NISHISAITAMA PROJECT

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大雨の中の松江フォーゲルパーク

今年の夏休みは昨年と同様に9月に設定して、北海道か、あるいはパスポートも新調したことだし思い切って海外か! なんて思っていたのですが、コロナ禍の昨今においては海外なんてもってのほかだし、何泊もあちこち移動するような大旅行も危ない気がしたので、今回は近場の島根県の温泉旅館に泊まりつつ、その周辺をさらっと観光してきました。

 広島市内から国道54号線や松江道などを使ってひたすら北上すること170kmほどで松江に到着します。隣県なので近いと思いきや、案外遠く、わかりやすい例を出すと、東京都心から静岡市大阪駅から名古屋駅ぐらいの距離がありました(まあ、今まで何度か行っているので距離感はあるんですけど)。

さて、松江市に到着して最初に訪問したのがこちら。



松江フォーゲルパーク

www.ichibata.co.jp

静岡県にある富士花鳥園掛川花鳥園のような花と鳥をメインとしたテーマパークです。かつては同じ系列店だったため、全体的な雰囲気は似ています。



園内に入ってからは、反時計回りに順路を進んで行きます。



温室を抜けると山の上へと続く長いエスカレーターが現れるのでそれに乗って山へと登っていきます。この先の遊歩道にも全て屋根が設置されているので大雨の日でも問題なく楽しめると思います。ちなみに、この日は大雨でした!



エスカレーターを登り切ったところにある展望台から眺めた宍道湖。いくら雨でも楽しめる松江フォーゲルパークとはいえ、流石の展望までは厳しい様子。ここは晴れていたらかなり眺めが良いと思われるので、天気が良いときに改めて訪問したい・・・

気を取り直して順路を進んで行くと、水鳥を展示しているエリアが現れます。こちらはトキやカモといった水鳥が放し飼いされており、えさをあげることもできます。



よく見ると高いところにたくさんトキが止まってます。



足下にもたくさん小型のトキが徘徊しています。彼らの目的は・・・



エサです。

この手のえさやりは、休日の午後などに行くと鳥の方がもう満腹でエサに興味を示してくれないようなことすらあるのですが、この日は天気の悪い平日ということもあってか、エサを手にしたと同時にものすごい勢いでエサの争奪戦が始まり、あっという間にえさが尽きました! 一瞬で消えた俺の100円!

隣のエリアへと移動しましょう。こちらはより大きな規模の熱帯鳥温室エリアで、大きな猛禽類や熱帯の色鮮やかな鳥などがたくさん展示されています。



最近流行(?)のハシビロコウ



よく見ると引き戸の隙間からこっそりこちらを監視しています。



名前忘れた・・・すごく賢そうな顔をしている。



こういうのが野生で普通に飛んでいる国があるってのがすごい。



ペンギンもいます。実はペンギン散歩タイムが14:00からだったのに、到着したが14:10で、タッチの差で見ることができなかったのが残念! あと30分はやく自宅を出発していたら!



熱帯をテーマにしたエリアなので、植物を眺めているだけでも楽しめます。園内には人工の川も流れていて、そこには鯉がたくさん泳いでいるのでえさをあげることも可能です。



「湖畔に広がる花と鳥の楽園」で、鯉の顔出しとは面白い。

また、この熱帯エリアには鳥のえさやりゾーンも併設されています。



すり下ろしたリンゴが入った容器を手にするや否や、オニオオハシやリビングストンエボシドリが腕や肩に乗って上手に食べます。



特にこのゾーンは、鳥好きならば絶対に楽しめるので行く価値大ありです!

熱帯ドームを抜け、外の遊歩道を少し進むと、入口の大きな温室に戻ります。実はその途中に屋外の展示がいくつかあったのですが、雨がちょっと強かったのでそこはスルー・・・次回は天気が良いときにまた訪問したいところですね。

最初のエリアに戻ると、ちょうどフクロウショーをやっていたので見学してきました。



人が少ない! これだけお客さんが少ないとちょっとやりづらそうですねぇ。ただ、その分だけサービス満点だったので大変楽しめました。鳥に演技をさせるって、難しそうなのにそれをショーという形で表現するって、よく考えてみるとなかなかすごい。



そして一周おわって終了です。だいたい1時間半ぐらいの滞在で、実に満足度の高いテーマパークでした。ここは目の前に一畑電車の駅もあり、松江市内からもすぐにアクセスできるぐらいには交通の便も良いので、車を運転に慣れていない人にもオススメしたいですね!

といったところで続きます。

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