NISHISAITAMA PROJECT

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地島へ渡航してきた

福岡県に移住して早4ヶ月、九州に移住したら離島巡りも積極的にやるぞ~と宣言していたにもかかわらず、引っ越ししてから全くといって良いほど離島に行っていなかったことに気づいたので、手始めに近場の未到達離島へ行ってみることにしました。

どこへ行ったのかというと、宗像市にある地島(じのしま)です。

地島へは最寄り駅からJRに乗って東郷駅まで行き、そこから頑張ればわりと手軽に行けそうだし、調べてみればそれなりに離島感のある島っぽいし、記念すべき今年最初の離島としては悪くなさそうですね。

最寄りのJR鹿児島本線の駅から快速電車に乗り込んで40分ほどで、地島の最寄り駅の東郷駅に到着です。



東郷駅といえば、宗像大社の最寄り駅として有名で、ここからバスに乗り込めば宗像大社地島へ行くフェリーターミナルなどへのアクセスも可能です。

まあ、私はいつものごとくdoveplus持参でやって来ているので、ここから先はチャリで港へと向かいます。



この辺は比較的のどかな風景が広がっています。宗像市も移住候補地の一つだったんですけど、賃貸マンションが少ないのと、基本的にマイカーがないと買い物が不便そうだったので諦めたんですよね・・・



道なりに進んでいくと、宗像大社が見えてきますので、ご挨拶に伺いましょう。



とても大きな神社で、可能であれば1時間ぐらい時間を確保して参拝したいところ。

しかしながら、フェリー出航まで30分を切っていたため、必要最低限の参拝だけを済ませ、神湊港へ急ぎます・・・こんな慌ただしく参拝などして、罰が当たらなければ良いですけど。



東郷駅から10kmほどチャリを飛ばして、神湊港に到着しました。

ちなみにこのフェリーターミナル。かなり前に当時、小倉在住だった高校時代の友人と今ぐらいの時期に訪問していて、そのときは大島へ渡航したのでした。

ic-yas.hatenablog.com


今回は大島の隣にある地島へと向かいます。

大島に比べると地島は観光名所的な物が少なく、渡航客の大半は釣り客かトレッキング客で、チャリを持ち込もうとしている人はいませんでした。

そもそもカーフェリーじゃないし、折りたたみ自転車でないとチャリで船に乗り込めそうにないのですが。



出港まで10分を切っているので、待合所で切符を購入して急いで乗り込みます。なお、折りたたみ自転車を輪行袋に突っ込んだ状態なら追加料金不要でした。



地島航路は神湊港を出ると、地島泊港と白浜港に立ち寄ります。今回は両方の港を使ってみたいので、奥側にある白浜港へと行ってみましょう。

・・・

神湊港を出港して30分ほどで白浜港に接岸します。



後ろの山が険しく、独特の雰囲気が素敵な白浜港。まずは、島の最北端にある展望台に行ってみましょうか。



もうひとつの船着き場である泊港への道と分かれ、ここを入っていきます。



全長1kmほどの道のりで、ほとんどの区間で舗装されているので、チャリがあれば余裕で行けると思いますし、最後の遊歩道もチャリを押していけば問題なしです。それと、この遊歩道は「つばきロード」とも命名されており、つばきが咲き乱れていた跡が残っていました。


そんな感じで適当に進んでいくと、地島の最北端である倉瀬展望台に到着。



天気が良ければ、50km先にある宗像大社沖津宮があるという沖ノ島が見えるらしいですが、残念ながら微妙にガスってて見えませんね・・・左側に見える陸地は前回訪問した大島です。

来た道を戻って、島の南端にある泊港へと向かいます。



険しい道が続くため、チャリはほとんど押しての移動が続きます・・・



大島に渡航したのも10年以上前のことだし、改めて訪問してみたいところですね。



地島の小(中)学校。現在も在校生がいるようです。

離島とはいえ、福岡市内まで2時間前後で行けるぐらいの場所なので、そこまで極端な高齢化、限界集落化までには至っていない様子。



泊の集落内の狭い道をゆっくり進んでいきます。



廃墟らしき物があり、調べてみるとかつての採石場の跡地とのこと。大島にもあった戦跡の一種かと思いましたが、そうではないようです。

それはともかく、道はここで途切れていたので引き返しましょう。帰りのフェリー出航時間が迫っています。



本土側に比べてかなり海が綺麗な地島。たった数キロ沖合に出るだけで、ここまで水質が変わってくるなら、釣り客が押し寄せる理由がわからなくもないです(あんまりよくわかってない)。

最後に少しだけ時間があったので、島の猫と遊んでみましょう。



一部の猫は、目線が合うと近づいてきます。逃げようとする猫はほとんどいないですね。



特にこのサビ猫は積極的にコミュニケーションを取りに来るぐらいにはフレンドリーでした。

猫と遊んでいたらフェリー乗り場に人が集結してきたので、適当に切り上げてそちらへ向かいます。



定刻通りにフェリーがやってきました。帰ります。

余談ですが、神湊港から泊港までは380円、白浜港までは410円です。切符は船内でも買えます(みんな帰りの切符を持っていたけど、あれは往復切符だったのだろうか?)



2時間ほどの滞在時間でしたが、非常に密度の濃い時間を楽しめました。時期をずらしてまた訪問したい・・・!

 

・・・

帰りは電車賃節約のために東郷駅ではなく、もう少し博多寄りの千鳥駅から電車に乗りました。



その途中、西鉄宮地岳線(現在の貝塚線)の終点である津屋崎駅などにも立ち寄ったのですが、まったく廃線跡などを見つけることができなかったので、この辺は日を改めて訪問するとして、まっすぐ電車で帰りました。

廃線跡巡りはどこかでやりますので乞うご期待・・・

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