはちょっと勿体ないですね。たとえば途中から見える荒船山などは一見の価値あり。
これ以外にも、眼下に広がる渓谷美も見ておきたいところ。
っと、そうこうしているうちに長野県に突入です。
長野県佐久市！
今まではヘアピンカーブの連続だったのに対し、ここからは比較的ゆるやかなカーブが続く走りやすい道が続きます・・・が、安全運転で行きましょう。
長野県入りして、最初に目にとまったのがこれ。桜。
まだ桜が咲いてる！ たぶんこの辺の桜とは種類が違うんだろう。
桜がちらほら咲いている国道254号を下っていくと、中込というところに到着。
今回の目的地は長野県上田市なので、その気になればすぐにでも到着できそうだったけど、まだちょっと時間に余裕があるな・・・というわけで、国道ではなくあえて地元の人しか通らないような県道を使って行くことに。あ、ちなみにカーナビとかそういうすごいものは持ってませんよ？
・・・
適当に西へ西へ向かっていくと、突然「のぼり」が登場。
何だこれは・・・
さらに進んでいくと、今度は池登場！
箱畳池。「ここで釣りはできません」と書いてある看板の近くで、趣味の釣りをしている人がたくさんいるのが何ともシュールな光景。
よし、ここまで来たら別所温泉しかないな！
というわけで、脳内カーナビの目的地を「別所温泉」に切り替え、再出発。うお、出発直後、いきなり上田市に到着！
ゴールは近いぞ。
「至る別所温泉」という案内表示を参考に、温泉へ向けてひたすら移動・・・
到着ー
到着したのは、上田電鉄別所線の大学前駅。前回もお世話になりましたね。
そのまま別所温泉に行っても良かったけど、「あの温泉街って、こぢんまりとしている代わりに、駐車場とか無かったような気がするよなー。それなら、いわゆるパーク＆ライドで、駐車場のある駅に車を置いて、電車で向かった方がよくね？ それにそっちの方が雰囲気出てよくね？」と思ったので、駅前に無料駐車場が用意されている大学前駅に車を置いて、電車で行くことにしました（あとあと調べてみてわかったけど、まず別所温泉にも有料駐車場があります。あと、上田電鉄の舞田駅にも無料駐車場があるらしいです）。
地方鉄道にしては珍しく本数が比較的多い路線なので、待つこと数分で東急目蒲線・・・じゃなくて、上田電鉄別所線が登場。
遠く埼玉から走り続けた「くじら号」にはしばらく休んでいただき、代わりにこれに乗って温泉に向かうことにしましょう。
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大学前から電車に乗ると、すぐ次の駅は小さいながらも車両基地もある下之郷駅。そこで俺が見たものは・・・！
これは、俺が小学生の頃にいつも乗っていた東急の1000系とかいう奴じゃないですか！＜車両はあまり詳しくない
たぶんというか絶対これ、大昔に品川で乗ったことあるな。まさかの再開を上田の地で果たしたわけですね！ でもまだ客は乗れないらしく、ちょいと残念。
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電車に揺られること10分ぐらいかな。あっという間に終点の別所温泉に到着。
うむ。この前来たときと全く同じだ。変わらぬ風景がそこにある。
もうすでに夕方5時を大きくまわっていたため、駅員も乗客も観光客もおらず、ちょっと寂しい感があったかな。祭日というのもあるんだけど、もう少し活気が欲しいね。
静まりかえった別所温泉の温泉街をまっすぐ歩く俺の今回の目的地は、４つある外湯のうちの一つ「大師湯」。
ザ・温泉！ てな感じが素晴らしい。入浴料150円だけど、石けんやタオルなどは一切無いのであらかじめ準備を・・・
かなり硫黄臭の強い熱めの温泉に浸かれば、長野までのドライブ疲れから、日々のストレスまで、すべての疲れと汚れを洗い流すことができます！ うむ、やはりわざわざ来て良かったぜ。
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温泉に大満足し、風呂上がりにビールを飲みたくなりつつも、車で来たことを思い出し涙を飲みつつアクエリアスで我慢。やっぱ、何でもかんでも車社会というのは良くないと思うよ、酒的に。
などと考えつつ、斜め向かいの酒を販売している土産屋が開いていたので、店のおじさんに一つ一つの銘柄を詳しく説明して貰いつつ、気になった地酒を2本購入し、その後は向かいにあった北向地蔵へ。
ふと、手を洗うところ（名前忘れた。お手洗いではないことは確か＜罰当たりすぎる）に目をやると・・・おおっ、温泉だし！
水じゃなくて温泉で手を洗えるとは・・・さすがは温泉街。
温泉で手を洗い、ではご本尊へ。
特にお願い事など無かったけど、とりあえず5月以降の安定した生活について祈りを捧げ、短いながらも今回の別所温泉訪問の旅は終了。
2月に別所温泉に来たとき「たぶんもう来ないと思うｗｗｗｗ」と心の中で思っていたのに、そのわずか3ヶ月後に来ることになるとは。人生、何が起こるかわからないね＜何が
でもまあ、別所線などを含め、街の雰囲気全体が個人的に気に入っているので、上田電鉄が存続し続けている間は、定期的に来るような気がするね。
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といったところで続く。
次回は「上田城址と立ち食いそばの聖地、小諸でそばを！」をお伝えしましょう。
