NISHISAITAMA PROJECT

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台湾旅行と餃子王 その3

今日からは完全個人行動です。だから下手すれば、一日中宿でゴロゴロしてても問題ないわけで・・・問題ありですね。今日も出かけてきました。

台湾に行く前から、この日は台北近くにある九分(正しくは九イ分。このblogだと分の漢字がうまく表示できない)に行く予定だったので、さっそく行ってきました。ちなみにどんな街かというと...この辺を参考にしていただければ。まあ、台北から1時間ちょっとで行ける、ちょっとした観光地です。

そうですね。ここは「悲情城市」という台湾映画のロケ地になった街だそうだけど、日本人ならむしろ「千と千尋の神隠し」のモデルになった街だと思ってくれればイメージがつかみやすいかも。

 

台北から九分に行く方法はいくつもあるけど、今回は台北駅から電車で瑞芳駅まで移動し、そこからバスで九分に行くという王道ルートを使いました。

まずは台北車站。



でかい駅だけど、東京駅や新宿駅のようにでかくはなく、日本の地方都市の駅といった感じ。



行き先表示が電光掲示板じゃないのがいいね。昔の国鉄の駅みたいで。それに行き先表示が漢字なので、日本人にも大変読みやすいです。微妙に日本語と違うけど。

ではさっそく、全席指定席・急行列車の切符を買いましょう。中国語がわからなくても、紙に乗りたい列車、行き先、時間、枚数を記入して駅員に渡せば問題ないので楽々です...って、今日は満席かよwwwww(あとあと知ったけど、立席券があったらしい)

しょうがないので普通列車の區間車で行くか...瑞芳まで52元(約200円) ってのはJRに比べても安い! どれだけ距離あるか知らんけど。



これは急行列車。ものすごい人。車両はぼろいし、発車してもドアが閉まってないし(ずっと開きっぱなしなのか?)。イメージとしては、機関車に引っ張られている日本の客車列車(急行はまなすとか)を想像していただければ。ああ、あと最後尾はいきなりちょん切れているのはすごいな(普通の電車のジョイント部分がそのまま最終車両になっているイメージ。西部劇で登場する列車の最後尾のような感じ)。

まあ、これだけの人が乗るようじゃ、満席になるのも当然。あきらめましょう。

急行が、昭和40年ぐらい国鉄の急行列車のような感じだから、普通列車は戦時中ぐらいに走っていた車両がくるんじゃねーの? と、期待しながらホームで待つこと数分。普通列車が普通にやってきました。



普通すぎるwwwww普通列車だからか(関係ない)。車内も、みんながよく知る普通の通勤電車とほとんど同じで、いささか残念。

・・・

列車に揺られること一時間。目的地の瑞芳駅に到着。



ここからはバスに乗り換え、15分ほどでお値段は20元(=約75円)と、これまた破格値。都バスの子供料金より安い。

そして九分に到着。



入り口にコンビニがあるのは景観的にどうかと思うぞwwww



山の上の街なので、眺めは抜群。でも、残念ながら天気がよろしくない・・・



確かに、千と千尋の神隠しの最初の方に、こんな街があったような。



産業は観光だけだろうけど、それにしては家の数が多くないか? でもまあ、台北に比べるとはるかに田舎度が高いので、雰囲気はよい。



犬の放し飼いも多く、犬好きにもおすすめ(昨日も書いたな)。もちろん野犬ではなく、みんな飼い犬。人なつっこく、そして大人しい。



このときの昼飯は、アーケード街にあった麺屋。魚のつみれ入り麺で40元(約150円)。塩ラーメンのスープっぽい感じだけど、みじん切りの乾燥にんにくと、なぜかセロリが入っている。セロリ嫌いにはおすすめできないけど、これが激(゚д゚)ウマー

・・・

とまあ、こんな九分観光でした。1時間あれば街中を一周できるので、皆様も台北に来たときはぜひ九分まで足を運んでみてはいかが?



そういやこの九分で、ちょっとだけ迷ったことがあるので、以下チラ裏。まあ、観光ガイドなんかを良く読めば書いてあるんだろうけれども。

瑞芳駅から路線バスで九分まで行くとき、普通は降りるバス停は「舊道口」というところで降りるんだけど(車内アナウンスなど無いのでご注意をwww)、このバス停、終点でないのにもかかわらず、なぜか瑞芳駅方面のバス停がないんですよ。どんどん観光客や、地元の人が降りているのにもかかわらず、みんないったいどうやって帰ってるんだ? どこかに吸い込まれているのか? と、街中を散策すること数十分。瑞芳方面へ向かうバス停を発見! 場所は、かなり下った九分派出所の近くの停留所(名前忘れた)。

どうやら、バスは九分の街中を一周してそのまま瑞芳に戻っているらしく、そのループ線の付け根が九分派出所っぽいね(都営大江戸線とか、ユーカリが丘の山万のような感じ?)。というわけで、九分から帰るときはご注意を。

ってかみんな知ってるの? 知らなかったの俺だけ?

続け

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