先日、ヤボ用で国道31号線を呉から広島方面へ車で走っていたとき、その途中にあるベイサイドビーチ坂という海岸に、アウトドアショップのモンベルの店舗が新しく開業したのを発見したので、改めて行ってみることにしました。
ベイサイドビーチ坂は、JR呉線の水尻駅の目の前にあるため電車でのアクセスも容易ですが、そこはいつものように自転車というかdoveplusで向かってみます。天気も良いですし。
自宅からdoveplusに乗って、普段の通勤ルートで広島駅へ向かいます。
桜は先週が満開だったようで、すでに半分葉桜になっていました。
広電の皆実線(5号線)に沿って宇品方面へと向かい、比治山下電停の先で比治山を突っ切るトンネルをくぐって行きます。
そういえば、長らく休業していた広島現代美術館が営業再開したらしく、ここは日を改めて訪問しておきたいですね。土日に雨でも降った日なんかにでも行ってみましょうか(前回は雪の日に行った)。
国道2号線を東へと進んで行くと黄金橋というちょっとした大きめの橋が見えてくるので、こちらを渡ります。
対岸に見えるのはマツダの工場であり、国道2号線は工場内を貫通しています。まあ、自動車工場の上を通過するからといっても、組み立て中の自動車を眺めることができるとか、新車のテスト走行が見えるとか、そういうものは無いのですが。
小さい峠を越え、もうひとつの大きな川を渡り、少し行けば海田町(Kaita-city)に入ります。
海田町を含め、この辺は広島市に合併しなかった町と合併した町が入り乱れていて、飛び地になっている地域や、逆に広島市に完全に囲まれている別の自治体があったり(南アフリカに対するレソトみたいな)と地図的には面白いところなのですが、面白いかどうかは人それぞれかもしれません。
交通量多めな国道2号線を迂回しつつ走って行くと、最終目的地の坂町へ到達します。
「○○坂」みたいな地名は日本全国に数あれど、ストレートに「坂」という漢字一文字の地名を使っている町はここだけなのでは。なお、国道を行き来する分には全く坂などありません。
呉線に沿って呉方面へ向かっていきます。
海とともに見えてきたのが、ベイサイドビーチ坂。
そういえばここ、明るい時間に来たのは初めてかもしれません(昔、夜釣りで一度来たことある)。
そしてモンベルです。まだ開業してから一週間くらいしかたっていないとのこと。
早速店内に入って坂店オリジナグッズの他、新たなキャンプギアや登山道具などを物色しつつ、しばらく店内で休憩し、ついでに砂浜にも出てみました。
それにしても良い天気です。
ちなみにモンベルの新店舗はこんな感じに砂浜に面していて、見た感じはアウトドアショップというよりも海の家みたいな、そんな場所に造られています。店内から見る瀬戸内海の眺めもなかなか良いですね。津波が来たら大変なことになりそうではありますが、太平洋や日本海とは違うので大丈夫だと思います。たぶん。
さて、この時点で13時半。天気も良いので、そのまま呉まで行ってしまおうかと一瞬思いつつも、あまりの風の強さに断念して素直に引き返すことにしました。まあ、この広島市と呉市を結ぶ国道31号線は二桁国道だけあって交通量も多く、積極的にdoveplusで走りたいとは思えない道路でもあるので、仮に気候的なコンディションが抜群に良かったとしても引き返していたと思います。
今来た道を坂駅まで戻って、駅前にあるスーパー銭湯型の温泉、スパシーレに突撃します。
ある程度チャリで走っていい汗かいたところで温泉&サウナ行くのが今回の裏目的でもあったのですね。自宅からほどよく離れていて、かつ、駅前にある温泉施設なので、軽く輪行サイクリングするのにちょうど良いのです(広島市近辺で鉄道駅の駅前に温泉がある場所は、ここと呉駅ぐらいで、他はほとんど無いと思う)。
スパシーレに2時間近く滞在してひたすら温泉とサウナに入りまくった後は、目の前の坂駅へ。
広島行きの電車が発車間際なので次の電車で帰りましょう。坂駅を発着する呉線の本数は単線のJRにしてはかなり多く、電車のダイヤを気にせず温泉に入っていられるのも、スパシーレのポイントを高めています。
電車をあえて1本逃したのは、ビールが飲みたかったというのもあるのです(温泉施設内の飲食店は昼休憩中だった)。
呉線の呉~広島間は車両が短いのに乗客が多く、途中駅からの乗降も多いので、電車が出発した直後の誰もいないホームを狙っていたというのもあります笑
その後、ビールを飲み終えたと同時に滑り込んできた後続の快速安芸路ライナーに乗って帰宅しました。