以前から行ってみたかった、四国最西端の岬、佐田岬まで行ってきました。もちろんDAHON DovePlusと共にミニベロサイクリングです。
今回は佐田岬半島の付け根にある八幡浜から佐田岬までの約50kmに加え、佐田岬の先端部分から対岸の大分県佐賀関までフェリーで渡って、大分からぐるっと山口→広島というコースで帰ってみました。
まずは広島から松山までフェリーなどで移動し、松山からは予讃線で八幡浜へ。
八幡浜のビジネスホテルで1泊して翌日に備えます。
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最高の天気に恵まれた翌日、ちゃっちゃと準備を済ませ、四国最西端の佐田岬を目指していざ出発。
ちなみに八幡浜は2年前の同時期にも自転車で訪問していたりします。
ルートは違えど前回と同様に保内町へ、まずは移動しましょう。
前回はわざわざ坂を登って名坂隧道経由で行きましたが、よくよく調べてみると海沿いに平坦な県道がサイクリングコースとして整備されていたのを発見したので、今回は平坦な海沿いの県道をチョイス。
国道197号線へ合流し、国道を使って西へと向かいます。
この国道197号線は佐田岬半島の三崎港まで高規格な国道として整備されているのですが、道路自体は半島の中央部分の尾根部分をまっすぐ貫いている関係上、アップダウンやトンネルが多く、また四国から直接九州へ向かう最安値ルートであるということからこの手の市街地から離れた半島にしては交通量もそこそこあり、DovePlusサイクリング的にはちょっとハードな国道でした。
延々と続く坂を登り切ったところにある大峠トンネル。延長800メートル弱のトンネルは大型トラックが行き交う上、歩道もないので通行には難儀します。速度の出るロードバイクなら車と同じぐらいの速度が出せると思うのでそこまで気にすることはなさそうですけど、必死に漕いでもママチャリ+αぐらいの速度しか出せず、しかも安定感に欠けるDovePlusには非常に危険なコースであることには変わりありません。
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なんとかトンネルを抜けきって伊方町へ。
伊方町からも国道197号線は相変わらず半島の中央部分をノリノリで突っ切っているので、仕方なしに国道に付き合いつつ西へと進んでいきます・・・
が、2つほどトンネルを抜けきったところで、これ以上国道を進むのは危険と判断し、国道の脇道へと離脱。
トンネルを通らないとトンネルで通過できるはずの峠を地形に沿って乗り越える必要があり、体力を削られる恐れがあるから避けていたのですが、背に腹はかえられません。というか体力が温存されても事故っては元も子もないですし。
というわけで、安全な脇道へと逸れて半島の南側に古くから整備されているのであろう旧道を進むことにしました。
突然のダム。伊方ダム。
ダムの横をグイグイ登っていき、宿名峠を越えると目の前に海が広がります。
おおお、素晴らしい眺め! 初めから国道ではなくこっちのルートを選択しておくべきだった!
九町という集落を抜けると、今度は海岸線に出ます。
実に美しい海。佐田岬半島は大きな街や工場もなく(強いて言えば原発と風力発電所ぐらい)、人口も少ない土地柄なので、とても環境が良いです。
集落と集落の間は小さい峠越えがちょこちょこありますが、坂が急なところはそれほど多くないので、わりと快適にサイクリングが楽しめるかと思います。それより、ほとんど車が走っていないのが実に良いですね。
四国本土があんなに遠くに・・・
旧・瀬戸町を抜け、旧・三崎町へ入ると快適な海沿いの道は国道197号線に吸収されてしまうので、ここから先は再び国道と共に進むことにします。
三崎港まであと6km。保内町周辺に比べていくらか交通量も減ってきているし、この程度なら国道を進んでも良いでしょう。それに、旧道と思われる海沿いの道は大廻りを強いられるので、ここは素直に国道を進んだ方が大幅時間短縮が見込めます。
そして三崎港に到着です・・・が、佐田岬はここから14kmも先にあるので、フェリーのダイヤだけ確認したら、休まずにさらに西へと向かいます(というかちょうど昼飯時で混雑していたというのもあり)。
三崎港を越えると3kmにも渡って延々と続く登り坂が現れ、その後もキツいアップダウンが終点まで続き、1時間ほどかけ、なんとか佐田岬手前の駐車場に到着。
佐田岬自体はここではなく、1kmほど舗装された山道を歩いて行った先にあります。なので、DovePlusとはしばしのお別れ(実を言うと人が少なかったら担いで持っていこうかとも思っていた)
途中に人気(ひとけ)の無い桟橋があったので、そこで少し遅めの昼食。
三崎港付近の土産物屋で売っていた弁当と、(写真にはないけど)じゃこカツ。このじゃこカツは最高に美味かった! じゃこ天をカツとして揚げるとここまで美味くなるとは・・・!
佐田岬の先端にある最後のピーク、椿山展望台から見た佐田岬灯台と、対岸の大分県。良い眺め。
佐田岬灯台の真下にある四国最西端の碑。距離的には津軽海峡と同じぐらいの海峡の幅なので、その気になればトンネルを掘って繋ぐこともできそうなぐらい、対岸の大分が近くに見えます。
ついでに佐田岬の先端にくっついている陸繋島である、御籠島へ。
戦時中は豊予要塞の一部として砲台などが設置されていたらしく、今でもその遺構を見ることができます。
攻撃のために掘られた洞窟も、今では観光スポットの一つです。
ここを通る敵艦隊を攻撃するためにここに大砲が設置されたとか。実際に実戦で活用されたのかどうかは不明ですけど。
最後に正真正銘、四国の最西端まで無事に到達!
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その後は、来た道を14kmほど三崎港へと急いで戻り(ってさらっと書いているけど、けっこうハードだった)、国道九四フェリーに乗り込んで対岸の九州へと渡ります。
三崎港も佐賀関港も鉄道駅から遠いフェリー乗り場ゆえ、ほとんどの乗客はマイカーかバイクで、乗船券のみで乗り込む客は自分含めて4名でした(他のサイクリング客もいなかった)。
国道フェリーなので、船内も国道扱い?なのか、自転車用のブルーラインが引かれ、そこには「大分県」と書かれているナイスな演出があります。
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といったところで切りが良いので、この続きは次回。