NISHISAITAMA PROJECT

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大連市内散歩

(前回からの続きです)

せっかく久しぶりに海外に来たんだし、もっといろいろまわってみようぜ? と思ったので、1日フリーだった日曜日は、大連市内をいろいろと徘徊してみました。

 


ホテルからの眺め。大連駅は上野駅をモデルに設計されたそうで、確かに言われてみると見た目が上野駅っぽい。

まず向かったのが大連駅より少し東側にある、ロシア人街と呼ばれている地区。



元々ロシア人が居住していた地区だそうで、建物もロシアっぽい雰囲気があります。



でも、個人的にはロシアというより、中国の東北部っぽい印象でした(って行ったことないから良く知らないけど)。ちなみにこの街の裏側にも入ってみましたが、そこは直感的に治安の悪そうな香りがムンムン漂っていたので、ちょろっと街並み拝見した後は深入りせずに引き返しました。

いったん、大連駅まで戻りましょう。



ここから、北へ延びる電車に乗って金石灘方面へ向かうか、地下鉄に乗って終点まで行ってみるか悩みましたが、下調べもせずに知らない国で遠出するのもリスクがありそうだったし、そもそもまだ大連の市内自体を全然観光していなかったということもあり、地下鉄乗りつぶしもかねて、2号線で海之韻駅まで行くことにしました。



駅の外に出てみたところ・・・街が開発される前に、とりあえず地下鉄だけ延伸してみましたって感じの地区で、遠くにタワマンが見える以外には空き地が広がるだけの何にもない場所でした(中国なので数年後には街が形成されているかもしれませんが)。日本で言えば、お台場にある東雲駅や(2010年頃の)市場前駅が雰囲気近いです。

Googleマップで近くを調べてみると、近くの高台一体が海之韵公园という公園になっているようだったので訪問してみることに。それに、どこからともなく地元の人たちがその公園方面に向かって歩いていたので、それに付いていけばどこかに行けるだろう的な感じでついて行ってみました。



海底大峡谷??

ゲートらしき物があって警備員もいましたが、特に何も言われなかったので気にせずぐいぐい進んでいきます。



ところどころにある海の生き物のオブジェ。案内板などが一切ないので詳細は不明です。仮に案内板があっても理解不能だと思いますけど。

駅から20分ほど歩き続けると、目の前にはなにやら有り難そうな石碑が。



ボディービルディングウォークウェイという筋肉でマッスルな感じの英語が正しいのかどうかはともかく、大自然の中を歩いて健康になりましょう!ということは伝わります。

麓から続く道はまだまだ続いていて、地元の中国人らもさらに先へと歩み続けていたので、もう少し先まで歩いてみますか。



天気はイマイチでしたけども、この道路は一般車通行禁止らしく、危険な中国的自動車が一切走っていなかったのは良かったです。

旭日広場という広場が見えてきたのでお立寄り(なんか日本っぽい名前)。

少し海に突き出た崖っぷちが展望台になっていたので、そこから海を眺めてみると・・・



調べてみると棒槌岛(読み方は不明)という離島で、夏場だと島周辺やその対岸の砂浜で海水浴やらキャンプが楽しめるリゾート地だそうです。もう少し天気が良ければ眺めも良さそう。

これ以上先に進んだら戻るのがめんどくさくなりそうだったので、回れ右して戻ることに。

帰り道に出会った猫。



日本のイエネコと一緒ですね。そりゃそうか。



リスもいました。日本のエゾリスぐらいのサイズがあったので、けっこう大きめ。

・・・

いったん地下鉄の駅まで戻って地下鉄に乗り、今度は中山広場駅で下車。



この中山広場駅、文字通りに中山広場の真下に駅があるので広場直結です。いろんな意味で横切るのが大変な中華人民共和国の大通りを横断することなく広場にたどり着けるのは助かりますね(笑)



この広場を囲むように建っている古めかしい建物は、そのほとんどが日本人が戦前に建築したもので、いまでも現役に使われているとか。もちろん現在使用しているのは中国の企業。



新旧ごちゃまぜになった統一感のない街並み。いろいろ歴史を感じさせられます。

この後は労働公園やら勝利広場の地下街などを適当に見て回った後、ホテルに戻って一日を終えました。いやぁ、良く歩いたわ。

といったところで続きます。次回は、グルメ編をお伝えしましょう。

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