NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

大連での御食事いろいろ

今回は一人で大連出張だったので、オフの時間はどこへ行くにも単独行動していたのですが、基本的に朝から夜まで現場で作業だったということもあり、食事に関してはだいたい現地の中国の人と一緒に現場近くの食堂やレストランに行ってました。

普段は孤独なグルメ人なので一人飯を好む人間ではあるものの、それは国内の話しであり、やはり海外慣れしていないと、地元の人向けの見知らぬ食堂で飯を食うのも一苦労。それなので、大変有り難い限りでした。それに現在の中華人民共和国では、WeChat Pay(微信支付)のような電子決済が主流になっているためか現金が使えない店などもあったりして、わりと敷居が高いのです(フードコート系では実際に現金不可があった)。

どれぐらい主流になっているかというと、コンビニやスーパーはもちろん、日本だったら間違いなく現金しか使えないと思われる個人経営の店や食堂、果ては農村から出てきて道ばたで露店を開いているおばさん相手ですら電子決済が使えてしまうと言う状況なのです。まあ、これについては今後も中国へ行くような機会があるなら、使えるようにしておきたいなぁとは思いつつも、今回は現地の人に立て替え払いして貰う感じで事なきを得ました。

話を元に戻し、この1週間、いろいろな物を食べまくってきた中から、特徴的な飲食物をいくつか紹介します。

 




初日夜はちょっと良いレストランで宴会。大連は海に面した街だからか、海産物系は何を食べても美味い!



豚の足。沖縄料理みたいだ。



宴会で出てきた白酒。左が北京産で右が四川省産。四川の酒は癖が強いけれど、慣れるとそれが美味く感じてくるから不思議。

風味は焼酎に近い感じですがアルコール度数が52%もあるので、ペース配分をよく考えて飲まないと大変なことになります。というか、中国流のお持てなしの洗礼を受けると、ひたすら飲み続けることになるので、危うく死にかけました(笑)



魚介系や肉系は外れなしだったのですが、物は試しと思って注文してみた、このイモムシの炒め物は、ちょっと難しい味でした(まずいわけじゃない)。日本でも昆虫食の文化はあるので見た目はそんなに気にならないのですけど。

ただ、現地の人曰く、高タンパク質の食べ物なので良い!だそうです。



大連というか遼寧省北朝鮮と接している関係上、朝鮮族の人も多く住んでいて、韓国料理のお店もあります。そこで出てきたのが犬鍋。鯨やイルカを食べる日本と同様、犬を食べる中国や韓国の文化も欧州から叩かれていますが、遠い国の身勝手な意見など気にしてはいけません。

で、初めて犬肉なるものを食べてみたところ・・・意外と臭みはないものの、牛や豚などに比べるとかなりあっさり目な味でした。やぎ鍋より食べやすいかな。



いろいろ食べた中では一番美味かったのは、この鍋焼きうどんみたいな一人鍋。雲南省あたりの郷土料理らしいこの料理。おそらく米と思われる麺に鶏ガラスープが良く合い、細く切った干し豆腐が絶妙な逸品でした。これはまた食べたい。

・・・

いつも作業が終わってホテルに戻ったら、部屋でよく飲んでいたビールがこちら。



青島ビールの白。通常の緑ラベル青島ビールに比べて味がしっかりとしていて、普通に日本国内で白ビールとして販売しても十分通用するような気がします。日本だとサッポロビールが出しているホワイトベルグをもう少し濃くしたような感じですね。

しかも中国は税金が低いのか、500mlでも100円程度という、第3のビールよりも安価。素晴らしい。日本ももっとビール税を下げて欲しい!

そんな感じで出張中の一週間、あれこれ食事も楽しんでくることができました。

またあの辺に訪問したら、虫と犬以外なら、是非ともまた食べてみたいですね!

←新しい記事 / 古い記事→