NISHISAITAMA PROJECT

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萌えフリーきっぷ片手に増毛豊富ふさふさ街道

ところで皆さん。今年のゴールデンウィーク、留萌地方を賑わせたニュースをご存じでしょうか。

留萌の「萌えっ子」大当たり…バス切符、イラストもえ~

前日の夜、札幌のホテルでノートパソコン片手に留萌情報を検索していたら、「沿岸バスでは5月1日から、萌えイラストをあしらったフリーきっぷを販売します」みたいな情報を入手していたんですよ。

でもまあ、俺は今回は鉄道旅行&自家用車で移動と心に決めていたのでバスのフリーきっぷなんて買うつもりがないというか、なんで萌えイラストなんだよwwww誰が買うんだよwwwww

,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;  
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙  
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f.  
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!

そんな風に思っていた時期が 俺にもありました

 



東京からはるばるやってきたんだし、せっかくだからなっ!

・・・

でも、本当に買うつもりなんて全くなかったんですよ。ただ、留萌本線は増毛まで続いているんですが、深川からやってきた列車は留萌で30分ほどの待ち時間があります。そんなわけで、良い感じに途中下車ができるんです。

留萌で待ち時間があるのは想定の範囲内だったので、当たり前のように途中下車。そしてどうしようかなと、人足のまばらな商店街をうろうろしていたら・・・おっ、あれは噂の沿岸バスの留萌駅前営業所じゃないですか。しかも今日は5月1日。おおっ、なんとまあグッドタイミング。これはもう、沿岸バスの留萌駅前営業所へ行くしかないよな!

と、そそくさと、沿岸バスの営業所へ突撃。

札幌方面への高速バスの切符を買うおじさんや、回数券を買い求めるおばさんに混じって・・・

俺「この、萌えフリー切符ください><」
係員「・・・ちょっと待っててくださいねー」

なんか「おっ、ついに来たかっ!」ってな雰囲気が漂っていたんですがwwww

あとあとのニュース等で「留萌の沿岸バス、萌えフリーきっぷで大当たり」みたいな話題がちらほら挙がっていたけど、現地で買おうとしている人はいなかったなぁ。てか、現地で買った人だけが先着20名がもらえるバッジも買えましたよ(写真の右上)。

・・・

買ったからにはさっそく使おうかなと思ったけど、鉄道旅行の途中だったことを思い出し、留萌駅に逆戻り。



駅の立ち食い蕎麦で蕎麦を啜り増毛へ移動。

・・・

留萌本線は深川から留萌までは山の中を走るんですが、留萌から先は日本海沿岸を走り抜けます。



かつて走っていた羽幌線からの車窓もこんな感じだったんだろうなと、しみじみと思うこと20分弱で、終点の増毛に到着。



北海道では珍しい「終着駅」ですよ。良いですねこの感じ・・・留萌本線は、宗谷本線や根室本線と違って、それほど長丁場にならないから、手軽に最果て感を楽しみたいときとか、いいかもしれないな。



・・・

さて、増毛まで来てどうするのか・・・実はすでに、助っ人の準備をしていたのでした。

一昨日、北海道の帯広に住むka_corpに「増毛で集合できる?」と、無茶なお願いをしたところ「いけるよ」と、まさかの返事をいただけたので、待っていたところ・・・「ごめん、まだ新十津川ぐらい」とのこと。まあ、片道300km以上も余裕でかかる道のりをお願いした俺が悪いんだけどな!

まだ時間がかかりそうだったので、どうしようかなとホームを眺めていたら、留萌方面へ戻る列車が発車しそう・・・しょうがない、乗ろう。

・・・

どうしようかなー。ああ、そうだな。どうせだったら、とことん何にもないショボい駅、それこそ秘境駅のような駅で降りてみようじゃんwwww

そうだなぁ。よし、ここで降りるか!



二つ隣の朱文別駅で下車。

だって、降りようとしたとき「え、お前、マジでここで降りるのwwwwどうかしてるよwwww」みたいな顔を一瞬されたし。

しかしこの駅、いいわぁ。素晴らしい。



必要最低限の物しかないというか、必要最低限なものすらない! って感じだね。実際、ホームの長さが、車両1両の半分しかないし。

・・・

ではさっそく駅前探索を・・・



海だー。ってか、海しかねーよ・・・

本当にやることがなく、あまりに何もないところで降りて軽く後悔するも、こう言うのもありじゃね? と、心を入れ替え、国道を留萌方面まで歩くことに。

・・・

一つ隣の舎熊駅まで歩き、まだ時間があったので海辺でごろ寝。



・・・

30分ほど寝ていたらさすが北海道。身体が冷えてきたので、再び国道に戻ってうろうろしていたら・・・お、見慣れた車が!?

っと、ここでka_corpと合流し、俺の一人旅が終わったのでした。

次回は「羽幌炭礦で廃墟祭り」をお伝えしましょう。

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