来週の月曜日で期限切れとなってしまう18切符のあまりがあったので、それを消費するために出かけてきました。もちろん、昨日、熊谷に置いてきた俺のくじら号(注:俺の車)を回収するためでもあるんだけど。
さて、消費するために向かった目的地は、前回のいすみ鉄道と同様、廃止の危機が迫っている、わたらせ渓谷鐵道です。足尾といえば足尾銅山が有名ですよね!? とまあ、その程度の知識で、下調べなど全くせずに行ってきました!
まず自宅のある飯能から、わたらせ渓谷鐵道が出ている桐生までは、八高線と両毛線を乗り継いでいきます。
高崎駅での両毛線。
これに乗ってしばらく行くと、桐生に到着です。
ここで財布を確認すると、所持金が3千円しかなかったので、銀行か郵便局、またはコンビニのATMでお金をおろそうとしたら・・・金融関係の建物が駅前に全くないwwww
仕方なく、少ない所持金をうまくやりくりして行くことにしました( ゜д゜)
さっさとお金をおろすことを諦め、駅に戻ってみると、茶色い車両が止まってました。これが、わたらせ渓谷鐵道の列車です。
塗装がハゲまくりで、窓ガラスが汚れまくりなのが、経営の厳しさを物語っております。
乗客も少ないかと思ったら、これが意外にも多く、出発する頃には立ち客も出るほどの大盛況。なるほど、観光路線ではまだまだがんばれると言うことかな?
出発~!
途中、東武桐生線との接続駅、相生でさらに客が大量に乗ってきて、超満員状態...おそらく満員客を分散させるため、大間々で一両客車を連結し、やっと満員状態解消ですよ。たぶんこれ、ツアー客が乗ってきているからだろうけど、そういう客が来るってわかっているなら、あらかじめ2両編成にしていただきたいところだね(だけど、わかっててこうしたのかもな)。
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わたらせ渓谷鐵道は大間々をすぎると、名前が表すとおり、渡良瀬川にぴったり張り付いて、ひたすら上流を目指すようになります。しかも大部分が、国道よりもかなり川に近い部分を走るため、その眺めも抜群!
でも、先日の台風のおかげで、肝心の渓谷が全然美しくない( ゜д゜)
なんというアマゾン川。
途中の水沼駅では、駅に温泉が併設されていたり
駅温泉。足湯は良くあるけど、温泉は珍しいね。今度機会があったらぜひ寄ってみよう...あらかじめこういうものがあるって、調べておけば良かったぜ。
...
そうこうしているうちに、車窓には昔の鉱山住宅や、銅山関係の施設跡がちらほら見えるようになり、気がつけば終点の間藤駅に到着~
意外と、意味もなく終点まで来る乗客が多いことに驚いたね。ほとんどの客が今の列車で引き返していきましたと。俺もだけど。
実はこの駅ではレンタサイクルの貸し出しを500円(電動は800円)で行っているので、それに乗って、足尾銅山巡りをしてもいいかなと思ったんだけど、下手すると桐生まで帰れない危険性が出てきたので(通常は桐生で1日乗車券を買うんだけど、今回は寄付の意味も込めて、2割安のフリー切符ではなく普通乗車券できてます)、仕方なく戻り。
ただ、ちょっとだけ時間があったので、ちょっとだけ街中を見物してきましたよ
足尾銅山に関わっていた古河系列の会社と、元はげ山。いまは植林の方もうまくいっており、徐々に緑が戻ってきております。完全復活するまではまだまだ時間はかかるだろうけれど。
また間藤駅といえば、宮脇俊三さんがかつて国鉄完乗を目指したとき、その完乗最後の駅となったところでもありますね。本当にわずかだけど、それを示す展示がいくつかあったりしたのも、ファンの一人である俺としては良かったかな。やはり、こういった意味も込めて、この路線はずっと残しておいていただきたいところだ(残念ながら、地元の人が全然利用していないみたいなので厳しそう)。
では、桐生に向けて再出発。
・・・
途中大間々で、車両変更のためおろされたのを記念して一枚撮影。
で、桐生に到着!
今回はただの往復だったけど、今度は水沼駅で温泉に入り、神戸(ごうど)駅で食事をとり、通洞駅で足尾銅山観光の施設を訪ね、間藤駅で自転車を借りてさらに山奥を目指してみようじゃあないですか。
っと、今日の振り替えりはこれぐらいにして、さっさと俺の車が待つ、熊谷にむけて帰りましょう。
桐生から熊谷に向かうスタンダードなルートは、高崎経由で高崎線を使って行く方法だろうけれど、それだと来た道とほとんど同じなのでおもしろくありませんね? てなわけで、両毛線に乗って反対方向、つまり小山方面経由で帰ることにしました。昼飯も食べてなかったし...
両毛線で昼飯を食べるなら、もう向かう場所1つです。その場所とは・・・
佐野ラーメン! というか佐野駅!
ちょいと微妙な時間帯だった上、次の乗り換え電車までの40分しかなかったというわけで、駅すぐ近くのラーメン屋にて、佐野ラーメンを頼む俺。
駅前のじゅん亭という店で食べたラーメン、550円・・・安い!
具体的にどういう特徴があるのかよく知らないんだけど、この麺のちぢれ具合がそうなのかなと思いつつ、佐野ラーメンを啜る俺。ちょいとスープの味があっさりしすぎていたかなとも思ったけど、長く食べ続けるならこれぐらいがちょうどいいかも。ぜひ、俺の通勤ルート上の駅でも、この佐野ラーメンを出していただきたい。
・・・
ここから先は、東武佐野線に乗り館林に移動。館林で伊勢崎線に乗り換え羽生に移動。
羽生から先は昨日もお世話になった秩父鉄道に乗って熊谷まで移動です。乗り換え多いな!
何で熊谷はこんなに暑いんだwwwwwwww
近くの銀行でお金を1万円ほど下ろし、適当なお土産を買って、昨日の朝に車を止めた駐車場まで移動・・・
うむ、無事に車があったぞ。よしよし。
さっそく料金を支払い。2200円ぐらいかな・・・
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
請求額:6800円
1日1200円だから、2日でも最大2400円じゃないのかよwwwww
ああなるほどwwww
昼間最大が1200円だけであって、夜間は15分だか30分100円なんだなwwwwww
都会(注:ここは灼熱の大地、熊谷市)の駐車場を長時間使ったことがなかったからわからなかったぜwwwwww
文句を言ったところでこれが現実なので、仕方なく先ほどおろした1万円を料金ボックスに入れる俺涙目。こうなったら、会社に時間外移動費を1時間半多く申告するしかないな(どっちにしろ、昨日は台風のおかげで予定より1時間余計にかかってるから問題ないはず)。
その後は、「6800円あったら何ができる~?」とか考えながら、ひたすら国道407号線を南下し、1時間20分ほどかけて帰宅したのでありました。完。