今年の9月は前半は3連休、後半は飛び石連休を活用した4連休という、連休づくしだったこともあって、久々に泊まりがけでどこかへ行ってみようかとも考えてはいたのですが、実際には仕事もプライベートも微妙に忙しく、加えて天気予報も雨が続く上にチャリが調子悪いこともあって、出かける意欲が削がれまくって宿泊遠出の予定は無しとなってしまいました。
まあ、9/22は直前でお休みになったので、それはそれで良かったですけど(でも、早朝に少しだけ仕事があった・・・)。
そんなわけで、9月後半戦4連休の2日目。天気予報を見ると雨が降る可能性はほぼ無いことが判明したので、野暮用ついでに気合いを入れて近場にお出かけしてみることに。
まずは野暮用をサクッと片付け、そのまま近くの西鉄の駅から西鉄の爆速特急電車に乗って西鉄久留米駅へと移動し、西鉄甘木線に乗車します。

甘木線は宮の陣駅から分かれる支線で、すべての電車が西鉄久留米駅まで乗り入れています(大抵はそのまま大牟田まで行く)。
2両編成のワンマン電車に乗り、先ほど110km/hという爆速で通過した天神大牟田線の線路を引き返し、宮の陣駅で甘木線へと入っていきます。
天神大牟田線とは比べものにならないぐらいのローカル私鉄感の強い甘木線。各駅も簡素なものが多く、軒先ギリギリの住宅密集地帯と、だだっ広い田園風景の中を交互にゆっくりと走り抜ける路線になっています。
ただし、そこは大手私鉄の西鉄さん。線路も車両もしっかりと整備されているので、弱小地方私鉄ローカル線のような旧型おんぼろ車両が揺れまくるといったようなこととは無く、乗り心地は非常に良かったですね(もちろん地方ローカル私鉄のギリギリ感は、アレはアレで好きですよ)。
ちなみに甘木線自体は全線乗車済みで、乗り潰しの観点から終点に行く必要も無いため、適当な駅で降りてみることにしました。
降りたのは金島駅。
わりと狭い島式ホームで、通過電車がないからこそのサイズ感。
左右の余裕はほとんど無く、そしてこの急カーブ。電車外から見てもローカル私鉄の雰囲気満載で、なかなか素敵。これで架線柱が木製や鉄骨だったらパーフェクトだったんですけど、それはまあさすがに厳しいか・・・
チャリを取り出し、当てもなく出発。
今回は甘木の奥地にある秋月城址に行ってみようかとも思いつつも、ほかに魅惑のスポットがあれば途中変更してそちらへと向かうような、行き当たりばったりスタンスで走ってみましょう。
金島駅を出て道なりに走って行くと、筑後川の土手に出ます。
以前、対岸の筑後川サイクリングロードを走りましたね。チャリを買い換えたら、また走りたいところではあります。
今回は筑後川沿いではなく、甘木駅方面へ向かうことにします。この辺は、国道や県道さえ外せば、基本的に交通量が少なめなのが助かります。なにげに鉄道路線もいくつかあるし、気軽に当てもなく、折りたたみ自転車持ってぶらつくにはちょうど良いです。坂も無いですし。
気がつけばサイクリングコースにコースインしていました。
ここで改めて地図を確認してみると、この界隈にもいくつか温泉がある様子。気温も30℃前後でそこまで暑いわけではないし、軽くひとっ風呂浴びるのも悪くないだろうとのことで、最終目的地を秋月城址では無く、近くの温泉に設定しました。
こちらは甘木鉄道の線路。架線が無いだけ、頭の上がすっきりしています。
踏切を眺めていたら甘木鉄道の車両が通過していきました。
西鉄の方は大きな車両が2両つながっている一方、こちらは一回り小さい車両が1両のみ。でも、この手の廃止国鉄路線から転換した第三セクターの鉄道にしては本数は多め(ラッシュ時は15分毎、昼間でも30~40分毎)で乗客もそこそこいるので、かなり健闘している方だと思います。
畑の中をまっすぐ走っていくと・・・
花立山温泉に到着。2回目の訪問です。源泉掛け流し!
ここの風呂は広々していて、連休中でも混雑しないのが良いですね。詳しくは前回の記事を参照していただければ・・・
スロープカーも健在です。今回はチャリを麓の駐車場脇に止めて、スロープカーで登ってきました。
温泉で体力も回復したし、そのまま小郡や基山まで走ろうかと思いつつも、甘木鉄道のダイヤを確認したら10分待ちぐらいで基山行きに乗れることが判明。良い機会だし、甘木鉄道で帰りましょう。
花立山温泉から2kmほどdoveplusで走り、山隈駅から乗車します。
前回の甘木鉄道乗車時は途中の小郡駅で降りたこともあり、今回は終点まで行ってみましょう。
西鉄に乗り換えるため、小郡駅では半分ぐらいの客が降ります。
国鉄(JR)と西鉄は今でも仲が悪く、当然のように当時はこの場に駅は無かったので、国鉄甘木線が甘木鉄道になって利便性はかなり良くなったように見えます。
国鉄時代の筑後小郡駅もホームだけは残っています。現在の小郡駅から500メートルほど基山寄りの大分自動車道の高架下にあり、簡単に復活できそうな感じです。でも、住宅地のど真ん中とはいえ、利用客はそれほど多くないと思いますが(鉄道で博多駅に行く場合も、西鉄小郡駅から天神まで行ってから地下鉄乗った方が早くて便利だろうし)。
比較的最近造られた大原信号場。これのおかげで15分毎の運行が可能になったとか。
終点基山駅に着いたら、鹿児島本線にお乗り換え。
国鉄時代は博多まで乗り入れる列車もあったようですけど、現在では乗り入れは厳しそうですね(そもそも現在は線路もつながっていない)。
こんな感じで、思いつきで甘木方面をぷらっと訪問してきました。久しぶりに西鉄甘木線に乗ることができたり、温泉にも入ることができたりと、良い気分転換になりました。